不定愁訴でお悩みですか?
原因が分からないととても不安ですよね。
その不定愁訴の原因は、
もしかしたら歯並びや噛み合わせが原因かもしれません。
この記事では、
ぼく自身が噛み合わせやあごのズレなどが原因で、
不定愁訴になった経験から、
不定愁訴や体調不良の改善に、歯列矯正が有効かどうかを、
詳しく解説していきます。
この記事の筆者はケンといいます。
ぼく自身、
長い間、不定愁訴や体調不良に悩まされてきました。
2018年の4月から歯列矯正を始め、
経過は順調で、とても健康的に過ごしています。
長い間、
不定愁訴の原因が何かよくわからなかったのですが、
歯列矯正前の検査によって、
噛み合わせやあごの位置のズレが、
体調不良に大きく関係していることが分かりました。
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歯列矯正で不定愁訴を改善|体調不良の原因は歯並び・噛み合わせのズレでした
不定愁訴や体調不良の改善に、
歯列矯正は有効かどうか?
結論から言うと、有効だと感じています。
なぜなら、
ぼくの不定愁訴の原因は、
歯並びや噛み合わせのズレにあったからです。
歯列矯正で、
歯並びや噛み合わせを正すことは、
不定愁訴の改善につながると言えるでしょう。
● 参考記事
ぼくが不定愁訴を自覚したのは今から10年以上前、
2001年ごろのことでした。
不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、
「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。 患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。Wikipedia
とあるように、
原因不明の体調不良のことです。
ぼくにも以下のような症状が現れ始めました。
・なんとなく気分が重い
・外出先から仕事場に戻るのが辛い
・人と会うのが苦痛に感じる
・胸が締めつけられるような感じ
・やる気が起こらない
・眠りが浅い
などなどなどなど・・・。
最初は、
疲れてるのかな?
くらいに思っていましたが、
1ヶ月くらいしてもひどくなる一方なので、
心療内科に通い始めました。
行くたびに処方される薬が増えていきました。
最終的には仕事できなくなってしまって、
退職。
2年間の療養後、なんとか社会復帰しましたが、
ずっと医者に通い、薬を飲み続け、
体調不良は続いていました。
いろいろな方法を試した結果、
8年〜10年くらいかかって、
不定愁訴は徐々に改善していきました。
2012、13年ごろには、
不定愁訴からは完全に脱することができましたが、
なぜ不定愁訴に陥ったのかは、
よく分からないままでした。
※体調不良を改善するために、どんなことを試したのかは、後述します。
歯列矯正の検査で、不定愁訴の原因が判明!
結論から言うと、
あごの位置が、奥に数ミリ下がってしまっていた
ことが、
不定愁訴の原因だったようです。
それは、歯列矯正前の検査で分かりました。
ぼくは2018年4月から、
歯列矯正を始めました。
● 参考記事
その準備として、
以下のような検査を行いました。
・顔写真の撮影
・口の中の撮影
・歯型の採取
・アイテロという機械で歯列を3Dスキャン
・キャディアックスという機械であごの動きを検査
・噛み合わせの歯型を採取
・レントゲン撮影
● 参考記事
検査の結果、
歯並びや噛み合わせ
さらには、あごの位置までズレていた
ことが分かりました。
この時は、不定愁訴は改善していましたが、
原因がわかったことで、
さらにスッキリした気持ちになりました。
不定愁訴のきっかけは、セラミック矯正
不定愁訴のきっかけは、
ひとつ思い当たることがあります。
今から10年以上前、
2001年ごろのことですが、
歯並びを部分的にキレイにしたことがありました。
今でいう、
セラミック矯正やクイック矯正と、
呼ばれるようなものです。
どうもそれが、
不定愁訴の直接の原因になっていたようです。
● 参考記事
具体的にどのように歯並びを直したかというと、
前歯3本を抜いたり削ったりして、
そこにブリッジと呼ばれる差し歯を、
カポッとはめました。
上の写真の指差しているところです。
前歯3本が他の歯と色が少し違うのは、
歯列矯正をするにあたって、
一旦義歯を外して、仮歯にしたためです。
● 参考記事
また、
上の前歯を差し歯にしたのに伴い、
下の犬歯の先端も削りました。
上の歯並びだけが変わったために、
下の歯とぶつかるようになってしまったためです。
これも良くなかったようです・・
犬歯には、
下あごの位置を安定させる役割があるらしいのですが、
その機能がなくなってしまったわけです。
結果、下あごが、
数ミリ奥に下がってしまい、
首の神経を圧迫し、
脳神経への影響につながったようでした。
● 参考記事
短期間で、費用も安く、
見た目の歯並びはキレイになりました。
ですが、
一部分だけ歯並びが変わってしまったために、
噛み合わせや下あごの位置がズレてしまった、
というわけです。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴や体調はどう変わったか
歯列矯正を始めた2018年の時点では、
不定愁訴は、ほぼ完全に回復をしていましたが、
細かな体調不良はまだまだありました。
歯列矯正をすることで、
それらの体調にも大きな変化がありました。
ぼくが感じている、歯列矯正による体調の変化は、
以下のような感じです。
歯列矯正で不定愁訴が改善① 噛み合わせの安定による精神的安定
噛み合わせが不完全なころは、
いつも落ち着きのなさを感じていました。
正しいあごの位置が分からないので、
常に噛み合わせを探しているような状態だったからです。
歯列矯正によって、
歯全体が噛み合わさるようになった今では、
あごの位置もピタリと安定して、
精神的な安心感を感じられるようになりました。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴が改善② ストレートネックの改善
左:歯列矯正前 右:歯列矯正1年経過
噛み合わせが変わり、あごの位置が本来の位置に戻りつつあることで、
ストレートネックが改善してきました。
そのため、
横顔のフェイスラインも、
自然な印象に変わりました。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴が改善③ 口や顔、姿勢の歪みの改善
噛み合わせやあごの位置が改善されてきたことで、
口元や顔の歪みが改善されました。
それらの歪みが緩和されてきたことで、
猫背や巻き肩、反り腰といった、
全身の姿勢も改善してきています。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴が改善④ 神経痛や関節痛などが減った
全身の姿勢が正しい位置に近づいてきたことで、
関節や神経の圧迫も減りました。
これまで頻繁に起こっていた、
肩関節の痛みや、坐骨神経痛などが、ほとんどなくなりました。
そのため、
運度をする際の身体や筋肉の動かし方や、
感じ方などにも、
大きな変化がありました。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴が改善⑤ 食べ物の咀嚼(そしゃく)がよりできるようになった
これまでは噛み合わせがほとんどない状態だったので、
食べ物を噛むことがうまくできていませんでした。
きちんと咀嚼ができるようになったことで、
消化や吸収を助け、内臓の疲労が軽減されてきているように感じます。
食べ過ぎることもなくなりました。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴が改善⑥ 睡眠時の歯の噛みしめ、体の緊張が少なくなった
不定愁訴から抜けた後も、
朝起きた時に歯の噛み締めや、全身が硬直がまだありました。
そのため、熟睡できることがほとんどありませんでした。
歯列矯正によって噛み合わせやあごの位置が改善されてからは、
そうした睡眠時の緊張がかなり少なくなり、ぐっすり眠れるようになりました。
などなど。
歯列矯正による体調の変化は、
歯並びがキレイになる以外にも、
たくさんありました。
● 参考記事
不定愁訴でお悩みなら、歯列矯正をしなくても「検査」はおすすめです
以上のように、
ぼくは、不定愁訴の原因が、
歯列矯正の検査によって判明しました。
ですから、
もし原因不明の体調不良でお悩みの方は、
一度、
そうした検査を受けられてみるのも良いかと思います。
実際に歯列矯正を受けなくても、
検査だけでも受けられる歯科医院は多いと思います。
無料相談や無料カウンセリングを利用するのも、
良いのではないでしょうか。
● 参考記事
その際にひとつだけ、気をつけて欲しい点があります。
それは、
信頼できる歯医者さんを選ぶということです。
なぜなら、
歯列矯正によって、
逆に噛み合わせやあごの位置が、
よくない方向へずれてしまうこともあるからです。
ぼくが部分的に歯並びを治した時、
歯医者さんからは、
・3週間くらいで完了する
・1本7万円。3本合計21万円
・歯の色を元々の歯の色と合わせられる
といった、
見た目や、短期間、安い、
といった説明しか受けませんでした。
実際に、
それをやろうと決めたのはぼく自身ですから、
その歯医者さんを憎んだり、
悪く思ったりはしていません。
ですが、
自分の身体は自分で守る必要があります。
自分の目と耳と直感で、
信頼できる歯医者さんを選ぶということが、
とても重要だと、今は痛感しています。
● 参考記事
不定愁訴の改善|歯列矯正以外にもできること
以上のように、
歯列矯正は、
不定愁訴の改善にとても有効な手段だと感じています。
そして、
歯列矯正以外にも、
不定愁訴や体調不良を改善する手段は、
あります。
ぼく自身、長い長い不定愁訴から抜けるまでに、
さまざまなことを試しました。
ぼくが試して、効果があったな!
と思うことを紹介いたします。
歯列矯正以外の不定愁訴の改善方法① 瞑想・ヨガ
不定愁訴まっただ中のころ、
瞑想とヨガの練習を始めました。
近くにスタジオがあったので、たまたま体験に行ったのがきっかけです。
やってみたらとても気持ちが良かったんです。
それで、週に1回くらい通いはじめ、
今では毎日、練習をするようになりました。
ヨガのポーズの練習は、運動としてはハードなものではないですし、
瞑想は、自分に向き合う時間が作れます。
心身を整える方法としてすごくおすすめです。
現在は、
東京都内を中心に各地で指導もしています。
おひとりおひとりの体調などを考慮しながら、
丁寧に指導いたしますので、
ご都合がつけば、ぜひご参加ください。
自宅で瞑想してみたいな、という方は、
下の記事にやり方をまとめてありますので、
参考にしてみてください。
● 参考記事
● ヨガ・瞑想のオススメの本
歯列矯正以外の不定愁訴の改善方法② 食生活の見直し
食生活も、
不定愁訴や体調にとても関係があります。
体調不良で悩んでいたころは、
コンビニの食べ物やファストフードばかり食べていました。
これではいけないと思い、
自炊をしたり、
なるべく人工的な食品を口にしないようにすることで、
体調が良くなっていったように感じます。
添加物や人工甘味料、白砂糖や小麦製品は、
神経系や、腸の吸収機能に影響があると言われています。
● 食に関しての記事はこちらにまとめています
歯列矯正以外の不定愁訴の改善方法③ やりたいことをする
不定愁訴に悩まされていた時、
原因はストレスなんじゃないか、
と考えてもいました。
体調不良で2年間の療養。
その後どうにか、
社会復帰をしたのですが、
仕事はとても苦痛でした。
それでも頑張って何年か働いていたのですが、
これでは自分も苦しいし、周りにも迷惑をかけてしまうと思って、
思い切ってその仕事を辞めました。
その後のアテは何もなかったのですが、
意外と不安は少なく、
気持ちがとても軽くなったのを覚えています。
瞑想の練習も始めていたので、
その効果もあったのかもしれません。
● 参考記事
といったように、
原因不明の不定愁訴から抜けようと、
いろいろなことを試してきました。
どれかひとつが効果があった、
というわけでもなく、
いろいろなものの積み重ねが、
少しずつ改善につながっていったようにも思います。
● 参考記事
歯列矯正も、
そのうちの一つだったのかもしれません。
大人になってからだし、
もう遅いのかなとも少し思っていましたが、
やって良かったと思っています。
● 参考記事
歯列矯正で不定愁訴を改善|体調不良の原因は歯並び・噛み合わせのズレでした まとめ
最後にもう一度、まとめてみますね。
歯列矯正は不定愁訴の改善に有効
歯並びを部分的に治したのが、不定愁訴の大きな原因
・歯列矯正の検査で、不定愁訴の原因が判明
不定愁訴に至った経緯
・噛み合わせのズレ→あごの位置のズレ→首が前に出る→首の神経を圧迫→脳に影響
不定愁訴の改善 矯正以外に有効だったこと
・ヨガ、瞑想
・食生活の見直し
・やりたいことをする
以上、
歯列矯正で不定愁訴を改善|体調不良の原因は歯並び・噛み合わせのズレでした
というテーマで解説をしました。
不定愁訴にも、
原因は何かしらあるはずです。
その一つとして、
歯並びや噛み合わせのズレが十分に考えられるので、
歯列矯正は、
不定愁訴の改善にとても有効な手段だと思います。
健康に楽しい毎日が過ごせるよう、
お祈りしています!
● 歯列矯正してみようかなと思っている方
● 歯列矯正中だけど、不調を感じている方