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歯列矯正の装置って、どうやって装着するの?
装置をつける時、痛くない?怖くない?
そんな疑問や不安はありませんか?
この記事では、
歯列矯正の装置を、初めて歯に装着した時の様子
装置の種類やつける手順、痛み
などについて、
詳しく解説いたします。
筆者のケンは現在歯列矯正中。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
2018年の4月に、初めて下の歯に装置がつきました。
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【歯列矯正】装置(ブラケット)を初めて装着した時の様子【体験記】
2018年4月にはじめて矯正装置を歯に装着しました。
結論から言うと、
装置をつける作業自体は、
まったく痛くありませんでした。
以下、
装置の種類や手順などについて、
順番に解説いたします。
装着した歯列矯正装置の種類
初めて装置とワイヤーを装着した時の写真
ぼくの矯正装置の種類は、
ブラケットと呼ばれるものです。
ご覧のように、
前歯6本はセラミック製の白いブラケット
それより奥は、金属製のブラケット
でした。
前歯は目立ちにくい白い装置
隠れて見えにくい場所は金属製の装置
という配慮のようです。
装置とワイヤーは、
カラーゴムという、小さなゴムで固定しています。
詳しくはこちらに書きました↓

他にも、
セルフライゲーションブラケットといって、
ゴムを用いる必要のない、
装置自体が、ワイヤーを固定する機能を持つものもあるようです。
矯正装置を歯に装着する手順
装置を装着するのにかかった時間は、
およそ30分くらいでした。
思ったよりも時間がかかったな、
という印象です。
装置は、
一度歯に装着したら、
基本的には矯正期間中、
ずっとつけたままらしいです。
そのため、
かなり慎重に作業が行われた、
と感じました。
以下、
順番に装着の手順を見てみましょう。
装着前に歯のクリーニング
歯と装置がくっつきやすいように、
まずは歯をクリーニングしてくれました。
家の壁を塗ったり、
プラモデルを接着剤でくっつけるときなども同じですよね。
塗る面をキレイにしてからの方が、
接着剤の乗りが良いようです。
水の出る機械や回転するブラシ、
デンタルフロスなどで、
丁寧に歯をキレイにしてもらいました。
● 参考記事

装置をつけやすように、器具を使って口を大きく開ける
クリーニングが終わると、
唇が歯に当たらないように、
口を大きく開くプラスチックの器具が登場しました。
これを口の中にカポッとはめます。
口を閉じようと思っても閉じられない。
装置を取り付ける間中、
ずっとこの器具を嵌めて、
大きく口を開き続けているわけですが、
これがなかなか恥ずかしかったです。
口の中丸見えですからね。
装置は接着剤で装着
歯と装置は接着剤で装着するようです。
接着剤を塗布する前に、
接着を促進させる薬剤を、
まずは歯に塗りました。
塗っては乾燥
塗っては乾燥
これを何回か繰り返しました。
その後、いよいよ、歯に装置を接着していきます。
装置を装着する場所
装置は、
適当に歯につけていけばよい、
というわけではないようです。
装置が、
歯のちょうど真ん中あたりにくるように、
上下左右の距離も確認していました。
隣や周りの歯とのバランスも、
大切なようです。
なるべくキレイなラインができるように、
一本一本丁寧に、
装置が装着されていきました。
このあたり、
なかなかの集中力が必要な作業だなと思いました。
基本的に、
歯につけた装置は、
矯正治療が終わるまでずっと装着したままです。
途中、
装置が外れたり、壊れてしまった時や、
歯が動いてきたことで、
装置の位置を変える必要がある場合は、
付け直すこともあるようです。
● 参考記事

ですが原則的には、
歯列矯正の最初から最後まで、
最初に装着した位置が、
ずっとこのまま続くようです。
それだけに、
装着する作業は、
とても慎重に行われているようでした。
こうして、
装置がすべての歯に装着された後、
完全に歯にくっつくまで、
そのまま少し時間をおきました。
約10分くらい。
完全に装置が歯にくっついたら、
装着完了です。
矯正装置が歯についた感想
下の歯すべてに装置がつきました。
装置を装着する作業自体は、
まったく痛みはありませんでした。
ですが、
口を閉じたり、
舌で触ったりしてみると、
やはり違和感を感じますね。
今までなかったものが口の中にあるので、
とても変な感じです。
しゃべりにくさや口の動かしにくさも、
若干感じましたが、
装置が引っかかって難しい、
というほどではありませんでした。
● 参考記事

装置が歯に乗っかっている状態なので、
唇を閉じた時に、
もっと口が前に飛び出したり、
ゴボっとなるかと思っていました。
ですが、
見た目はほとんど変わらないように感じました。
● 参考記事

【歯列矯正】装置(ブラケット)を初めて装着した時の様子【体験記】まとめ
今回は、
下の歯だけに装置がつきました。
上の歯は、
また数週間後。
一気に装置をつけてしますのではなく、
徐々に装置に慣れていく、
という意図もあるようです。
とにかく、
これでようやく、歯列矯正がスタートした!
という感じです。
とてもワクワクしました。
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