歯列矯正中におすすめの、食べやすいものが知りたい
歯列矯正を始めたんだけど、外食やコンビニで何を食べたらいいか分からない…
こんな疑問や悩みにお答えします。
筆者は、現在歯列矯正中です。
2018年4月に装置とワイヤーをつけ、上下とも表側のワイヤー矯正です。
追記:2年3ヶ月後の2020年7月に、ブラケットオフ(装置を外す)しました
歯列矯正を始めたばかりの頃は、何を食べても食べにくく、とても大変でしたが、だんだん、食べやすいものが分かってきました。
そうした経験から今回は、歯列矯正中に食べやすいもの10選。外食やコンビニでおすすめの食べ物と題して、くわしくご紹介します。
歯列矯正中に食べやすいもの10選。外食やコンビニでおすすめの食べ物
結論から言うと、歯列矯正中に食べやすい食べ物は、以下の条件に当てはまるものが多いです。
・粘り気がないもの
・柔らかいもの
・パラパラとほぐれるもの
なぜかと言うと、
粘り気 → 歯にくっつきやすい
固い → 装置が壊れやすい
ほぐれない → ワイヤーに引っかかりやすい
繊維が多い → 歯に挟まりやすい
からです。
ではここから、歯列矯正中に食べやすいものを、詳しく順番にご紹介していきます。
ひき肉
歯列矯正中に食べやすいものの1つ目は、ひき肉料理です。
特にハンバーグは、歯列矯正中のタンパク質補給源の鉄板と言ってもいいかもしれません。
そのほか、つみれや肉団子、タイ料理のガパオなど、ひき肉を使った料理もとても食べやすい食べ物です。
逆にステーキなどの塊肉や、繊維の多い鶏肉などは、強く噛む必要があったり、歯に引っかかったりするので食べにくいです。
魚
歯列矯正中に食べやすいものの2つ目は、魚料理です。
個人的には焼き魚や煮魚が、より食べやすいように感じています。
刺身も歯には引っかかりにくいのですが、よく噛まないと丸呑みになってしまうことも多いからです。
また、骨の多い魚は、細い骨が歯や装置に引っかかりやすいです。
骨が歯に挟まってしまうと、口をゆすいだだけではなかなか取れず、歯間ブラシやフロスなどが必要になるので、特に外食時や外出時にはお気をつけください。
チーズ料理
歯列矯正中に食べやすいもの、次のおすすめはチーズ料理です。
個人的なおすすめはドリアです。
ごはんとチーズとの相性は、ともに歯に引っかかりにくく、とても食べやすいです。
というか、単に筆者が好物なだけなんですけど…笑
ドリアと似たものとしてグラタンもありますが、マカロニやパスタは若干歯やワイヤーに絡みやすいと思います。
また、同じチーズ料理のピザも、生地が歯にくっついてしまうので、歯列矯正中は意外と食べづらいと思います。
たまご料理
卵料理も、歯列矯正中に食べやすい食べ物としておすすめです。
スクランブルエッグや半熟のゆで卵などは、特に食べやすいですね。
カチカチのゆで卵は、逆に歯にくっつきやすいです。
お店によっては、卵の茹で具合や焼き加減をリクエストできたりしますので、外食の際にはそうした飲食店を選ぶのも、食べやすいものを食べる方法の一つかもしれません。
スープ
歯列矯正中に食べやすいもの、次の料理はスープです。
スープや液体上の食べ物は、食べやすい料理の基本中の基本かもしれません。
特におすすめなのは、具を完全に濾して、サラサラになっているスープ。
コーンポタージュのように、トウモロコシの粒が残っていたりすると、多少ワイヤーに引っかかりやすいようにも感じます。
イモ・根菜類
歯列矯正中に食べやすいものとして、さつまいも、ジャガイモ、かぼちゃなどの根菜類もとてもおすすめです。
筆者は、それらを蒸して、よく食べています。
つぶしてマッシュポテトのようにしても食べやすいですし、スイートポテトのような感じで、おやつとして食べるのもおすすめです。
そういえば、こんにゃくもかなり食べやすい食べ物ですが、こちらも芋からできてますよね。
外食すると、よくサラダが出てきたりますが、生野菜はちょっと食べにくいと感じます。
繊維がワイヤーに引っかかったり、噛み切るのに力が必要だったりするからです。
なので、野菜や根菜類を食べる場合は、蒸したりレンジでチンするなど、温野菜にするとより食べやすいと思います。
豆腐
豆腐も、歯列矯正中に食べやすい食べ物として、かなりおすすめです。
矯正中の貴重なタンパク質補給源になります。
柔らかいし、口の中ですぐにばらけてくれるので、本当に食べやすいと思います。
食事として食べるだけでなく、きな粉やはちみつ、黒蜜などをかけると、おやつにもなるので、とても重宝しています。
豆腐は、どこのコンビニにも大抵置いてあると思うので、何を食べたらいいか分からない時は、ぜひ試してみてください。
ペースト状のもの
歯列矯正中に食べやすいもの、続いてのおすすめはペースト状の食べ物です。
具体的にいうと、ピーナッツバターやアーモンドクリームといったようなものです。
歯が動いていて、柔らかいものでも噛むと痛い時ありませんか?
あるいは、忙しくて歯を磨く時間がなかったりしませんか?
そんな時に、すごく便利なんです。
噛まずに食べられ、しかも腹持ちします。
食後も口をゆすぐだけで、簡単に口の中がキレイになるので、とても重宝します。
筆者のおすすめは以下のとおり。
アリサンは、オーガニック食品の老舗ブランドで、品質に定評があるので、筆者はよく購入しています↓
国産のものが安心、という方にはこちらがおすすめ↓
三育フーズも、添加物や人工甘味料不使用の製品を販売している食品メーカーです↓
飲み物
歯列矯正中に口にしやすいものとして、やはり欠かせないのが飲み物です。
筆者は、カフェラテやミルクティーなどのミルク入りの飲み物を好んで飲んでいます。
なぜかというと、ストレートのコーヒーや紅茶よりも、ミルクが少し入っていた方が、少し重みがあり腹持ちがするからです。
歯列矯正中って歯磨きがけっこう面倒なので、食事や間食の回数が減る傾向にあります。
なのでけっこうお腹が空きやすいんですよね。
また、野菜ジュースやフルーツジュースなどもおすすめです。
ですが、コンビニで売っているようなジュースは、砂糖や人工甘味料、食品添加物などがたっぷり入っていて、むしろ歯や健康にはよくないと思います。
なので、野菜や果物のジュースを飲むなら、コールドプレスジュースと呼ばれるような、完全に素材だけを絞ったものが理想的かと思います。
ちなみに、ストレートのコーヒーや紅茶は、歯やゴムに着色しやすいようにも感じています。
ゴムの着色を予防する方法は、こちらにまとめたので参考にしてみてください↓
プリン
歯列矯正中に食べやすいもの、次のおすすめはプリンです。
美味しいし食べやすいし、おやつの王様と言ってもいいんじゃないでしょうか。
ただし砂糖の取りすぎは、虫歯だけでなく体調不良やストレスなど原因にもなります。
普段から甘いものが大好きという方は、ぜひこちらをどうぞ↓
歯列矯正中は、食べやすいもの以外も食べよう
ここまで、歯列矯正中に食べやすいものを、筆者の経験からご紹介しました。
では、食べやすいものだけ食べていればいいのかというと、そうでもありません。
食べにくいものも食べた方がいいと、筆者は考えます。
なぜなら食べやすいものばかり食べていると、栄養素が偏ったり、噛む力が落ちるなど、体調や健康にも影響することがあるからです。
「よく噛んで食べましょう」と言われたことないですか?
噛むと唾液が分泌されて、消化を促すことはよく知られています。
他にも、
咀嚼によって口、顎、顔面の発育を促進する。
咀嚼について|ひろ矯正歯科
咬むことが精神的、心理的安定をもたらすだけでなく、老化防止に関係するともいわれる。
など、噛むという行為にはさまざまな働きがあるそうです。
なので、食べやすいものと食べにくいものをバランスよく食べるのが、歯列矯正を順調に進めるコツのようにも思います。
そして、食後はしっかりと歯磨きをしましょう。
矯正中の歯磨きの仕方を、歯医者さんに詳しく教えてもらいました↓
食べにくいものを食べて口内炎になってしまった場合は、歯列矯正用ワックスを使うのがおすすめです。
使い方は、こちらに詳しく書きました↓
アマゾンでも購入可能です↓
歯列矯正中に食べやすいもの10選。外食やコンビニでおすすめの食べ物 まとめ
以上、歯列矯正中に食べやすいもの10選。外食やコンビニでおすすめの食べ物をご紹介しました。
歯列矯正中に食べにくいものは、こちらに詳しく書きました↓
矯正中に食べやすいもので、お弁当を作ってみました。詳しくはこちら↓
矯正中でも美味しいもの食べに出かけたりしたいですよね。
旅行の際の注意点は、こちらをどうぞ↓
歯列矯正すると痩せるという噂を聞いたことないですか?
筆者の経験からいうと、答えは◯◯です。気になる方はこちらをどうぞ↓
矯正中に食べやすいものは、動画にもしたので、ぜひご覧ください↓
矯正中にペースト状の食べ物がなぜおすすめなのかは、こちらの動画で詳しくお話ししました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。