歯列矯正で、ゴムかけが始まったけど、なんのためにやるのかよく分かっていない…
ゴムかけって、どんな意味があるの?
こんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年に歯列矯正を始めました。
追記:ちょうど丸4年で、すべての矯正治療が完了しました。詳しくはこちら↓
筆者自身、歯列矯正中は、ゴムかけをかなり長い期間続けていました。
最初は、なんのためにやるんだろう?と思っていましたが、実際にゴムかけによって歯が動いてきたり、先生にいろいろ教わる中で、ゴムかけはけっこう大事だな、と思うようになりました。
そこで今回は、歯列矯正のゴムかけは何のため?やる意味や仕組みを詳しく解説と題して、詳しく解説したいと思います。
歯列矯正のゴムかけは何のため?やる意味や仕組みを詳しく解説
歯列矯正のゴムかけは、一体なんのためにやるのか?
結論から言うと主治医によると、ワイヤーだけでは動かせない動きを、ゴムの力と角度などで、より細かく動かすためととのことでした。
筆者がゴムかけを始めたのは、2度目の調整日のことでした。
もともと歯のアーチが狭いため、歯全体が前に傾くように生えていましたため、それらの歯をまっすぐに引き起こす必要があったようなのですが、ワイヤーだけでするのはなかなか難しい。
そこで、ゴムかけを利用して、ということのようなのです。
またゴムかけには、歯列矯正の期間を短くできるという理由もあるようです。
ゴムの力を使うことで、ワイヤーだけよりも強力に歯を動かせるからでしょう。
つまり、ゴムかけのゴムを外したまま放っておくと、それだけ歯の動きも遅くなると言えます。
なので、正しく歯列矯正を進めるためにも、ゴムかけはサボらない方がよさそうです。
ゴムかけすると、歯はどう動くのか?
ゴムかけは何のためにするかが分かったところで、ではどうやって歯が動くのかについても、少し説明いたします。
ゴムかけの仕組みはとてもシンプルで、
という式で表せると思います。
専門的に正しいかどうかは分からないのですが、1年以上ゴムかけをし続けている経験上、こうした仕組みによって歯が動いていると感じます。
ゴムかけで歯が動く仕組みは同じでも、どういった種類のゴムをどこにかけるかは、人によって変わってくるようです。
それぞれで、動かしたい歯や方向が、まったく異なるからです。
例えば筆者の場合、ゴムかけを開始した当初は、
下:前から2番目
のループにゴムかけしていました。
それが途中から、上の図のように、
下:前から3番目
と、下の歯の場所がひとつ奥にズレました。
ゴムかけの位置が変わった時の調整日の様子は、動画でもどうぞ↓
このように、ゴムかけする場所によって、歯の動き方がどう変わるかと言うと…
例えば、上のような位置でゴムかけをしている場合は、
という歯の動きになるそうです。
次に、上の図のようなケースはどうかというと、
という動きが起こるそう。
奥に入り込んでいる下あごを → 前に引き出す
この場合は、歯を動かすというよりは、下あご全体を前に動かすという目的があったようです。
筆者は、このゴムかけの位置変更によって、奥に下がった下あごが正しい位置に戻ってきました。
その結果、フェイスラインも大きく改善されました。
詳しくはこちら↓
歯列矯正のゴムかけは何のため?やる意味や仕組みを詳しく解説 まとめ
以上、歯列矯正のゴムかけは何のため?やる意味や仕組みを詳しく解説というテーマで解説をしました。
ゴムかけは、食事の時もしなきゃいけないの?そんな疑問はありませんか?
筆者はどうしているか、こちらに書きました↓
ゴムかけが痛い場合はどうすればいいか?筆者の経験はこちら↓
ゴムかけの種類は、実はこんなにたくさんあるそうです。
詳しくこちらにまとめました↓
マルチループワイヤーは、なんのためにするのかはこちら↓
最後までお読みいただき、ありがとございました。