ブラケットオフの所要時間。当日の流れと内容を経験者が詳しく解説

ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート ブラケットオフ
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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歯列矯正のブラケットオフって、どんな流れで行うの?
ブラケットオフの所要時間は、どのくらいかかる?

そんな悩みにお答えします。

筆者は、2018年4月に歯列矯正を開始。

2年3ヶ月後の2020年7月に、ブラケットオフ(装置とワイヤーをはずす)しました。

初めて装置をつけた時の様子は、こちら↓

歯列矯正を始めたら、必ず全員がフラケットオフを経験するわけですけど、どのくらい時間がかかるのか、どんな流れなのか、ちょっと気になりませんか?

そこで今回は、ブラケットオフの所要時間。当日の流れと内容を経験者が詳しく解説と題して、筆者の場合はどうだったのか、詳しくシェアできたらと思います。

ブラケットオフの所要時間。当日の流れと内容を経験者が詳しく解説

ブラケットオフの所要時間はどのくらいだったのか?

結論から言うと、実質約2時間くらい

途中の待ち時間などを含めて3時間以内ですべて完了という感じでした。

なので、普段の調整日より少し長めかな?といったところでしょうか。

そしてブラケットオフの流れは、こんな感じで進みました。

①主治医の問診
②ブラケットオフ
③歯に残った接着剤を落とす
④歯のクリーニング
⑤記録撮影
⑥リテーナーの取り扱いの説明
⑦リテーナー取り外しの練習

とても意外だったのは、ブラケットオフそのもの、つまり装置を歯から外す処置自体は、わずか10分くらいで終わったこと。

思っていたより、あっけなかったんです…笑

それぞれ流れでどのようなことをして、時間はどのくらいかかったのか、詳しく解説。

①主治医の問診

主治医の問診:ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

ブラケットオフ当日の流れ、まずはじめは主治医の問診から。

筆者の歯列矯正を最初から診てくれていた、銀座みゆき通りデンタルクリニックの古田博久先生です。

前回の最後の調整日から、何か変わったところはないか、いろいろ確認をしてくれました。

ブラケットを外す前の「最終チェック」という感じですね。

前回から変わったところもなかったので「予定通り、今日ブラケットオフしましょう」と、なりました。

所要時間:約10分

②ブラケットオフ

先生の確認が終わった後は、早速ブラケットを外すとのこと。

えっ、流れも何も、いきなり外しちゃうんだ!と思いました。

2年3ヶ月の思い出が、走馬灯のようにグルグル頭の中を駆け巡ります
↑ちょっと大げさ?

でも、ホント冗談ではなく、2年3ヶ月間ずっと身につけてきたものなので、寂しいなあ…もったいないなあ…という気持ちが、ふつふつと湧き上がりましたよ。

ちなみに初めてワイヤーをつけた時は、こんな感じでした↓

ではいよいよ装置を外すわけなので、いつものように「ワイヤーを外しましょう」と言われると思ってたのですが…

なんと、ワイヤーはつけたままブラケットオフするとのことでした。

これはかなり意外でした。

理由は、ワイヤーをつけたままの方が、バラバラにならずに外しやすいからとのこと。

確かにワイヤーにつながっていた方が、あちこち飛び散らないでしょうからね。

長年、生きてきていますが、まだまだ知らないこといっぱいあるなあ…。

痛いというより怖い|ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

ブラケットオフは、下の歯から行いました。

奥歯から反対の奥歯まで、順番にブラケットが外されていきます。

下が終わったら、今度は上の歯についたブラケットを、という流れ。

ブラケットは、ペンチのようなものではさんで、テコの原理で外していくんだそうです。

ですが、とても強力な接着剤でくっついているので、なかなか外れない時もあるんですよね。

うまく外れる時は、パキッと気持ちいい感覚があるんですが、きれいに外れず少し時間がかかる歯もありました。

ですが、予想していたよりも全然痛くなかったんですよね。

事前に、先生からも歯科衛生士さんからも「痛いですよ〜」と言われていたので、かなり覚悟をして臨んだのですが…そこまで心配する必要はありませんでした。

むしろ痛いと言うよりは、歯がメリメリっと潰れちゃうような感じがして、怖いという方が大きかったです。

歯から外した装置とワイヤー|ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

ちなみにこちらが、歯から外したブラケットとワイヤーです。

これは下の歯に、ついてたもの。

歯に装着していた時は、ゴツいなあ…と感じていたんですが、こうして外した状態で見ると、けっこう華奢に思えます。

この小さな金属で、歯を動かしてたんだなあ…と、感慨深い気持ちになりました。

所要時間:約10分

③歯に残った接着剤を落とす

歯に残った接着剤を外す|ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

ブラケットオフ当日の流れ、その次は、歯に残っている接着剤を落としてもらいました。

回転するブラシの機械などを使って、1本1本時間をかけてきれいにしていきます。

この作業は、機械から水を噴射させながら行うので、かなり水が飛び散るとのこと。

なので、上の画像のように、口元だけ出して、顔をタオルで隠してくれました。

弁慶みたいで、かっこよくないですか?笑

これも、ほとんど痛みはありませんでした。

意外だったのが、ブラケットを外す作業よりも、この接着剤をキレイに落とすことの方が、時間をかなり費やしたこと。

それだけ強力な接着剤で、ついていたということかもしれません。

所要時間:約30分

④歯のクリーニング

ブラケットオフの流れ、接着剤を落とした後は、回転ブラシデンタルフロス水が出る機械(エアスケーラー)で、歯をさらにキレイに磨いてもらいました。

クリーニングは、毎月の調整日にも毎回してもらっていたんですが、今日はその時とはちょっと様子が違いました。

なぜなら、筆者の歯にはもうブラケットが付いていない

歯の表面全部がツルツルに磨かれていく感覚は、とても久しぶりに味わった感触でした。

ブラケットオフ後の歯はツルツル|ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

思わず何度も、前歯を舌で触ってみたんですけど、スベスベ!

このなめらかさは、家で歯を磨く時、今でも毎回感じますね。

ああ、装置が取れたんだなあ…と、深く実感する瞬間です。

所要時間:約10分

⑤リテーナーの取り扱いの説明

上の歯と下の歯のリテーナー|ブラケットオフの当日の流れ「所要時間わずか10分」詳細レポート

ブラケットオフ当日の流れ、歯のメンテナンスの後は、いよいよリテーナーが登場。

上の画像、左が上の歯用、右が下の歯用のリテーナーです。

上下でそれぞれ、形が違うんですね。

リテーナーというのは保定装置とも言って、歯が後戻りしないように固定する入れ歯のような形の装具です。

ブラケットオフをした直後から、お世話になるものです。

・リテーナーの構造や仕組み
・付け方と外し方
・リテーナーの洗浄や保管の仕方

などの説明を、とても丁寧にしてもらいました。

1年間は、1日中24時間ずっとつけ続け、歯磨きの時だけはずしてもいいとのこと。

1年経ったら日中は外して、夜寝ている間だけでいいそうです。

そのあたりのことは、別の記事に詳しくまとめたので、こちらをお読みください↓

2年くらい経てば、歯や骨がしっかりと固まってくるので、それまではリテーナーで支え続ける必要があるのだそうです。

所要時間:約30分

⑥リテーナー取り外しの練習

リテーナーの説明を受けた後は、自分でもつけ外しの練習をしました。

一番感じたのは、歯の内側になんかいっぱい来た…ということ笑

これまでは、歯の表面に装置やワイヤーがついていましたが、今度は舌が触れる部分にオレンジのプラスチックがあるわけです。

裏側矯正ってこんな感じなのかなあ…とも思いました。

これは慣れるまで少し時間がかかるかも、と思いましたが…数分後には、もう慣れました(笑)

順応性は、けっこうあるみたいです。

所要時間:約5分

⑦記録撮影

ブラケットオフ当日の流れ、最後は記録のための写真を撮りました。

記録写真は、矯正期間中、調整日の最後に毎回かならず撮っていました。

こうして記録を残しておくことで、治療の経過が目で見て確認できるし、後で比較をしたり分析できるからなんだそうです。

器具を使って口を大きく広げられるのは、最初のころは本当に恥ずかしかったんですが、2年以上撮り続けてきたので、さすがにもう慣れました笑

ちなみにこれが、ブラケットオフ直後に撮った写真です。

もう、ブラケットやワイヤーはついていません。

装置が外れてピカピカになった歯と、リテーナーをつけた状態など、計6枚ほど撮りました。

所要時間:約5分

ブラケットオフのタイミング

ここまで、ブラケットオフの所要時間と当日の流れをご紹介してきました。

ちなみに今回のブラケットオフ「前回の調整日から、なるべくひと月以上空かないよう来てください」と言われていました。

なぜならリテーナーは、前の調整日に型取りをして作っているんですよね。

なので間が空いてしまうと、歯がさらに動いてしまい、せっかく作ったリテーナーが合わなくなる場合もあるからなのだそうです。

筆者は、

リテーナーの型取り:6月10日
ブラケットオフ:7月1日

というスケジュールだったので、ちょうど3週間後に行ったことになります。

なのでリテーナーも、ぴったりフィットしたものを受け取ることができました。

ブラケットオフの所要時間。当日の流れと内容を経験者が詳しく解説 まとめ

以上、ブラケットオフの所要時間。当日の流れと内容を経験者が詳しく解説というテーマで、解説をしました。

ブラケットオフ時の率直な感想は、こちらに詳しく書いたので、ぜひ読んでみてください↓

ブラケットオフと同時に、次は保定期間が始まるのですが、一体なんの意味があるのと思いませんか?

そんな方は、こちらが参考になれば↓

ブラケットオフ後は顔は変わる? 気になる方は、こちらをどうぞ↓

ブラケットオフ当日の流れは、こちらの動画でもご覧いただけます↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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