歯を噛み合わせても、前歯が当たらない・・
噛み合わせが悪くて、前歯でモノを噛み切れない・・
こんな悩みはありませんか?
この記事では、
前歯が噛み合わない原因
その改善方法や対処法
などについて、詳しく解説します。
筆者のケンは、
子どもの頃から歯並びが悪く、
前歯はかなりの出っ歯でした。
2018年4月から歯列矯正を始め、
噛み合わせ、歯並びともに、
現在はかなりキレイに改善されてきました。

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【噛み合わせ】前歯が当たらない…原因と改善方法【歯列矯正体験談】
結論から言うと、
ぼくの前歯が当たらない原因は、
主に2つあるようでした。
① 歯のアーチが狭いことにより、前歯が前に出る
② 噛み合わせのズレにより、下あごが奥に下がる
の2つです。
そして、
前歯が当たらないのをどのように改善しかというと、
① 歯列矯正(非抜歯ワイヤー矯正)
② 歯に付け爪のようなものをつけて、厚みを増す(一時的な処置)
の主に2つの方法でした。
今回は、
② 歯に付け爪のようなものをつけて、厚みを増す(一時的な処置)
について、
具体的な方法や、
処置の様子を詳しくレポートします。
歯列矯正で歯を動かして、
前歯の出っ歯と、
噛み合わせが改善していった詳細は、
こちらにまとめました。


前歯を当たるようにした、一時的な方法
結論から言うと、
前歯が当たらないのを、
一時的に改善した方法は、
前歯の裏側に付け爪のようなものを貼り付ける
というやり方でした。
歯列矯正を行うことで、
歯のアーチを広げたり、
噛み合わせを改善はするのですが、
それにはやはり時間がかかるからです。
そのため、
歯が正しい位置に戻ってくるまでの間、
歯の厚みをつけて、
擬似的に歯と歯が触れ合うようにしよう、
というわけです。
具体的には、
上の画像のような感じです。
付け爪のような薄い板状の樹脂を、
合計3箇所、
歯の裏側につけてもらいました。
貼り付ける装置は、
白っぽい半透明の素材です。
形状は、
歯の裏側にピタッとくっつくような形で、
やや厚みがあります。
大きさは、
桜の花びらくらいを、
想像してもらうといいでしょうか。
接着剤を塗った歯の裏側に、
ピンセットで付け爪を乗せて、
光を当てて固めました。
本来、
当たってて欲しいけど当たってない部分に、
この樹脂を付け、
歯と歯の隙間をなくします。
歯が常に触れ合っている状況を作り、
あごの位置の不安定さを、
緩和するのが目的です。
● 参考記事

前歯が当たる噛み合わせは、ホント大事!
3箇所の歯の裏側に、
この樹脂を貼り付けてもらった後は、
かなりの違和感を感じました。
これまで、
歯が触れていなかったところが、
当たるようになったからです。
同時に、
すべての歯で、
しっかり噛めているという、
安定感も感じました。
例えていうなら、
これまでは爪先立ちで立っていたのが、
しっかりと足の裏全体で地面に立てている、
というような感覚です。
落ち着きと安心感を感じました。
しっかりとした噛み合わせって、
こんなにも、
精神的な心強さをを得られるものなんだと、
感動すら覚えました。
● 参考記事

この付け爪のような装置は、
長くつけておくと、
かえって良くないそうなので、
あくまでも一時的な処置とのこと。
なので、
歯列矯正が進み、歯が動くに従って、
厚みを減らしたり、
最終的には完全に外すらしいです。
前歯に隙間があって、当たらないとどうなる・・?
ぼくの噛み合わせは、
歯の一部分でしか噛めていない、
という状態でした。
前歯に至っては、
上の歯と下の歯の間に隙間がかなりあって、
まったく当たらないんです。
おそらく、
前の歯が出っ歯だったのと、
下あごが奥に引っ込んでいたことが、
主な原因だったようです。
● 参考記事


想像してみてください。
口を閉じても、歯が完全に合わさることなく、
隙間だらけの噛み合わせなんです。
前歯と前歯は、
軽く当たってすらいないんです。
そのため、
常に噛み合わせや、
下あごの正しい位置を探しているような状態で、
ものすごくストレスでした。
● 参考記事

また、
踏ん張ったり食いしばったりすることが、
上手くできず、
運動やスポーツ、筋トレなどは、
得意ではありませんでした。
● 参考記事

おまけに、
ぼくの右側の歯並びは、
奥に行くほど尻上がりにせり上がっていました。
片側だけ、
親知らずを残してしまっていたからです。
● 参考記事

そのため、
奥歯同士が先に当たってしまい、
常に奥歯に過剰な負担をかけていたようです。
ぼくの奥歯は、
ほとんどが虫歯になっていて、
治療の痕がありますが、
これは、前歯が当たっていなかったことも、
大きく関係しているんだろうな、
と感じました。
● 参考記事

一部の歯だけに負担がかかってしまうと、
当然、あごの動きや、
顎関節などにも影響を及ぼし、
顔や姿勢の歪みにもつながっていきます。
● 参考記事


前歯を含めすべての歯が当たるのが、理想の噛み合わせ
本来の噛み合わせというのは、
前歯はもちろん、
すべての歯が上下で完全に噛み合っているのだそうです。
歯の大きさや形が、
ひとつひとつ微妙に違っているのは、
そのためです。
● 参考記事

また、
噛み合わせている時だけでなく、
あごを前後左右に動かす際にも、
本来は、
歯が触れ合い続けて動くらしいです。
● 参考記事

本来は、
すべての歯がすべて噛み合っているはず、
というのにぼくが気がついたのは、
骨格模型を手にした時です。
解剖学の勉強で、
頭蓋骨や顎の骨を触っていたら、
きっちりと歯が噛み合わさっているではないですか!
ええっ!
噛み合わせって、
こんなにしっかり噛み合ってるものなの!?
と気づいたときは、本当に衝撃的でした。
子どもの頃から、
歯医者で虫歯治療するたびに
「噛み合わせはどうですか?」
と聞かれるのですが、
どこで噛むのが正しいのかが全く分かりませんでした。
そのせいもあって、
虫歯を治す度に、
噛み合わせがズレていったような気もします。
● 参考記事

歯列矯正というと、歯並びばかり気にしがちですが、
噛み合わせも本当に大切です。
みなさんの歯は、
すべての歯がしっかりと噛み合っていますか?
● 参考記事

【噛み合わせ】前歯が当たらない…原因と改善方法【歯列矯正体験談】まとめ
もう一度、記事の内容をまとめてみます。
前歯が当たらない噛み合わせの原因
① 歯のアーチが狭いことにより、前歯が前に出る
② 噛み合わせのズレにより、下あごが奥に下がる
前歯が当たらないのを改善した方法
① 歯列矯正(非抜歯ワイヤー矯正)
② 歯に付け爪のようなものをつけて、厚みを増す(一時的な処置)
・白っぽい半透明の樹脂
・桜の花びらくらいの大きさ
前歯が当たる噛み合わせは大事
・例えると、爪先立ちでなく、足の裏でしっかり立てているような感じ
・精神的な安定感、安心感
前歯が当たっているのが理想的な噛み合わせ
・歯全体が常に触れ合っている
・一部分だけに負担がかかると、虫歯もできやすくなる
以上、
【噛み合わせ】前歯が当たらない…原因と改善方法【歯列矯正体験談】
というテーマで解説をしました。
● 動画でもご覧いただけます


● セラミック矯正やクイック矯正に気をつけたほうがいい理由

