顔の歪みは、歯列矯正では治らないって本当?
歯列矯正で顔の歪みが治った人っているの?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は、2018年の4月から歯列矯正を始めました。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
顔の歪み、気になりますよね。
実は筆者も、かなりの顔の歪みがあるんです。
そこで今回は、顔の歪みは歯列矯正では治らない?経験者が正直に告白と題して、筆者の体験を詳しくご紹介できればと思います。
顔の歪みは歯列矯正では治らない?経験者が正直に告白
顔の歪みは歯列矯正で治るのか、治らないのか?
結論から言うと、顔の歪みは少しずつ治ってきているといえます。
百聞は一見にしかずだと思うので、こちらをどうぞ↓
まずこれが、筆者が歯列矯正を始める直前に撮った写真です。
顔に左右差があるのが分かるでしょうか?
そしてこちらが、歯列矯正を始めて約1年経ったころ。
顔の左右差が少なくなっているように感じませんか?
そもそも、筆者の顔の歪みはどのようなものであったかというと、具体的には以下の通り↓
①顔の右側が伸び、左が縮んでいる
②横顔も左右で違う
③笑顔の時に顔が歪む
④そもそも歯が歪んでいる
こうして書き出してみると、かなりの顔の歪みだと自分でも驚きます。
それぞれどういった理由で顔が歪み、なぜ治ってきているのかなどを、詳しく解説いたします。
①顔の右側が伸び、左が縮んでいる
筆者の歯列矯正前の顔の歪みがどういったものだったのか、その1つ目は、顔の右側が伸び、左が縮んでいるというものでした。
もう一度、筆者の矯正前の写真を見てください。
具体的に言うと、顔の右側(画面では左)がタテに伸びていて、左側は縮んでいました。
目の位置や高さも、左右で全然違うのが分かるでしょうか。
これは、筆者の歯の高さが左右で異なることや、顎関節の変形などから起きていたようです。
歯列矯正が1年経過して、歯の高さの左右差が少なくなってきたことが、顔の歪みの改善にもつながっているのだと感じます。
ちなみに、筆者の顔の歪みの原因の一つであると考えられる顎関節の変形は、レントゲン検査で発覚しました。
その時のことを、こちらに詳しく書きました↓
②横顔も左右で違う
歯列矯正前の顔の歪みの2つ目は、横顔も左右で違っていました。
上の写真、左右で顔の歪み方が微妙に異なりますよね。
具体的には、顔の右側(画面左)の方が張りがあり、反対側は縮みやたるみが見られるように感じます。
一口に顔の歪みといっても、これだけの左右差がありました。
歯列矯正によって、歯並びの左右差が解消されてきていることで、顔の歪みも少なくなってきているように感じます。
③笑顔の時に顔が歪む
歯列矯正前にどんな顔の歪みがあったのかの3つ目は、笑顔の時に顔が歪むというもの。
上の写真を見ると、顔の左側(画面右)の縮みと、反対側のタテの伸びが、ますます顕著なのが分かるでしょうか。
笑顔を作る際は、表情筋と呼ばれるたくさんの顔の筋肉が働くので、顔の歪みがさらに強調されるのだと思います。
筆者は矯正治療の一環で、ゴムかけというものを行っています。
ワイヤー以外に、ゴムの力も使って歯を動かしているんです。
その輪ゴムはかなり強力なので、下顎を開け閉めするときに、まるで筋トレのような力がかかるんですよね。
そのため、咬筋をはじめとする表情筋が鍛えられて、顔の歪みの改善に繋がっているようにも感じています。
④そもそも歯が歪んでいる
歯列矯正前の顔の歪み4つ目は、そもそも歯が歪んでいることが挙げられます。
ご覧のように歯列矯正前は、歯並びや噛み合わせ自体がかなり歪んでいたことが分かります。
例えば、本来の噛み合わせというのは、前歯から奥歯まで同じ高さでフラットに噛み合うものだそうですが、筆者の場合は奥が迫り上がるような歯並びをしていました。
また歯全体が、中央に倒れるように生えているのも分かるでしょうか。
つまり顔の歪みというのは、顔の表面だけが歪んでいるのではなく、歯の歪みがかなり影響していることも、お分かりいただけるかと思います。
歯並びや噛み合わせが、歯列矯正によって本来あるべき状態に戻りつつあることで、顔の歪みにも変化が起きているのだと思います。
歯列矯正したけど顔の歪みが治らない…
ここまで、筆者の顔の歪みがどのようなもので、どう改善してきているのかをご紹介してきました。
ですが、歯列矯正をしたけど顔の歪みが治らなかったよ…という方もいるかと思います。
実際に筆者も、歯列矯正だけで完璧に治るかというと、そうとは言い切れないと思っています。
なぜなら顔の歪みというのは、歯だけが原因ではなく、顎関節や表情筋、体全身の姿勢、食べ物、日常生活のクセなど、さまざまな要素が関係していると考えられるからです。
筆者の場合は、歯列矯正によって噛み合わせは歯並びはかなり改善してきましたが、顎関節は変形したままですし、改善するにしてもかなり長い期間がかかるのが予想されます。
歯の矯正以外で顔の歪みを治す方法
そこで、歯列矯正以外に顔の歪みを改善する方法としては、以下のようなものが考えられます。
食事の時に、左右の歯でバランスよく噛む
頬杖をつかない
足を組んで座らない
虫歯やケガを放置しない
など、つまりは体の左右をバランスよく使うことに尽きると思います。
背骨や骨盤に歪みがある場合は、それらを改善することも有効でしょう。
顔の歪みは、顔だけで起きているわけではないからです。
顔の歪みは自然なこと
歯医者さん曰く、人間の顔は生まれた時はほぼ左右対称らしいのですが、年齢とともに徐々に歪みが生じてくるらしいんですよね。
なので、顔が歪むというのも、本来は自然なことなんだそうです。
ですがあまりにも歪みが大きい場合は、何か体に異変が起こっているかもしれないので、原因を探るなどして対処をした方がよいとのことでした。
その場合は、見た目だけなんとかしようとは絶対に考えない方がいいと、筆者は考えています。
筆者は、ガタガタだった前歯だけを、歯を抜いたり削ったりしてキレイにしてしまったことがあります。
ですがその結果、噛み合わせがズレてしまい、かなり長い間、体調不良が続いて大変だったからです。
なので歯列矯正をする場合でも、顔の歪みを治したい場合でも、見た目だけでなく、なぜそうなったのかをきちんと考慮してくれる歯医者さんや専門家を選ぶことをおすすめします。
信頼できる歯医者さんを探す方法は、筆者の経験がお役に立てば↓
顔の歪みは歯列矯正では治らない?経験者が正直に告白 まとめ
以上、顔の歪みは歯列矯正では治らない?経験者が正直に告白というテーマで解説をしました。
顔の歪みで悩んでいる方、もしかしたら歯を片側だけ抜いていないですか?
実は筆者もそうなのです。筆者の体験が参考になれば↓
歯列矯正を始めて、顔、特にフェイスラインがどう変化してきたかを、こちらに詳しくまとめました↓
出歯で悩んでいる人は、こちらの記事が参考になれば↓
筆者の顔の歪みを歯医者さんに診断してもらった時の様子は、こちらの動画でご覧いただけます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。