最新記事 by ケン (全て見る)
- 外れた矯正装置を付け直した時の様子|付け替えは痛い? - 2021年3月22日
- 歯列矯正用カラーゴムの付け方【痛み&色選び】画像と動画で詳しく解説 - 2021年3月15日
- 顎の歪みの原因は〇〇でした|歯科矯正して分かった3つの改善方法 - 2021年3月2日
歯列矯正したいけど、矯正歯科の選び方が分からない…
矯正は、歯医者さん選びが大事って聞いたけど、どうやって決めたらいいの?
そんな悩みにお答えします。
筆者のケンは、
現在矯正治療中です。
上下とも表側のワイヤー矯正で、
2018年4月に装置とワイヤーをつけました。
歯を抜かない、非抜歯矯正です。
追記:2年3ヶ月で、矯正終了(ブラケットオフ)しました。
その時の様子は、こちらに書きました↓
ぼくは今から10年以上前に、クイック矯正をしたんですが、
その後、体調を崩して大変な思いをしました。
その反省から、
現在は、信頼できる歯医者さんのもとで、
非抜歯矯正をしてもらい、経過もとても順調です。
そうした経験から、今回は、
失敗しない矯正歯科の選び方を、
詳しく解説いたします。
目次
矯正歯科の選び方
結論から言うと、
ぼくが考える「矯正歯科選びの鉄則」は、以下の通りです。
② 安さを強調していない
③ 安易に抜歯しようとしない
④ デメリットもきちんと説明してくれる
⑤ 自分と価値観、方向性が合っている
ぼくが現在、治療をしてもらっている、
銀座みゆき通りデンタルクリニックは、上の全てを満たしています。
以下、順番に説明していきます。
早さを売りにしていない
こんな広告を、
目にしたことはありませんか?
こうした謳い文句に、ぼくはすごく違和感を感じます。
なぜなら、
歯が動くということは、
本来は、とても時間がかかることだからです。
例えば、
たった1日で急に背が伸びたり、
英語が話せるようになるでしょうか?
なったら不自然ですよね。
それと同じです。
ぼくはかつて、歯を抜いたり削ったりして、
手っ取り早く歯並びをキレイにしたことがあります。
その結果、
噛み合わせやあごの位置がおかしくなって、
その後10年間、体調不良で大変な思いをしました。
その時のことは、こちらに詳しく書きました↓
歯は、一度削ったり抜いてしまったら、
絶対に元には戻りません。
あんなツラい思いは、もう誰にもして欲しくないです。
ぜひ、自分の体を大切にしてください。
安さを強調していない
矯正歯科を選ぶ際に、安さを最重視していませんか?
もちろん、治療内容や、大人か子供かなどによって、
金額の違いはあると思いますが、
あまりに安すぎる場合は、注意した方がいいです。
なぜなら、金額と品質は、
多くの場合、釣り合いが取れているものだからです。
飲食店で例えてみましょう。
きちんとした食材を使って、丁寧に調理をされた料理は、
それだけ原価や人件費などがかかるので、
当然、料金も高くなります。
一方で、
ファストフードのお店などでは、
とても安い値段で、食べ物が食べられますが、
それはなぜかというと、
安い食材や添加物を使ったり、アルバイトが調理するなどして、
コストを抑えているからです。
矯正に関しても、同じだと思いませんか?
ぼくはかつて、歯列矯正はお金がかかるからと、
もっと安い方法で、歯並びを治しましたが、
それが原因で、体調を崩して仕事ができなくなったり、
10年くらい病院通いが続きました。
安い選択をしたつもりが、
結果的に、とても高い買い物になってしまいました。
安易に抜歯しようとしない
歯列矯正=必ず抜歯をしなければいけない
と思っていませんか?
たしかに、歯を抜いた方が、
すぐにすき間が作れ、矯正の期間が短くなるなど、
利点もあるようです。
ですが、一度抜いてしまった歯は、
2度と生えてきません。
本来であれば、
32本全て歯が生えていても、キレイに生え揃うはずです。
歯並びがガタガタになってしまうのは、
あごの幅や奥行きが狭いなど、何かしら理由があるということ。
その理由をそのままにして、
歯だけキレイに並べてしまったら、また後で、
歪みが生じると思います。
ぼくは、非抜歯矯正で治療をしていますが、
予定期間は、約2年です。
追記:2020年7月、2年3ヶ月でブラケットオフしました↓
もちろん、抜歯をした方が適していたり、
どうしても必要な場合もあると思います。
なぜ、この歯を抜く必要があるのか?
抜かない方法はないのか?
といったことを、
歯医者さんとよく、相談されるといいと思います。
デメリットもきちんと説明してくれる
矯正歯科を選ぶ際には、
メリットや良い点だけでなく、リスクやデメリットも、
きちんと確認しておくことをおすすめします。
ぼくはかつて、
よい面しか見ずに、失敗をしてしまいました…
クイック矯正をしたことがあると、先ほど書きましたが、
ワイヤー矯正より安い!
数週間で終わる!
装置をつけなくていい!
といったよい面だけに、その時は心を奪われ、
歯を抜いたり削ったりすることで
健康にどんな影響があるのか?
ということは、まったく気にしていませんでした。
ですが、
よほどの専門知識がなければ、
患者がそこまで気にすることってできないですよね。
だからこそ、
デメリットやマイナス点も、
きちんと説明してくれる歯医者さんの存在が、
とても大切だと思います。
自分と価値観、方向性が合っている
価値観や方向性が、自分と合っている矯正歯科を選ぶのは、
とても重要です。
なぜかというと、
歯列矯正は、2年3年という長い付き合いになるので、
価値観の相違は、
けっこう大きなポイントとなるからです。
例えば自分は、
なるべく自分の歯を残したい
と考えているのに、
歯医者さんは、
早く安く矯正を終わらせた方がよい
と考えていたら、
望む治療は受けられませんよね。
どういった矯正方法が、良いか悪いかは、
人それぞれ、違って当然です。
だからこそ、
自分がこうしたいという希望や目的を明確に持って、
それが叶う矯正歯科を選ぶことが、大切です。
ぼくの場合は、
もう2度と健康な歯を抜きたくなかったので、
非抜歯矯正を選択しました。
矯正歯科選びの具体的な方法
矯正歯科の選び方のポイントは分かったけど、
実際に、どうやって探せばいいの?
まずはネットで情報収集
まずはGoogle検索やSNSなどを使って、
歯列矯正についての情報を、集めることをおすすめします。
さまざまな治療法や考え方に触れることで、
選択の幅が広がるからです。
ただし、ネットの情報は、鵜呑みにしない方がいいです。
全く正反対の情報もありますし、
損得で決めようとして、
判断がつかなくなることもあります。
なんかイイな
なんとなくイヤな感じがするな
といった直感が、意外と正しかったりもするものです。
ぼくのYouTubeチャンネルでは、
歯列矯正の様子を、すべて動画に撮って記録しています。
参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
無料相談や無料カウンセリングを利用する
無料相談や無料カウンセリングで、
歯医者さんと直接、話をするのもいいと思います。
ですが、
無料カウンセリングは、
かかる費用や期間までは、分からないと思います。
なぜなら、レントゲンなどの検査をしないことには、
どんな治療が必要なのか、決められないからだそうです。
無料相談はあくまでも、
歯医者さんの考えや雰囲気を知る、くらいに、
割り切っておいた方がいいと思います。
無料カウンセリング時の注意点などは、こちらにまとめました↓
また、現在歯列矯正中だけど、
このままでいいのかな?なんか違うな?
と感じた場合などは、
他の歯医者さんに行って、どんどん相談するべきだと思います。
いわゆる、セカンドオピニオンというやつです。
歯医者さんによって、
やり方、考え方は、本当にさまざまなので、
これしかない、と思わない方がいいです。
歯列矯正のセカンドオピニオンについては、
こちらに書きました↓
【重要】矯正歯科の選び方「5つの鉄則」早い安いには要注意 まとめ
以上、
【重要】矯正歯科の選び方「5つの鉄則」早い安いには要注意
というテーマで解説をしました。
矯正歯科選びの中で、
ぼくは特に「歯を抜かない」ということにこだわりました。
その理由については、こちらの動画で詳しくお話ししましたので、
よかったら参考にしてみてください。
参考になればうれしいです。