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ブラケットオフ経験者の感想が聞きたい
歯列矯正を始めたばかりなんだけど、ブラケットオフってどうなの?
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2018年4月から歯列矯正をスタート。
2020年7月、ついに2年3ヶ月つけ続けていた、
ワイヤーと装置をはずし、
いわゆるブラケットオフをしました。
初めてワイヤーをつけた時の様子↓

歯列矯正をはじめた時は、
ブラケットオフ後のことなんて、想像もつきませんでしたが、
いざ装置が外れてみると、
意外なことや思いもしなかったことが、たくさんありました。
そこで今回は、
ブラケットオフ直後の感想や感じた違和感などについて、
詳しくご紹介したいと思います。
ブラケットオフの当日の流れや、痛みについては、
別の記事に詳しくまとめたので、合わせてどうぞ。


ブラケットオフ直後の感想「違和感と開放感がスゴイ」
以下が、ブラケットオフ直後に感じた、
ぼくの感想です。
②痛いより怖い
③舌で触るとツルツル!
④キレイになった歯並びを、写真で実感
⑤外したワイヤーを見て、ブラケットオフを実感
⑥歯磨きが、とても楽
⑦食事はむしろ、しづらくなった
それぞれ、くわしく順番に、
説明しますね。
感想① 肉体的より精神的な開放感
ブラケットオフ直後の、率直な感想は、
「わー、締め付けがなくなった!」
という、肉体的・物理的な開放感でした。
ですがこの感覚は、
それほど長くは、続きませんでした。
なぜなら、ブラケットオフ直後から、
リテーナーという保定装置を、つけ続ける必要があるからです。
取り外しができる装置ですが、
つけるのは、1日中。
それを2年間、続けるそうです。
つまり、装置とワイヤーを外した今も、
口の中の異物感や締め付けは、
以前とあまり変わっていないんです。
ブラケットオフは、物理的な開放感というよりも、
「矯正が終わったー!」という、
気持ちの面での達成感が大きいなあ、と感じました。
リテーナーってナニ?という方は、こちらに詳しく書いたので、
参考にしてみてください↓

感想② 終わっちゃうんだ…という、寂しい気持ち
ブラケットオフは、開放感と同時に、
ああ、もう終わっちゃうのか…
という、ちょっと寂しい気持ちがありました。
今まで、2年3ヶ月間続けていたものが、
いざ終わるとなると、
ポッカリ穴が開く感じ…ちょっとありますね。
ただし、このワイヤーロスは、
次にやってくるリテーナーくん(保定装置)が、
すぐに紛らわせてくれるので、大丈夫です(笑)。
感想③ 痛いより怖い
ブラケットオフ(装置を外すこと)自体は、
痛みはそれほど感じませんでした。
いろんな人から、
「痛いかった…」という感想を聞いていたので、
覚悟してたんですけどね…笑
ぼくは、痛みに強いのかもしれない。
歯列矯正中のいろいろな痛みについては、こちらが参考になるかと↓

痛くない代わりに、
怖さが、すごくありました。
装置は、ペンチのような道具ではさんで外すんですが、
メリメリッ!ミシミシッ!という感覚があって、
まるで、歯が潰れちゃうんじゃないか、というような恐怖感。
歯は、そんなことでは、
まったく潰れることはなかったので、どうぞご心配なく。

感想④ 舌で触るとツルツル!
ブラケットオフした直後の感想で、
すごくうれしく感じたのが、
装置の外れた歯を舌でペロペロしたときに、
ツルツル
して気持ちよかったこと。
これたぶん、
多くの人が、感じるんじゃないかなあと思います。
本当に、気持ちよかったので(笑)
ブラケットオフした直後は、
歯にはまだ接着剤が残ってたんですが、それでも、
久しぶりの歯の表面をなぞる感覚は、感動ものでした。
その後、接着剤をキレイに落としてもらって、
さらにツルツル。
この感覚は、
今でも歯磨きをするたびに感じて、
毎回、ニヤニヤしてます笑
感想⑤ キレイになった歯並びを、写真で実感
ブラケットオフ後の感想として、
「わあ〜、キレイな歯並びになったなあ…」
としみじみ思うのですが、
それは、自分の写真や動画を見るたびに、感じます。
噛み合わせは、歯を噛んだ時の感覚で感じられますが、
歯並びは、見ないと分からないですからね。
鏡で見るより、
写真や動画の方が、その実感が強いのは、
より客観的に自分を見られるからかなあ、
とも思ってます。
歯列矯正の経過を、画像や動画で記録するのは、
こうした実感が得られやすいので、
とてもおすすめです。
ぼくの歯列矯正の様子は、すべてYouTubeにアップしていますので、
よかったら見てみてください↓
感想⑥ 外したワイヤーを見て、ブラケットオフを実感
ブラケットオフ後の感想として、
「歯列矯正が、終わったんだなあ…」
としみじみ実感したのは、
歯から外した装置とワイヤーを、見せてもらった時です。
2年3ヶ月間、寝る時も食事の時も、
ずっと一緒だった、相棒ですからね。
それが目の前にポツンと置かれてるのは、
とても不思議な感じがしました。
と、同時に、
歯の上にあった時は、ものすごくゴツく感じたのに、
外した状態では、すごく小さく見えるなあ、とも思いました。
それだけ、
繊細な調整によって、歯が動かされていたんだなあと、
感慨深くもありました。
▼ ワイヤーで歯が動く仕組みを知ってますか?

感想⑦ 歯磨きが、とても楽
ブラケットオフ後の感想として、
一番よかったなあ〜、と感じるのは、
歯磨きが、本当に楽になったこと。
ブラケットを外した当日からは、
リテーナーの装着(保定期間)が始まります。
約2年間は、
毎日つけ続けなければいけません。
ですが、それは取り外しができます。
歯磨きの時は、
パコッと外せばいいので、とても楽ちんです。
ちなみに、歯列矯正中の歯磨きは、
こんなふうに、とても時間がかかっていました↓

ブラケットオフした今では、
リテーナー洗浄などの必要はありますが、
矯正中の歯磨きと比べて、
時間や手間は3分の1くらいになったように感じます。
リテーナー洗浄の方法は、
こちらに詳しくまとめました↓

感想⑧ 食事はむしろ、しづらくなった
ブラケットオフ後の感想として、ちょっと意外だったのは、
食事です。
矯正中よりも、むしろ少し、
食べづらく感じたんです。
理由は、リテーナーかなあと思います。
ぼくの場合、歯医者さんからは、
食事の時も外さないでください、と言われています。
そして特に、下のリテーナーが、
食事中に、パカパカ外れそうになるんです。
外れないように気にしながらの食事は、
けっこう食べづらい…苦笑
あと、歯茎とリテーナーのプラスチック部分の間に、
食べカスが入り込んで、
これも、けっこうな違和感があります。
とはいえ、
食事中は、歯に強い力がかかるので、
リテーナーを外すと、後戻りしやすいとのこと。
食べづらいけど、
出来るだけつけたまま、食べるようにしています。
ちなみに歯列矯正中は、こんな食べ物が、
食べやすかったり、食べにくかったりしました↓


ブラケットオフの仕方は、歯医者さんによって違う?
以上が、ぼくがブラケットオフの直後に感じた、
率直な感想でした。
こうした感想は、人によって違うと思います。
また、ブラケットオフを、
どんなタイミングで、どういったやり方で行うのかも、
歯医者さんによって、大きく異なるでしょう。
矯正期間2年と言われていたのに、
5、6年も経っても、全然終わらないとか、
装置を外すタイミングは、患者さんで決めてください、
と言われた例もあるそうです。
ブラケットオフをした後のアフターケアも、
歯医者さんによって、かなりの違いがあるみたいです。
ぼくの場合は、ブラケットオフ後も、
歯の形や高さを調整してもらい、
より理想的な噛み合わせに近づける処置をしてもらいました。
詳しくは動画にしました ↓
なので、ワイヤーで歯を動かす期間中のこともさることながら、
ブラケットオフ後のことなども、
歯医者さんや経験者の人とかに、いろいろと話を聞いてみることも、
とても大事だと思います。
歯列矯正をしたいな、と思った時に、
そういった歯医者さんを選ぶとよいのかについて、
こちらに詳しく書いたので、よかったら参考にしてみてください。

ブラケットオフ後の感想「違和感と開放感がスゴイ」歯列矯正ブログ まとめ
以上、
ブラケットオフ後の感想「違和感と開放感がスゴイ」歯列矯正ブログ
というテーマで、解説をしました。
ブラケットオフの当日の流れについては、
こちらに詳しく書きました↓

矯正後にブラックトライアングルができた、という話を耳にしたことありませんか?
歯と歯の間に隙間ができる理由と対処法は、こちらに詳しく書きました↓

今回の記事の内容は、YouTubeでも見られます↓
参考になればうれしいです。