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歯列矯正で、ゴムかけが始まったんだけど、仕組みがよく分からない・・
ゴムかけって、どんな仕組みで歯を動かしてるの?
こんな疑問はありませんか?
この記事では、
ゴムかけで歯が動く仕組み
について詳しく解説します。
筆者のケンは、
2018年4月から歯列矯正をしています。
上下とも表側のワイヤー矯正です。
このブログ以外にも、
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目次
【歯列矯正】ゴムかけで歯が動く仕組み【強さ×方向×時間】
結論から言うと、
ゴムかけで歯を動かす仕組みは、
とてもシンプルで、
で表せると思います。
ぼくは歯医者さんではないので、
専門的には、
もっと他の要素もあるかも知れませんが、
1年以上ゴムかけを続けた経験上、
こうした仕組みによって歯が動いている、
と感じています。
● 参考記事
ゴムかけって、何のためにするの?
そもそもなぜ、
ゴムかけをするのかというと、
主には、
・歯を動かしたい方向へ動かすため
・ワイヤーだけでは動かせないのを、ゴムかけで補うため
などが挙げられると思います。
ぼくがゴムかけを始めたのは、
2度目の調整日から。
● 参考記事
もともと歯のアーチが狭いため、
歯全体が前に傾くように生えていました。
その前傾した歯を、
まっすぐに引き起こすために、
ゴムかけの仕組みを利用しているようです。
● 参考記事
歯列矯正のゴムかけの仕組み|どうやって歯を動かしてるの?
どんなゴムをどこにかけるか、というのは、
人によって、
治療の進み具合によって、
変わってくるようです。
それぞれで、
動かしたい歯や方向が、
まったく異なるからです。
● 参考記事
例えば、ぼくの場合。
ゴムかけを開始した当初は、
下:前から2番目
のループにゴムかけしていました。
それが途中から、上の図のように、
下:前から3番目
と、下の歯の場所が、
ひとつ奥にズレました。
● ゴムかけの場所を変えた時の動画
ゴムかけする場所が変わると、
歯の動き方も変わります。
それぞれ、どのような仕組みで歯が動くのか、
順番に解説します。
ゴムかけの仕組み[上2番目・下2番目]の場合
図解:[上2番目・下2番目]のゴムかけの仕組み
上2番目・下2番目にゴムかけをすると、
上の図のように、
という仕組みが働きます。
ぼくの歯は、
全体的に前に傾くように生えていました。
特に下の歯は顕著でした。
そのため、
このような仕組みでゴムかけをして、
それらの歯を垂直に引き起こしていたようです。
そのおかげもあって、
下の歯並びは、
1年間でとてもキレイに揃ってきました。
● 参考記事
ゴムかけの仕組み[上2番目・下3番目]の場合
図解:[上2番目・下3番目]のゴムかけの仕組み
上の歯は2番目のまま、
下の歯が3番目に変わると、
ゴムかけの仕組みはどうなるか?
結論から言うと、今度は、
ような仕組みに変わります。
さっきとは、
ゴムかけしている場所の位置関係が、
上下で逆になるからです。
奥に入り込んでいる下あごを → 前に引き出す
この場合は、
歯を動かすためではなく、
下あごを前に出す目的があるようです。
なぜなら、ぼくの下あごは、
本来の位置よりも、
奥に引っ込んでしまっていたからです。
● 参考記事
このゴムかけの位置変更によって、
奥に下がった下あごが、
正しい位置に戻ってきました。
噛み合わせやフェイスラインも、
大きく改善されました。
● 参考記事
ゴムかけする場所が1つ変わるだけで、
これだけ仕組みが、
大きく変わってくるものなんですね。
【歯列矯正】ゴムかけで歯が動く仕組み【強さ×方向×時間】まとめ
もう一度、記事の内容をまとめてみます。
歯列矯正のゴムかけで歯が動く仕組み
= ゴムの強さ × ゴムの向き × ゴムをかけている時間
なんのためにゴムかけするのか?
・歯を動かしたい方向へ動かすため
・ワイヤーだけでは動かせないのを、ゴムかけで補う
ゴムかけする場所が変わると、動き方の仕組みも変わる
以上、
【歯列矯正】ゴムかけで歯が動く仕組み【強さ×方向×時間】
というテーマで解説をしました。
最後までお読みいただき、ありがとございました。
● マルチループワイヤーで歯が動く仕組み
● 矯正装置(ブラケット)を歯に装着した時の様子
● ワイヤーをブラケット(矯正装置)に取り付ける仕組み