歯列矯正中のカラーゴムの着色が、気になる…
ゴムの着色を気にせず、好きなだけカレーが食べたい!
そんな悩みにお答えします。
筆者のケンは、2018年に歯列矯正を始めて、
2年3ヶ月後、終了(ブラケットオフ )しました。
装置とワイヤーを外した時の様子はこちら↓
![グリーンのカラーゴム|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法【カレーも気にせず食べられる】](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/81aeb7d13152128952ee810bbd547e4a.jpg)
そもそも、カラーゴムとは何かというと、
ワイヤーと装置(ブラケット)を固定するゴムのこと。
上の写真の緑色のモノが、カラーゴムです。
・カラーモジュール
・リガチャータイ
などとも呼ばれています。
ぼくも、歯列矯正を始めた最初の頃は、
ゴムの着色を気にしていました。
ですが、自分でいろいろ試したり、
担当の先生や歯科衛生士さんに教えてもらったりして、
着色を防いだり抑える方法が、かなり分かってきました。
そこで今回は、
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法
と題して、詳しく解説していきます。
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法
結論から言うと、
歯列矯正のカラーゴムの着色対策
ぼくが実際に試して効果のあった方法は、以下の3つです。
②着色しやすい食べ物を控える
③ワックスで保護する
それぞれくわしく解説します。
① 着色しにくい色を選ぶ
![カラーゴムの着色対策① 着色しにくい色を選ぶ](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/スクリーンショット-2018-10-12-13.45.46-e1555899564827.jpg)
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法、1つ目は、
ということです。
具体的には、
・トゥースカラー
・色付きのカラーゴム
を選ぶとよいです。
なぜなら、もともと色が付いているため、
着色が目立ちにくいからです。
![トゥースカラーのカラーゴム|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/スクリーンショット-2018-10-12-15.08.37.jpg)
これは、トゥースカラーという色のカラーゴム。
ぼくの経験上、
1番着色が目立ちにくいのは、この色です。
トゥースカラーというのは、「歯の色」という意味です。
歯って、真っ白ではなくて、少し黄色っぽさがありますよね。
オフホワイトとでも言いましょうか。
歯の色に近い色なので、
ただ装着しているだけでも、歯の色になじみますし、
着色してきても、目立ちにくいんです。
![濃い色のカラーゴム|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/スクリーンショット-2018-10-12-13.46.09-e1630370288445.jpg)
次に着色が目立ちにくいのは、
上の画像のような、濃い色のカラーゴムです。
もともと付いている色によって、
着色が目立ちにくいです。
着色が目立ちやすいのは、透明や白のカラーゴム
逆に着色しやすいのは、
のカラーゴムです。
![透明のカラーゴム|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/16856bffaa5fb57db4502ead2ca0430a.jpg)
これは透明のカラーゴム。
![白いカラーゴム|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2018/10/a40ed0bc3420658bf10bfd3c3af8d1d3.jpg)
これは白です。
上の写真のカラーゴムは、まだつけたばかりなので、
透明も白も、清潔感があってキレイに見えます。
ですが、
時間が経つにつれて、食べ物の色が着色し、
それが目立ちやすいです。
もともとゴムに色が付いていないので、
少しでも着色すると、かなり目立ってしまうんです。
② 着色しやすい食べ物を控える
![](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/02/india_spice_1550648568-1024x683.jpg)
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法の2つ目は、
ということです。
具体的には、
カレー
キムチ
麻婆豆腐
といった食べ物は、かなり着色しやすいです。
なぜなら、
香辛料が多く含まれているから。
とある調整日、
歯から外した「透明」のカラーゴムを、
見せてもらったことがあります。
そしたら、想像以上に着色していて、
トゥースカラーと見分けがつかないくらいになっていました。
歯についているときは、
歯や装置の色にまぎれたり、影になったりして、
言うほど着色なんてしないじゃん!
と思っていたんですが、
外してみてビックリしました。
③ ワックスで保護する
![歯列矯正用ワックス|歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2019/04/ワックスつまむ-1024x739.jpg)
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ、3つ目の方法は、
するということです。
ワックスで装置を覆うことで、
食べ物とゴムの接触を防げるからです。
歯列矯正用のワックスとは、
上の写真のように、半透明の粘土のような樹脂です。
amazonでも購入できます。
本来の用途は、
装置が口内炎などに当たるのを防ぐために、
装置にくっつけて使います。
装置を覆うということは、
同時にカラーゴムも覆われるということなので、
結果的に、カラーゴムの着色防止にもなるというわけです。
歯列矯正用ワックスの詳しい使い方は、こちらの記事をどうぞ↓
![](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2024/03/braces-wax-eyecatch-160x90.jpeg)
ワックスが手元にない…という場合の代用品は、こちら↓
自分でカラーゴムを取り替えるのはアリ?
歯列矯正のカラーゴムが着色してしまった場合、
自分で取り替えられたらいいですよね。
着色したら、新しいのに付け替えられれば、
着色を気にせず、カレーでもなんでも食べられます。
ですが、結論から言うと、
です。
カラーゴムを装置に取り付けるには、
専門的な技術や器具が必要ですし、
歯が変な方向に動いてしまった…なんてことにもなりかねないからです。
カラーゴムを通販で買うことは不可能ではないようですが、
自分で装着するのは難しいですし、やめたほうがいいと思います。
詳しくはこちらにまとめました↓
歯の着色を防ぐには?
![](https://dent.kennakagawa.com/wp-content/uploads/2021/08/d39df56cde2ab89d3dfd42e7d137faf8.jpg)
以上が、
歯列矯正中のカラーゴムの着色を防ぐ方法でしたが、
歯そのものにも、着色してるなあ…
と感じたことはありませんか?
ここでは、
歯列矯正中のカラーゴムだけでなく、
歯の着色を防ぐ方法を、いくつかご紹介します。
歯列矯正中の正しい歯磨きのやり方
歯の着色を防ぐ基本は、毎日の歯磨きです。
歯列矯正中は特に、
歯磨きがおろそかになりがちですよね。
装置やワイヤーがついてると、
汚れも溜まりやすく、
着色だけでなく、虫歯の原因にもなります。
歯科衛生士さんに、
矯正中の正しい歯磨きの仕方を教えてもらったので、
こちらを参考にしてみてください↓
ホワイトニング
生まれつき着色しやすかったり、
黄色っぽい人は、ホワイトニングするのをおすすめします。
実際にぼくは、歯医者さんでホワイトニングをしてもらって、
生まれつきグレーっぽかった歯が、
ビックリするくらい白くなりました。
どのくらい白くなったかは、こちら↓
ちなみに、歯列矯正中にホワイトニングをしてしまうと、
装置のついている部分は白くはならないので、
矯正が終わって、装置が外れてからがいいと思います。
クリーニング
ホワイトニングはちょっと敷居が高い、
という場合は、クリーニングだけでも着色を落としたり、防いだりする効果があります。
実際にぼくは、
カルシウムの粒子を歯の表面に吹き付けるクリーニング
というものをしてもらったのですが、
歯に光沢が出て、ピカピカつるつるになりました。
その時の様子はこちら↓
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法。カレーも気にせず食べられる まとめ
以上、
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法。カレーも気にせず食べられる
というテーマで解説をしました。
ゴムの着色以前に、
矯正装置やワイヤーをつけること自体が、
目立ちそうで恥ずかしい…
という方は、こちらを参考にしてみてください↓
案外、気にしてるのは自分だけです。
矯正中に食べやすい&食べにくい食べ物については、
こちらにまとめました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。