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歯並びが悪いので、どんな種類があるか調べたら驚きの事実が判明した

子供の矯正、歯並びの種類歯列矯正コラム
mkron / Pixabay
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

歯並びが悪いんだけど、自分はどんな種類なんだろう?
歯並びには、どんな種類があるの?

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者は、子供の頃から歯並びが悪かったのですが、単に「歯並びがよくない」と思うだけで、それがどういった歯並びの悪さなのかは気にもしていませんでした。

ですが、歯列矯正をするにあたって自分の歯並びを調べてもらったところ、歯並びの悪さには様々な種類があることが分かりました。

そこで今回は、歯並びが悪いので、どんな種類があるか調べたら驚きの事実が判明したと題して、歯並びの種類と、それぞれの特徴やどうやって治療したらよいのかなどを、筆者の歯列矯正を担当してくれた主治医の先生の見解や症例も交えつつ、詳しくご紹介したいと思います。

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歯並びが悪いので、どんな種類があるか調べたら驚きの事実が判明した

「歯並びが悪い」と一言でくくられてしまうことが多いですが、実は歯並びには主に次のような7種類の歯並びがあるそうです。

①叢生(そうせい)
②上顎前突
③反対咬合(受け口)
④開咬(かいこう)
⑤過蓋咬合
⑥顎偏位
⑦切端咬合

出典:銀座みゆき通りデンタルクリニックのwebサイト

そして何が衝撃的だったかと言うと、筆者自身の歯並びをこれに照らし合わせてみたところ、7種類のうちなんと5つに当てはまってしまったのです。

つまり、筆者の歯並びは、さまざまな歯並びの悪さが複合的に絡み合った、とても複雑な状態だったわけです。

そりゃあ、噛み合わせにストレスを感じたり、体調不良にもなるよなあと、妙に納得してしまいました。

以下では、この7種類の歯並びに、それぞれどんな特徴や治療法があるのか詳しく解説していきます。

①叢生(そうせい)

歯並びの種類の1つめは、叢生です。

一般的に歯並びが悪いというと、この状態のことを指すように感じます。

前歯や奥歯が、互い違いに凸凹に並んでいる状態で、ガタガタの歯並びなどとも表現される、いわゆる乱ぐい歯のことです。

顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていないと、この叢生になると言われているようですが、原因はそればかりではなく、人によってさまざまな要因が考えられるそうです。

筆者は、上下の前歯と、右下の小臼歯あたりに特に叢生が見られました。

叢生の治療方法

下の動画は、軽度の叢生を、上の歯はインビザライン、下の歯はメタルワイヤーを装着して矯正した一例です。

②上顎前突

歯並びが悪いと言われる状態の2つめの種類は、上顎前突です。

文字の通り、上あごが前に突き出ている状態のことですが、さらに細かく分類すると、
❶上顎の前歯が出ている
❷下顎が後ろに下がり(下顎後退)、上顎の前歯が出て見える
といった2つの要因が考えられるそうです。

筆者のケースは、❶と❷の両方に当てはまり、上の歯は全体的に前に突き出て、下の歯は顎ごと奥に数ミリ引っ込んでしまっていました。

上顎前突の治療方法

下の動画は、上顎前突の要因である❶と❷の両方を持つ歯並びを、マルチループワイヤーを用いて歯列矯正した一例です。

上の歯は奥に引っ込め、下の歯は前に引っ張り出して歯並びを治していく様子が、よく分かります。

③反対咬合(受け口)

歯並びの悪い状態の3つめの種類は、反対咬合(受け口)

下の歯が前の歯より前に出ている、本来のかみ合わせとは前後が逆になっている歯並びで、下顎前突とも言われるそうです。

この反対咬合も要因はさまざまで、主に、
❶歯だけに問題がある場合
❷顎の骨に問題がある場合
などがあるそうなので、反対咬合になっている原因をしっかりと見極めて、治療を行う必要があるそうです。

反対咬合(受け口)の治療方法

下の動画は、反対咬合を手術や抜歯をせずに歯列矯正を行った治療法の一例です。

期間は1年9ヶ月だそうです。

④開咬(かいこう)

歯並びが悪いといわれる4つ目の種類は、開咬です。

奥歯を噛み合わせた時に、前歯が噛み合わなくなる状態のことをいうそうです。

開咬になると、前歯で食べ物をかみ切ることができません。

また、息がもれてしまって発音が不明瞭になる場合もあるそうです。

子供のころに指しゃぶりをしていると、開咬になりやすいとも言われています。

筆者は、歯列矯正する前までは前歯同士で噛み合うことができなかったので、この開咬の歯並びだったと言えます。

開咬の治療方法

下の動画は、開咬をメタルワイヤー、途中からマルチループワイヤーを用いて治していった一例です。

矯正治療期間約2年。

⑤過蓋咬合(かがいこうごう)

歯並びの種類の5つ目過蓋咬合も、歯並びが悪いと言われるケースです。

この過蓋咬合というのは、咬み合わせが深い状態のことで、奥歯で噛んだ時に、前歯が深く降りてきてしまい、下の前歯がほとんど見えないような状態を指します。

過蓋咬合の治療方法

下の動画は、過蓋咬合の他に、生まれつき小さな歯がある歯並びの、矯正治療の一例です。

⑥顎偏位(がくへんい)

歯並びが悪いとされる6つ目の種類は、顎偏位です。

歯を咬み合わせた時に右左にズレていることを言い、奥歯の噛み合わせにズレがある場合は本人でも気づかないケースもあるそうです。

長い間この顎偏位の状態になっていると、使う筋肉にも偏りが生じてしまい、顔の見た目だけでなく、体の不調も起こしやすいと言われています。

以前は、健康な歯を抜いたり、顎の骨の手術をしなければ治らないとされていましたが、現在では健康な歯を抜いたり手術なしでも治せるようになってきたようです。

顎偏位の改善方法

筆者も軽度ではあると思いますが、このケースに当てはまると思われ、その結果、顔や口も歪んでしまっていました。

噛み合わせに左右のズレが生まれてしまう原因や、どのように改善していったのかは、こちらに詳しく書きました↓

⑦切端咬合(せったんこうごう)

歯並びが悪いと言われる種類の最後7つ目は、切端咬合です。

上と下の前歯の先が、ちょうどぶつかってしまう歯並びで、③でご紹介した反対咬合(上下の噛み合わせが前後逆:受け口)の一種として現れることもあるそうです。

舌の動きや口呼吸、顎の骨の成長異常によって起こりやすいと考えられていて、上下の歯の間に本来あるはずのスペースがない場合が多く、放っておくと、歯の先が欠けたり磨耗したりする場合もあるのだそうです。

過蓋咬合の治療方法

下の動画は、前歯の先端しか噛み合わない歯並びを、手術や抜歯なしで歯列矯正した方法の一例です。

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歯並びが悪いので、どんな種類があるか調べたら驚きの事実が判明した まとめ

以上、歯並びが悪いので、どんな種類があるか調べたら驚きの事実が判明したというテーマで解説をしました。

一口に「歯並びが悪い」といっても、これだけの(あるいはもっと)種類があることに、シンプルに驚きを隠せませんでした。

それぞれの歯並びによって、治療方法もかなり変わってくるようなので、気になる方は歯医者さんに相談されることをおすすめします。

信頼できる歯医者さんの探し方について、筆者の経験をこちらに詳しく書きました↓

カウンセリングって何件くらい行けばいいの?と迷っている方は、こちらが参考になれば↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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