歯列矯正の歯型取りのやり方やかかる時間が知りたい
歯型取りって何回もとるって聞いたけど、なぜ?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年4月に歯列矯正をはじめました。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
追記:2020年7月にブラケットオフしました。その時の様子はこちら↓
みなさんは歯型取りは好きですか?
大好き!という人は少ないと思いますが、時間がかかったり、何回も取らなきゃいけないとなると、ちょっと心配になりますよね。
そこで今回は、歯型取りのやり方。時間は?何回とるの?矯正経験者が詳しく解説と題して、筆者の体験を詳しくご紹介できればと思います。
歯型取りのやり方。時間は?何回とるの?矯正経験者が詳しく解説
歯型取りはどのようなやり方で行われるのか?
歯列矯正前の検査時に行った歯型取りを例に、詳しく説明していきます。
歯型の取り方
歯型取りのやり方は、まず最初に歯型の大きさを選ぶところからはじまりました。
型取りペーストを充填する馬の蹄(ひづめ)のような金具を、一度歯に合わせて、その人に合った大きさのものを選ぶのだそうです。
「もっと小さいのから大きものまで、いろいろありますよ」と歯科衛生士さん。
「つばを一回飲み込んでください」
ヘラのようなもので、ピンク色のクリームを歯に塗り始めました。
いきなり歯に歯型を被せるのではなく、歯の方に少しペーストを塗っておいた方が、より正確に歯型取りができるんだそうです。
歯型取りのやり方、次のステップは、いよいよペーストをたっぷり乗せた歯型を歯にかぶせていきます。
第一印象は、冷たくて気持ちいい!
この歯型取り用のペースト、冷蔵庫の中で保管されていたんでしょうか?
ひんやりとした感触が、歯や歯茎、口の中に伝わっていきます。
型を少し揺らしながら、なるべく歯が型の真ん中にくるように調整しています。
唇を引っぱって型に被せるようにして、なるべく歯茎の方まで歯型が取れるようにしていきます。
この状態で、数分間キープ。
型の外し方
歯型取りのペーストがしっかり固まったら、歯から型を外します。
かなり強力にくっついているので、手の力だけではなかなか外れないようです。
空気が出る機械を使って、歯と歯型の間にシューっと空気を送り込みながら、空間を作って剥がしていきました。
空気で口の中がベロンとめくれるようで、なんか不思議な感覚でした。
最後はカポッ!と音をたてて、型が外れました。
このカポッ!という音と感触は、けっこう癖になりますね笑
取れた歯型を見せてもらいました。
こうやって、自分の歯型を見る機会はあまりなかったので、とても新鮮です。
歯型取りにかかる時間
歯型取りにかかった時間は、なんと3分もあませんでした。
えっ、もう外しちゃっていいの?って感じでした。
ただしその後、歯列矯正中やブラケットオフ後に何度か歯型取りをした時には、固まるのに5分くらいかかっていました。
やり方や目的などによって、ペーストの種類などを使い分けているのかもしれません。
歯型取りにかかる時間が長いと、あごが疲れてきたり、つばが溜まってきたりで大変ですよね。
この時の歯型取りは、それほど時間がかからなかったので、すごく助かりました。
なぜ何回も歯型をとるの?
歯型取りを上下1回ずつ行ってあー終わった…と安心していたら、歯科衛生士さんから「もう一回ずつ、歯型を取りますね」と言われました。
えっ、2回も歯型取りするんだ?と思い、理由を聞いてみたところ、
1つは矯正前の歯並びを残すため
2つ目は、理想の歯並びの模型(セットアップ)を作るため
とのことでした。
2回目も、やり方は一緒でした。
後日、出来上がった模型がこちらです↓
歯列矯正前の歯の模型
理想の歯の模型
矯正前と後の模型を比べるとよく分かるのですが、歯列のアーチや1本1本の歯の生えている方向などがかなり変わっています。
歯列矯正後の模型の方には、何本も線が引かれたり切れ込みがあったりして、細かな計算の元、理想的な歯並びが導き出されているのを感じます。
追記:
筆者は2年3ヶ月でブラケットオフをしたのですが、その間に何回歯型を取ったかというと、都合5回ほど取りました。
一つは今回ご紹介した矯正前の検査において。
ブラケットオフ後にも検査をしたので、その時にもう一回。
そして、その間に仮歯や詰め物を作り直すために3回ほどという内訳です。
歯型取りのやり方。時間は?何回とるの?矯正経験者が詳しく解説 まとめ
以上、歯型取りのやり方。時間は?何回とるの?矯正経験者が詳しく解説というテーマで解説をしました。
歯型取りは、おえってなるから苦手だなあ…という方は、こちらをぜひ参考にしてみてください↓
動画でもどうぞ↓
デジタルで歯型を取るやり方もありました。
実際に行った時の様子をこちらに詳しく書きました↓
歯型取りの詳しいやり方は、こちらの動画でもご覧いただけます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。