大人の歯列矯正の2大リスク、事前の準備で回避できます

【大人の歯列矯正】2つのリスクと回避法|リスクは減らせます【体験談】大人の歯列矯正
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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大人になってから歯列矯正を始めたいけど、リスクが怖い…
歯列矯正は、大人になってからだと、どんなリスクがあるの?

こんな不安や疑問にお答えします。

筆者のケンは、
40代で歯列矯正を始めました。

上下とも表側のワイヤー矯正で、
2018年4月に装置をつけました。

今回は、
ぼくが大人になってから歯列矯正を始めて、
リスクだと感じたことを、詳しくご紹介します。

大人の歯列矯正の2大リスク、事前の準備で回避できます

大人になってからの歯列矯正で、
ぼくがリスクだなと感じたのは、次の2つです。

① 歯列矯正以外の処置により、期間が長引くリスク
② 完全な噛み合わせに戻らないリスク

具体的にどんなリスクなのか、順番に説明していきます。

リスク① 歯列矯正以外の処置により、期間が長引くリスク

大人の歯列矯正のリスクの1つ目は、

歯列矯正以外の処置が必要になり、期間が長引くリスク

がある、ということ。

ぼくの場合は、以下のような処置を行いました↓

差し歯を、仮歯に交換

ぼくは30歳くらいの時に、前歯を、3つつながった差し歯にしました。

歯列矯正をする際に、
3本つながったままだと歯が動かせませないので、
歯列矯正を始める前に、一旦差し歯を外し、仮歯にする必要がありました。

この時点ですでに、
すぐに歯列矯正が始められず、その分、期間が長くなっていると言えます。

そして、歯列矯正終了後には、
仮歯を差し歯に戻す作業も必要なわけです。

差し歯があると、
歯列矯正の前と後に、余分な時間がかかってしまうというリスクがあります。

金属の被せ物を、プラスチックに交換

下の奥歯(写真右奥)にはクラウン(銀歯で歯を覆う被せ物)がありました。

歯列矯正の装置は銀歯にはつかないので、
プラスチック製の仮歯に、交換する必要がありました。

これも、まる1日、時間をとって処置を行いました。

そして差し歯と同じく、歯列矯正終了後には、
クラウンに戻す作業が必要となります。

虫歯

大人の歯列矯正には、虫歯というリスクもあります。

ぼくは、
歯列矯正中に、虫歯が見つかったことが1度ありました。

幸い軽度なものだったので、
歯列矯正自体を中断するというリスクは回避できました。

ですが、大きな虫歯の場合は、
一旦装置を外して処置をする必要があるので、
治療期間が延びてしまう、というリスクもあるようです。

歯列矯正中の虫歯治療はどうやるのかは、
こちらに詳しく書きました↓

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リスク② 完全な噛み合わせには戻らないリスク

大人になってからの歯列矯正、2つ目のリスクは、

完全な噛み合わせには戻らないリスク

がある、ということ。

大人になるほど、生まれ持っての歯の状況から、
大きく変化している可能性があるからです。

これも、ぼくの場合はどうだったか、説明します。

歯の本数や奥行きが、左右で違う

完全な噛み合わせに戻らないリスクの要因として、
歯の本数や奥行きが、左右で違うことがあげられます。

例えば、ぼくの歯はこのように、
左右で、歯の本数や奥行きが全然違うんです。

なぜかと言うと、
下の右側の途中の歯が、内側に生えてしまっていたので、
10年以上前に抜いてしまっているからです。

また、親知らずは3本を抜歯し、
今は、右下1本だけが残っています。

歯の形が、変わってしまっている

本来の噛み合わせに戻らないリスクの要因として、
歯の形が変わってしまっていることも挙げられます。

たとえば、上の画像のように、
ぼくの犬歯は、先端を大きく削ってしまっています。

先ほどお話しした、
上の前歯3本を差し歯にした時に、
下の歯が当たるからという理由で、削ってしまったんです。

その時の話は、こちらに詳しく書きました↓

このように、大人になってからの歯列矯正は、
歯並びやかみ合わせ、歯の形状が、大きく変わってしまっている場合があるので、
さまざまな要因を、考慮しなくてはならないようなのです。

歯列矯正をスムーズに進めるためにも、
持って生まれた身体は、ぜひ大事にしてください。

リスク回避法

大人になってからの歯列矯正にはリスクがある
というお話をしましたが、

そんなにリスクがあるんだったら、歯列矯正、諦めようかな…
と思ってしまうかもしれませんね。

ですが、リスクというのは、
きちんと準備をすれば、避けたり減らしたりすることができます。

では、大人になってから歯列矯正をする際、
具体的にどう準備をすればいいかというと、

信頼できる歯医者さんを探す

ことに尽きると思います。

歯列矯正が上手くいくかどうかは、
歯列矯正前に歯医者さんが立てる「治療方針」で決まる、とさえ言われていますし、
歯医者さんとは、2年3年という長い付き合いにもなるからです。

リスクを避けるための歯医者さん選びのポイントは、
こちらに詳しくまとめたので、よかったら参考にしてみてください↓

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大人の歯列矯正の2大リスク、事前の準備で回避できます まとめ

以上、
大人の歯列矯正の2大リスク、事前の準備で回避できます
というテーマで解説をしました。

きちんとリスク回避すれば、
やってよかったなと、きっと思えるはずです。

ぼくの体験談を、こちらに書きました↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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