歯列矯正の期間って、どのくらいですべての治療が終わるの?
期間が4年もあれば、歯列矯正は終わる?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年4月に歯列矯正を始めて、2年3ヶ月後にブラオフ(装置を外す)。
その後、保定期間に入り、開始から数えて4年後に、すべての治療が完了し、最後の通院をしました。
そこで今回は、
歯列矯正期間4年で全治療完了。矯正開始〜最後までの流れ
と題して、4年間続けた歯列矯正の、最後の通院の様子を詳しくレポートしたいと思います。
歯列矯正期間4年で全治療完了。矯正開始〜最後までの流れ
歯列矯正期間4年間、矯正開始から、最後の通院までは、こんな感じでした。
①2018年1月:矯正前の検査
②2018年2月:検査結果
③2018年3月:クラウンとブリッジを仮歯に交換
④2018年4月:歯列矯正治療スタート
↓
⑤2020年7月:ブラケットオフ、保定期間リテーナー開始
↓
⑥2022年2月 最後の通院
それぞれ、どういった流れで、どんなことを行ったのか、順番に説明いたします。
①2018年1月:矯正前の検査
歯列矯正期間4年間の流れの最初のステップは、検査です。
やはり、レントゲンや歯型をとったりしないと、どういった治療が必要で、どのくらいの期間がかかるのか等、細かなことは分からないのだそうです。
無料相談や無料カウンセリングなどでは、期間や費用など、詳しいことは分からない、と言われているのはそういった理由があるようです。
詳しくはこちら↓
検査で、具体的にどんなことを行ったのかは、こちらに詳しくまとめました↓
②2018年2月:検査結果
歯列矯正期間4年間の流れの次のステップは、検査結果を聞きにいきました。
精密検査で、顔や口の中の写真やレントゲンを撮ったり、頭に被る機械であごの動きを調べたり、歯型を何個も取ったり、いろいろなことをしたのですが、それらを材料にして、自分の歯がどうなっているのかを、詳しく分析してもらいました。
具体的に言うと、筆者の場合は、
・下あごが奥に2、3ミリ引っ込んでいる
・噛み合わせが2か所くらいでしか、噛めていない
・歯列の幅が狭い
・左の顎関節が削れている
などなど、たくさんのことが分かりました。
ほとんどが、自分では自覚をしていなかったし、自分の噛み合わせが、本来の理想的なものから、程遠いものだったことに、衝撃を受けました。
この時の様子は、こちらに詳しくまとめました↓
③2018年3月:クラウンとブリッジを仮歯に交換
歯列矯正期間、4年間の流れの3つ目の段階は、クラウンとブリッジを仮歯に交換することを行いました。
そのままだと、装置が取り付けられなかったり、歯が動かせないから、とのことでした。
例えば、筆者の奥歯のクラウンは、銀の詰め物がすっぽり歯を覆っているような状態だったので、そうした銀の素材には、ブラケットをつけても、すぐに外れてしまうのだそうです。
詳しくはこちら↓
また、筆者の前歯は、3本つながったブリッジ(差し歯)になっているのですが、これも、3本連結した状態だと、全部が同時に動いてしまうので、バラバラの仮歯に交換する必要があったようです。
ブリッジを交換した時の様子はこちら↓
④2018年4月:歯列矯正治療スタート
歯列矯正期間4年間の流れ、ここでいよいよ矯正治療がスタートしました。
つまり、はじめて装置とワイヤーが、歯に装着されました。
この時はまだ、下の歯だけに取り付けただけでした。
一気に、上の歯にも下の歯にも、装置やワイヤーを付けてしまうと、違和感を感じすぎてしまうので、まずは下の歯(あるいは上の歯?)から、段階を踏んで、ブラケットやワイヤーを付けていくのだそうです。
はじめて歯にブラケットがついたこの時の様子は、こちらに詳しく書きました↓
⑤2020年7月:ブラケットオフ&保定期間リテーナー開始
歯列矯正期間4年間のうちの、約半分が経過したあたりで、ワイヤーを使って歯を動かす治療が一旦終わり、ブラケットオフ(装置とワイヤーを外す)しました。
その日の様子は、こちらにレポートしました↓
ブラケットを外したのと同時に、歯が後戻りしないようにする、保定期間が始まりました。
保定期間って、何のためにあるの?という方はこちらをどうぞ↓
ワイヤーを付けてた期間は、約2年3ヶ月。
その間、合計28回、調整日として月に一度、歯医者さんへ通院していました。
毎月の調整日には、一体何をするのかは、こちらに詳しく書いたので、参考にしてみてください↓
⑥2022年2月 最後の通院
歯列矯正前に検査を受けてから丸4年、すべての治療が終わり、完全に矯正期間が終了しました。
すべての治療って? ブラケットとワイヤーを外したらそれで終わりじゃないの?
と思われるかもしれませんが、装置を付けて歯を動かすのは、動的矯正とも呼ばれていて、歯列矯正期間の一部にしかすぎないようなのです。
前のステップで紹介したように、ワイヤーが外れたあとには、保定期間というものが始まります。
この期間が実は、歯列矯正にはすごく大事で、ここでしっかりリテーナーをつけ続けて、歯を固定させてあげないと、歯はすぐに後戻りをしてしまうらしいのです。
この保定期間(リテーナーをつけ続ける期間)は、一般的には、ワイヤーをつけていたのと同じ期間が必要なようです。
リテーナーって、いつまでし続けなきゃいけないの?という方は、こちらが参考になれば↓
保定期間と同時並行で、筆者は歯の治療をたくさん行いました。
というのも、先にも書いた通り、筆者にはブリッジやクラウン、銀の詰め物などが多くあり、それらの補修や交換も行う必要があったからです。
行った治療は、こんな感じ。
・矯正後の検査
・奥歯噛み合わせ調整
・前歯のブリッジの交換
・奥歯の銀の詰め物の交換
・根管治療 など
特にブリッジの交換は、歯の土台から作り直す必要があったので、数ヶ月間の期間を費やしました。
ブリッジ交換の方法や手順は、こちらに詳しく書きました↓
動画でもご覧になれます(全5編)↓
歯列矯正期間4年で全治療完了。矯正開始〜最後までの流れ まとめ
以上、歯列矯正期間4年で全治療完了。矯正開始〜最後までの流れというテーマで解説をしました。
4年間の中で、一番歯が動いて痛かった時のことは、こちらに詳しく書きました↓
矯正中の4年間、どのくらいの頻度で通院をしていたのかは、こちらをどうぞ↓
4年間、最も多編だったのは食事かもしれません。
詳しくはこちらに書きました↓
最後の通院時の様子は、動画に撮りましたので、ぜひご覧ください↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。