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歯列矯正で使うカラーゴムは、自分で交換できるの?
カラーゴムって、通販で売ってるのかな?
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2018年4月から歯列矯正を始めました。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
追記:2年3ヶ月後の2020年7月に、
無事、ブラケットオフしました。
ワイヤーを外した時の様子は、こちら↓

歯列矯正中に、
カラーゴムを、自分で交換できたらな
と思ったことはないですか?
ぼくは、何度かありましたし、
実際に、試してみたこともあります。
そこで今回は、
歯列矯正のカラーゴムは自分で交換できるのか?
というテーマで、
詳しく解説したいと思います。
カラーゴムは自分で交換できる?
歯列矯正のカラーゴムは、自分で交換できるのか?
結論から言うと、
です。
ぼくは実際に、
カラーゴムが外れてしまった時に、
自分でつけ直せないか、試したことがありますが、
ムリでした。
仮にできたとしても、さまざまな理由から、
自分で交換することは、やらない方がいいと思います。
理由は、主に以下の通り。
①歯科専用の道具が必要
②歯や装置を壊してしまう恐れがある
③歯が間違った方向に動いてしまう可能性
それぞれ順番に、説明します。
①歯科専用の道具が必要
歯列矯正のカラーゴムを、自分で交換しない方がいい、
1つ目の理由は、
ゴムを留めるのには、専用の道具が必要だからです。
下の写真が、その道具↓
モジュールプライヤーとか、
Oリングホルダーと言うそうです。
この道具は、歯科専用の道具なので、
入手はとても困難です。
ぼくは、そんな道具を持っていませんし、
指では、太すぎて無理でした。
この道具、矯正中の人はご存知かもしれませんが、
とても不思議な、謎の動きをするんです。
どんな仕組みでカラーゴムを留めているのか?
歯科衛生士さんに、くわしく教えてもらったので、
気になる方は、こちらの動画をどうぞ↓
②歯や装置を壊してしまう恐れがある
矯正用のカラーゴムを、自分で交換しない方がいい理由2つ目は、
歯や装置を壊してしまう恐れがあるからです。
ぼくは、2年3ヶ月の矯正期間中に、
30回近く、ワイヤー調整をしてもらいました。
そして感じたのは、
カラーゴムを取り替えるのには、
専門の技術と経験が必要だな、ということです。
仮に、取り付ける道具があったとしても、
使い方によっては、歯や装置に当たって、
欠けたりヒビが入ったりしてしまう恐れがあります。
歯茎や、口の粘膜に、
キズがつくこともあるかもしれません。
また、装置(ブラケット)は、
けっこう頑丈に歯にくっついてますが、
角度によっては、意外なほど簡単に外れてしまうものです。
装置が外れると、
一度、歯の表面をキレイに磨いて、
もう一度、接着し直す必要があるので、
けっこう大変です。
装置を付け直した時の様子は、こちらに詳しく書きました↓

③歯列矯正の結果や期間に、影響する可能性
歯列矯正のカラーゴムの交換を、自分でやらない方がいい理由3つ目は、
歯列矯正の結果や期間に、影響する可能性
があるからです。
②で書いたように、
装置や歯が欠けてしまうと、
その修復に、余分に時間がかかってしまいます。
それだけ、歯列矯正の期間全体も、
長引いてしまいます。
また、
矯正で歯を動かすのは、
ワイヤーの角度やゴムの強さなどを、細かく計算した上で、
行われています。
なので、自分で勝手にカラーゴムを変えてしまうと、
細かなバランスが崩れて、
歯が、全然違う方向に動いてしまう、
ということにもなりかねません。
正しい、歯列矯正の結果を得るためにも、
自分でカラーゴムを交換しようとすることは、
考えない方がいいと思います。
カラーゴムは通販で入手可能
ここまで、
カラーゴムを自分でつけることはできないし、やめた方がいい
というお話をしてきましたが、
じゃあ、完全に歯医者さんにお任せするしかないのか?
というと、そんなこともありません。
カラーゴムに関して、
自分で関われることもあります。
①カラーゴムを通販で買う
カラーゴムに自分で関われることの1つ目は、
通販で買うことです。
カラーゴムは、amazonで買えます。
他の通販サイトにもあるかもしれません。
追記(2021年3月14日)
以前は、たくさんの商品が購入可能だったのですが、
現在では、1点も検索結果に表示されなくなっています。
ただし、歯医者さんに持参して、
それを使うことが可能かどうかは、
各医院で違うと思うので、よく確認してみてください。
おそらく、
衛生上、安全上の観点から、
許可されないところの方が、多いとは思いますが。
モジュールプライヤー(取り付ける器具)も通販は可能なようですが、
医療関係者に限定されていることがほとんどなので、
一般の入手は難しいと思います。
②色の組み合わせで遊ぶ
カラーゴムに、自分で関われること2つ目は、
色や配色を選ぶということです。
歯医者さんにたくさんの色が用意されてれば、
その中から、自分で配色を考えることが可能です。
ぼくは以前、
3色を互い違いに、付けてもらったことがあります↓
むらさきと、濃いピンクと、薄いピンクの3色です。
歯科衛生士さんは、
けっこう大変そうでした苦笑
ただしこれも、
そもそも1色しか用意していない歯医者さんもあるそうなので、
もしもカラーゴムをカラフルにしたいのであれば、
矯正を始める前に、歯科医院に確認した方がいいと思います。

ぼくはカラーゴムの色を、
調整日の度に、毎回変えていました。
毎月撮った写真を、全部まとめて動画にしましたので、
興味があれば、ぜひご覧ください↓
③着色しにくい色を選ぶ
もしも、
カラーゴムがすぐに着色しちゃうから、自分でこまめに取り替えたい…
と思っているのなら、対処法はありますよ。
工夫次第で、
カラーゴムの着色は防ぐことができます。
詳しくはこちらにまとめました↓

歯列矯正のカラーゴムは自分で交換できる?【通販で購入可能】まとめ
以上、
歯列矯正のカラーゴムは自分で交換できる?【通販で購入可能】
というテーマで解説してみました。
カラーゴムって、
歯医者さんはどんなふうに取り付けてるの?
と疑問な方は、こちらをぜひどうぞ↓

参考になればうれしいです。