セラミック矯正がやばいと言われる理由。経験者が詳しく解説

歯列矯正の経過・変化
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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セラミック矯正は「やばい」ってよく聞くけど、本当?
なぜセラミック矯正がやばいと言われているのか、知りたい

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者は、2001年ごろに前歯3本だけを抜いたり削ったりして、キレイに揃えたことがあります。

いわゆるセラミック矯正というやつです。(当時はセラミック矯正という言葉はまだありませんでした)

ところがその結果、かなり大変なことになってしまったんです…

そこで今回は、セラミック矯正がやばいと言われる理由。経験者が詳しく解説と題して、筆者の体験をご紹介したいと思います。

セラミック矯正がやばいと言われる理由。経験者が詳しく解説

セラミック矯正は「やばい」とよく言われていますが、筆者も強くそう感じています。

私は子供のころから歯並びが悪く、常々なんとかしたいなと思っていました。

ですが歯列矯正は費用と時間がかかるので、気になる部分だけをキレイにしてもらったんです。

健康な歯を抜いたり削ったりする、現在、セラミック矯正と呼ばれている手法です。

結果、見た目はキレイになりました。

ですが、一部分だけ歯並びが変わってしまったことで、噛み合わせがおかしくなってしまい、それにともなうさまざまな症状も連鎖的に起こってしまったんです。

セラミック矯正をした結果…

セラミック矯正がやばいと言われている理由はさまざまだと思いますが、筆者の場合は次のようなことがありました。

①下顎への影響
②姿勢が歪む
③不定愁訴

それぞれどういったことなのか、順番に説明いたします。

①下顎への影響

セラミック矯正が「やばい」と言われる理由の1つ目は、下顎への影響です。

筆者の場合は、セラミック矯正で歯並びを部分的に変えたことで、どうやら下顎の位置が、本来より2、3mm奥に入ってしまったようでした。

具体的に言うと、セラミック矯正をした上の前歯が、下の歯とぶつかってしまったので、下の歯の先端を削ってぶつからないようにしたんです。

ですがそれによって、顎の位置を固定する役割が失われてしまい、下顎がズルズルと奥に下がっていってしまったようなんです。

正しい噛み合わせは、顎を適切な場所にキープする機能を果たしていることを、身をもって感じました。

②姿勢が歪む

セラミック矯正が「やばい」と言われている理由の2つ目は、姿勢が歪むということです。

①で下顎が奥にズレたと書きましたが、その結果、のど元や首元は圧迫されます。

できるだけ負担を減らそうと、無意識に首を前に出す姿勢となり、いわゆるストレートネックになっていったようです。

さらに、重い頭が前に出てくると、バランスをとるために、背中が丸まったり腰が反ったりしてきます。

全身の姿勢の歪みは、噛み合わせや顎の位置も大きく影響しているようです。

③不定愁訴

セラミック矯正が「やばい」と言われる理由の3つ目は、不定愁訴です。

筆者はセラミック矯正を行った後から体調を崩し、その後約10年間、不定愁訴に悩まされました。

首が前に出たり、背中が丸まったりすると、背骨の中を通る神経も圧迫されてしまいます。

背骨にはたくさんの神経が集まっているので、いろいろな不調や痛みなどに直結しがちです。

私の場合は、それが精神的な面に出たのだと思います。

セラミック矯正をした後から、次第に身体のだるさや気分の重さを感じるようになり、最終的には仕事ができなくなってしまいました。

今ではこうして話せていますが、本当に大変な10年間でした。

矯正するなら、セラミック矯正以外の方法で

ここまで、セラミック矯正が「やばい」と言われている理由について、筆者が実際に感じたことを3つご紹介しました。

なので、どうしても歯並びや噛み合わせを治したいという場合は、セラミック矯正以外の方法を選ぶことをおすすめします。

筆者が特に推奨したいのは、ワイヤー矯正です。

2〜3年程度の年月はかかりますが、歯を細かく動かすには最適の方法だと、筆者が実際に実感したからです。

マウスピース矯正は?

セラミック矯正以外の方法だったら、マウスピース矯正でもいいんじゃない?と思われるかもしれません。

確かにマウスピース矯正は、向いている人には、とてもよい矯正方法だと思います。

ですがワイヤー矯正と比較すると、歯を動かす精度が完全ではないように感じるからです。

例えばマウスピースは歯に被せるものなので、歯を上に引き上げることはできないですよね。

ワイヤーなら、歯を上下に動かすことも可能です。

他にも、

・最初に全てのマウスピースを作るので、途中のアクシデントに対応できない
・顎の動きまでは考慮されていない
・着脱可能なので、サボってしまうと計画通りに進まない

といった点を、歯医者さんもしていきしていました。

などといった理由から、歯並びや噛み合わせを治すなら、ワイヤー矯正一択だと筆者は考えています。

矯正を検討する場合は、信頼できる歯医者さんに相談されることを強くおすすめします。

歯医者さんを選ぶ際のポイントは、こちらに詳しく書きました↓

無料相談やカウンセリングに関しては、こちらが参考になれば↓

セラミック矯正がやばいと言われる理由。経験者が詳しく解説 まとめ

以上、セラミック矯正がやばいと言われる理由。経験者が詳しく解説というテーマでお伝えしました。

セラミック矯正には、デメリットしかないと思っていいと思います。

詳しくはこちらをどうぞ↓

セラミック矯正を選んだ時点で、その選択自体が失敗です。

セラミック矯正を絶対にやってはいけない理由はこちら↓

仮にワイヤー矯正をする場合にも、早いや安いで選ばないことをおすすめします。

理由はこちら↓

セラミック矯正ではなくても、安易に歯は削らない方がいいですよ。

筆者の経験はこちら↓

セラミック矯正をした結果、不定愁訴になった時のことは、こちらに詳しく書きました↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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