歯列矯正中に、ブラケットが外れたら、どうすればいいの?
ブラケットが外れた時の、応急処置法が知りたい…
そんな疑問にお答えします。
歯列矯正のブラケットが外れたらどうすればいい?
歯列矯正中に、
ブラケットが外れた場合、どうしたらいいのか?
結論から言うと、
以下の4つことに注意すると良いと思います。
② 自分で直そうとしない
③ 外れたブラケットを捨てない
④ 歯列矯正用ワックスなどを用いて固定する(応急処置)
それぞれ、
順番に理由を解説していきます。
① すぐに歯科医院に連絡をする
歯列矯正のブラケットが外れた時の対処法1つ目は、
すぐに歯科医院に連絡をすることです。
歯医者さんによっては、
当日でも、優先して診察をしてくれるところもあると思いますし、
確実に修復ができるからです。
ブラケットが外れた時に限らず、
歯列矯正中に、何か不具合が発生した場合も、
速やかに連絡をすることをおすすめします。
歯列矯正というのは、
長い期間がかかるものなので、
当然、思ってもいないアクシデントも多々あります。
そうした緊急時に、
親身に対応してくれる歯医者さんが、
本当に信頼できる歯科医院だと、ぼくは思います。
歯医者さんの選び方については、
こちらに詳しく書きました↓
また、今通っている歯医者さんに、
安心して通うことができないな…と感じる場合は、
他の歯医者さんに相談するのも、よい方法だと思います。
歯列矯正のセカンドオピニオンについては、こちら↓
② 自分で直そうとしない
歯列矯正中、
ブラケットが外れてしまった時にどうしたらいいかの、2つ目は、
自分で直そうとしないことです。
装置やワイヤーは、
位置や角度などを、とても細かく調整しています。
自分で直してしまうと、間違った方向に歯が動いてしまい、
歯列矯正の進み具合や結果に、
大きな影響をおよぼす可能性もあるからです。
以前ぼくは、
ブラケットではないのですが、仮歯の一部が外れてしまい、
自分で接着剤でつけ直したことがありました。
なんとか取り付けできたものの、
位置や角度がうまく決まらず、
最終的には歯医者さんできちんと直してもらいました。
「次は、必ず連絡してくださいね」
と、言われました…苦笑
③ 外れたブラケットを捨てない
歯列矯正にブラケットが外れた時にした方がいいことの3つ目は、
外れたブラケットを捨てないということです。
もちろん、外れてしまったブラケットを、
そのまま再利用するわけではありません。
ですが、外れた原因が細かく分かれば、
次回、外れにくいように対策を取ることができるからです。
言葉だけで説明するよりも、
現物を見た方が、なぜ外れたかが推測しやすいです。
④ 歯列矯正用ワックスで固定する(応急処置)
ブラケットが外れた時の対処法、最後の4つ目は、
応急処置的にではありますが、
矯正用のワックスを使って、留めておくことも可能です。
ワックスは、ロウのような粘着力があります。
ものを食べたり、
一日中、そのままでいるということはできないと思いますが、
ワイヤーがビロビロしてしまわないように、
一時的に固定しておくくらいは、できると思います。
歯列矯正用ワックスとは、本来は、
ブラケットを覆って、口の粘膜を保護するものです。
歯列矯正中は、とにかく口内炎ができやすいので、
ワックスには、ぼくもかなりお世話になっています↓
ワックスの本来の使い方は、
こちらに詳しくまとめました↓
歯列矯正中に、ブラケットが欠けた体験談
ここまで、
歯列矯正中にブラケットが外れた場合の、
対処法を解説してきましたが、
実際に、ブラケットが欠けてしまった時のぼくの体験談
をご紹介しましょう。
ブラケットが欠けたのは、
歯列矯正が始まってから、7回目の調整日のこと。
新しいワイヤーを、
ブラケットに取り付けている時でした。
どうも、セラミック製のブラケットの先端が欠けてしまい、
一部が歯から外れてしまったようでした。
破損したのは、
上の前から3番目の歯の、ブラケットでした。
ブラケットが欠けた原因
なぜブラケットが…!?と一瞬思いましたが、
スミマセン…確実に身に覚えがありました…
固いおせんべいを、何日か前にボリボリ食べました・・
その時すでに、ブラケットにヒビが入るなど、
外れやすくなっていたのかもしれません。
歯列矯正中は、
硬い食べ物は、ブラケットが外れる原因になるので、
十分に気をつける必要があります。
食べにくい、食べない方がよい食べ物は、
こちらにまとめました↓
逆に、食べやすい食べ物はこちら↓
ブラケットはよく外れる?
とはいえ、
歯列矯正を開始して、ここまで約半年。
その間に、ブラケットが外れたり、取れたりしたことは、
一度もありませんでした。
それって、よくよく考えるとすごくないですか?
ブラケットが外れたり、欠けたりすることはよくあるのか?
担当の先生に、聞いてみたところ、
セラミックは陶器だから、
お茶碗と一緒で、衝撃が加わると、
割れたり外れたりする可能性はあります
とのこと。
なので、金属製のブラケットの方が、
外れたり欠けたり、ということには強いようです。
その代わり、歯に強力にくっつくので、
その分、締め付けも強く感じました。
セラミックのブラケットを、
金属の装置に交換した時の様子は、こちら↓
歯列矯正のブラケットが外れたらどうすればいい?4つの対処法&応急処置 まとめ
以上、
歯列矯正のブラケットが外れたらどうすればいい?4つの対処法&応急処置
というテーマで解説しました。
ブラケットが外れてしまった後、
歯医者さんで付け直してもらった時の様子は、
こちらにくわしくまとめました↓
また、矯正治療終了後には、
リテーナーを壊してしまったこともあります。
その時の修理の様子は、こちらに詳しく書きました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。