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歯並びと姿勢って、関係があるって聞いたけど、ほんと?
歯並びが良くないと、姿勢の歪みにも関係するのは、どうして?
こんな疑問はありませんか?
この記事では、
歯並びと姿勢の関係
について、体験談を交えて、
詳しく解説いたします。
筆者のケンは、
子どものころから歯並びが悪く、
姿勢もよくありませんでしたが、
歯列矯正を始めたことで、
歯並びだけでなく、姿勢もかなり変化してきました。

また、ヨガや身体の動きの講師もしています↓

解剖学などの観点からも、
歯並びと姿勢の関係について、くわしく解説していきます。

【歯並びと姿勢の関係】歯が身体の歪みに影響する驚きのワケ
歯並びと姿勢には、どんな関係があるのか?
結論から言うと、
姿勢が悪い → 歯並びがガタガタになる
といった、両方の可能性があると言えます。
なぜなら、
です。
その理由について、
詳しく説明していきますね。
人間の姿勢は、全体でバランスを取っている
歯並びと姿勢が関係している理由は、
身体とは、高く積み上げられた「積み木」みたいなものだからです。
下から上まで、絶妙にバランスをとりながら、
姿勢を維持しています。
姿勢と下顎の位置の関係性
まずは、
歯並びと姿勢の関係性を示した、下のイラストを見てください。
下顎の位置によって、
身体の重心がどのように移動するかが、描かれています。
下顎が奥に引っ込むと、
頭は前に動き、重心も前のめりになります。
逆に、下顎が前に突き出ていると、
重心は、後ろにのけぞるようになります。
次のイラストも、
歯並びや下顎の位置と姿勢の関係性が、
さらに詳しく描かれています。
下顎が奥に下がると、
背中は丸まり、肩は前に出てきます。
実は、ぼくは歯並びの悪さから、
下顎の位置が、かなり奥に引っ込んでしまっていて、
このイラスト通りの姿勢になっていたんです。
姿勢も歯並びも、良くなかった
ぼくの姿勢は、子供の頃から
・猫背
・巻き肩
・前重心
・反り腰
といった特徴がありました。
さっきのイラストの姿勢と、まったく同じですね。
思うに、この姿勢の歪みは、
歯並びの悪さから来ていたのだと、
今では思います。
歯並びが良くない
↓
下あごが奥にズレる
↓
首が前に出る
↓
猫背
↓
反り腰
のように、
歯並びを始点に、連鎖が続いていました。
歯並びと姿勢の悪さは、体調不良に関係してる
それぞれの姿勢の歪みは、
病気や身体の症状にも関係していたようです。
ぼくは、
子供のころに小児ぜんそく、
大人になってからは、うつや消化吸収の不調、
などがありました。
首が前にでる → うつ
猫背 → 胸が縮まる → ぜんそく・うつ
反り腰 → 腸などの吸収器官の不調
のような関係性が、
あったように思います。
ぼくは、30代のほぼ全期間を、
うつ状態で過ごしていました。
病院にも通い、
いろいろな検査や診断、相談を受けました。
ですが、そこでは、
歯並びと体調不良との関係性は、
いっさい耳にしませんでした。
これは、
ぼくの経験から言えることですが、
歯並びは、姿勢の歪みに間違いなく関係しています。
そして、姿勢の歪みは、
心身ともに、さまざまな症状を引き起こします。
原因不明の体調不良を感じている人は、
歯並びにも、ぜひ目を向けてみることをおすすめします。
ぼくの体調不良が、実際にどんなものだったか、
それをどう改善したのか、
こちらがお役に立つかと思います↓

歯も骨格の一部です
歯並びと姿勢が関係しているのは、
よくよく考えれば、当たり前のことです。
なぜなら、
歯も、身体を構成する骨格(パーツ)の一部だからです。
この関係性は、当たり前のことなのですが、
意外と忘れられている事実です。
歯並びと姿勢の関係について、
ぼくの子供のころからの体験談をお話しします。
姿勢が悪く、運動も苦手だった
ぼくは子供の頃から、歯並びが良くなく、
また、スポーツが大の苦手でした。
走るのも遅いし、球を投げても蹴っても、
まったく遠くに飛びませんでした。
その後、ヨガの練習を長年続けていますが、
身体の硬さや、姿勢の悪さは、
思うようには良くなりませんでした。
そんな中、2018年に歯列矯正を始め、
徐々に歯並びが改善してきました。
すると、身体の使い方や姿勢との関係性に、
変化が現れてきたんです。
歯並びと足の裏の関係性
特に、足の裏の使い方が変わりました。
しっかりと、
地面に足をつけられるようになったんです。
しっかりと立てるようになったため、
猫背や反り腰といった姿勢も、徐々に改善してきました。
このことから、
足の裏と地面の関係と、歯の上下の噛み合わせには、
大きな関係があるな、と気づきました。
全身のネジがキュッとしまり、
歯車がきっちりと合わさったように感じました。
この感覚は、
言葉では表現できないくらいの気持ちよさと、
安心感があります。
こちらに詳しく書いてみました↓

歯並びは身体の使い方に関係してる
ぼくはヨガの練習を長く続け、
専門的な教育も、数々受けてきました。
ですが、
骨や筋肉のこと、姿勢のことなどは、とても多く取り上げられるのに、
歯並びや噛み合わせとの関係について語られることは、
ほぼ皆無でした。
思うに、
医療でも、健康の分野でも、スポーツや美容の分野でも、
なぜか歯に関しては、
まったく別のところに存在しているように感じます。
もしも、ヨガやスポーツなどで、
思うように結果が出ない…と言う人は、
一度、歯並びや噛み合わせを、調べてみるとよいかもしれません。
● 参考記事


歯並びと姿勢を、いい関係にする方法
ここまで、
歯並びと姿勢の関係について、お話ししてきましたが、
という疑問があるかもしれません。
結論から言うと、
ことをおすすめします。
歯並びか姿勢、
どちらかだけ良くしても、もう片方との関係がそのままであれば、
また逆戻りしたり、
最悪、状況をさらに悪化させてしまう恐れがあるからです。
歯並びだけ、姿勢だけ、治ればいいの?
これもぼくの体験談です。
ぼくは過去に一度、
歯並びの悪いところだけ、部分的に治したことがあります。
今で言う、セラミック矯正やクイック矯正と言われる手法です。
その結果、見た目の歯並びは良くなりましたが、
噛み合わせがさらにズレてしまい、
姿勢や体調にも大きな影響がありました。
その時の辛い体験は、こちらに詳しく書きました↓


その後、姿勢や体調不良を改善しようと、
ヨガの練習を続けたり、整体へ行くなどしましたが、
姿勢の改善はなかなか思うように進みませんでした。
ですが、
歯列矯正を始めてからは、
姿勢が大きく変化していきました。
● 参考記事

歯並びと姿勢は、つながっています
じゃあ、歯列矯正だけして、歯並びを良くしたとしても、
姿勢がゆがんだままだったら、どうでしょうか?
装置を外したあとに、
すぐにまた、歯並びはガタガタに戻っていってしまうでしょう。
歯並びと姿勢には、このような関係性があるので、
どちらか一方だけではなく、同時に働きかけることが大切だと、
身を以て経験しました。
あなたは、
いつも歯を食いしばって、
体に余計な力が、入ってしまっていませんか?
体と気持ちの両方の力を抜いて、リラックスする方法を、
こちらに詳しくまとめました↓
身体も心も、すべてはつながっています。

【歯並びと姿勢の関係】歯が身体の歪みに影響する驚きのワケ【実話】まとめ
以上、
【歯並びと姿勢の関係】歯が身体の歪みに影響する驚きのワケ【実話】
というテーマで解説をしました。
姿勢がなかなか改善しない…
身体の不調が多い…
という方は、ぜひ一度クラスへお越しください。
歯並びと姿勢の関係や、
正しい身体のメンテナンス法について、
直接、お伝えいたします↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。