歯列矯正中の口内炎6つの対策。ワイヤー矯正経験者が詳しく解説

歯列矯正の痛み
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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歯列矯正中に口内炎ができて、痛いしツラい…
矯正中の口内炎対策について知りたい

こんな悩みや疑問にお答えしましょう。

筆者は現在、歯列矯正中(上下とも表側ワイヤー)で、期間は約2年と言われています。

2018年4月に装置とワイヤーがついて、ちょうど1年が経ったところです。

歯列矯正を始めて一番衝撃的だったのが、とにかく口内炎ができやすい…ということ。

特にワイヤーが初めてつけた後の数日間は、食事の際に歯で唇を噛みまくったり、装置が当たったりで、口内炎が10箇所くらいできて大変でした。

そこで今回は、歯列矯正中の口内炎6つの対策。ワイヤー矯正経験者が詳しく解説と題して、筆者の体験とおすすめの方法をご紹介したいと思います。

歯列矯正中の口内炎6つの対策。ワイヤー矯正経験者が詳しく解説

歯列矯正中の口内炎対策、筆者が実践していた方法は次の6つです。

①ワックス
②食べやすい食べ物
③サプリメント
④口内のケア
⑤運動
⑥とにかく寝る

それぞれどういうことか、詳しく解説していきます。

①ワックス

歯列矯正用ワックスをつまんで丸めているところ

歯列矯正中の口内炎対策1つ目は、歯列矯正用のワックスを使うことです。

矯正用ワックスというのは、上の画像のような粘土のような樹脂です。

使い方は簡単で、適量つまんでコネコネ丸めます。

それをブラケットを覆うように被せると、ブラケットやワイヤーが口内炎の傷口に当たるのを防いでくれるのです。

量はやや多めに使った方が、装置につけやすく、外れにくいと思います。

このワックスには本当に何度も助けてもらいました。

使い方のコツやいくつか注意点があったりするすので、詳しくはこちらを参考にしてみてください↓

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②食べやすい食べ物

歯列矯正中の口内炎対策2つ目は、食べやすい食べ物を食べることです。

そもそもどうして口内炎ができるかというと、歯で粘膜を噛んでしまったり、装置で口の中を傷つけてしまうからです。

例えば肉の塊など、硬くて繊維の多い食べ物は、何度も何度も噛む必要があるので、口の中を傷つける可能性が高まりますよね。

なので、スープやお粥のような、あまり噛む必要のない食べ物や、豆腐や茶碗蒸しのように柔らかい食べ物を選ぶようにするのがおすすめです。

口内炎もできにくく、口内炎ができてしまった後も、食べやすいように感じています。

ただし、あまりに噛まなすぎる食生活を続けていると、顔の筋肉が衰えていったり、健康状態にも影響が出る場合もあると思うので、適度な咀嚼は必要かと思います。

③サプリメント

歯列矯正中の口内炎対策、3つ目はサプリメントを有効的に用いることです。

歯列矯正中はどうしても食事が制限されるので、必要な栄養素を自然な食材だけで摂るのは、なかなか難しかったりするからです。

口内炎にはビタミンが有効とされていて、

特に、ビタミンB2やB6・葉酸は粘膜の再生を促すビタミン群としても知られています

ひまわり医院(内科・皮膚科)

とのこと。

ビタミンB2、B6、葉酸がまとめて摂れるサプリメントもあるようです↓

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ちなみに筆者は、現在はサプリメントの類はほとんど摂っていないのですが、かつて口内炎の時には、亜鉛をよく飲んでいました。

亜鉛は、免疫力や皮膚の新陳代謝を促すらしいのです。

体内では作ることができず、食べ物から摂るしかないため、不足しがちな栄養素とも言われています。

筆者は、少し疲れを感じた時などにも飲んだりしていました。

飲むと体調もよくなり、口内炎の治りも早いように感じました。

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また筆者はここ10年以上、医薬品、特に化学的な薬剤をほぼ使っていないので、あまりおすすめしたくないのですが、どうしても口内炎が治らない場合には、歯医者さんで薬を処方してもらうのも手段の一つかとも思います。

口内炎が長引くのって、ほんとツラいですからね…。

ただしそういった薬は、ステロイド剤である場合が多いので、使用には注意が必要だと思います。

購入やご使用は、十分に検討してから判断することをおすすめします。

④口内のケア

歯列矯正中の口内炎対策4つ目は、口内のケアです。

つまり、口の中をいつも清潔に保っておくということ。

なぜなら、口内の細菌が口内炎を悪化させ、治りを遅くすると言われているからです。

とはいえ、別に難しいことでもなんでもなく、食後や睡眠前後の歯磨きを丁寧に行っていれば問題ないと思います。

また、歯磨きをする時間や余裕がない場合は、口の中をこまめにゆすぐだけでも、口内炎の発生や悪化を防ぐのに効果的だと感じています。

歯医者さんがおすすめしていた洗浄液はこちらです↓

筆者は試していないのでコメントは控えますが、Amazonでのけっこう高い評価がついていました。

実は筆者は、市販のマウスウォッシュや歯磨き粉なども使っていません。

ではどうやって口内ケアをしているかと言うと、重曹で歯を磨いたり、口をゆすいだりしています。

洗顔や洗濯、食器洗いなどにも使っています。

重曹さえあれば、日常のあらゆる用途に使えるので、用途別に洗剤等を買わなくても済みます。

しかも安い。

歯磨きだけに使うのであれば、1kgあれば1年以上保つような気がします。

たくさん使う人はこちら↓

⑤運動

歯列矯正中の口内炎対策5つ目は、運動です。

筆者は今でも時々口内炎ができることがあるんですが、どんな時にできるかというと、その多くが運動不足を感じている時なんです。

口内炎ができる原因は主に、

ストレス&疲労
栄養が不足
歯並び
ドライマウス
ウィルスや細菌

口内炎の原因と治し方は?口内炎ができる5つの原因|ハーツデンタルクリニック

などと言われているようです。

そして運動は、これらすべて働きかけることができると感じています。

身体を動かすことで、

ストレス低減
お腹が空いて新鮮な食べ物を美味しく食べる
よく噛むことで、噛み合わせが整い、唾液も分泌
血行や代謝が促され、免疫力アップ

などのように、好循環が生まれます。

実際、日中にしっかり身体を動かした時には、誤って口の中を噛んだとしても、口内炎にはならないことが多いです。

お金もかからないので、歯列矯正中の口内炎対策として本当におすすめです。

⑥とにかく寝る

歯列矯正中の口内炎対策最後5つ目は、とにかく寝ることです。

人間の免疫力、自己回復力に勝るものはないと思うからです。

筆者はかつて、睡眠時間を削ってまで仕事をしていた時は、本当に頻繁に口内炎ができていました。

寝不足によってストレスも溜まり、それを解消しようとタバコを吸ったり偏食になったりの悪循環が生まれ、さらに口内炎の治りを遅くしていたように感じます。

現在は、口内炎ができそうな時、あるいはできてしまった時は、とにかく早く寝て、ぐっすり眠ることを心がけています。

おすすめは、アラームをセットしないで寝ることです。

人間の身体は、自分に必要なことを本能的に知っているので、必要なだけ眠れたなと感じたら、自然に目が覚めるようにできています。

仕事もあるし、そんなの無理だよ…という場合は、本当に大切なことはなんなのか?自分の人生の優先順位をもう一度見直してみるいいきっかけになるかもしれません。

歯列矯正中の口内炎6つの対策。ワイヤー矯正経験者が詳しく解説 まとめ

以上、歯列矯正中の口内炎6つの対策。ワイヤー矯正経験者が詳しく解説というテーマで解説をしました。

歯列矯正中に食べやすい食べ物は、こちらに詳しくまとめました↓

逆に食べにくかったものは、こちら↓

歯科衛生士さんに教えてもらった歯列矯正中の歯磨きの仕方を、こちらに詳しく書きました↓

歯列矯正中じゃなくても、普段から口の中を噛む癖があるという方は、こちらが参考になれば↓

旅行に行きたいけど、口内炎ができやすいから心配…という方は、こちらが参考になれば↓

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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