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歯列矯正って、半年でどのくらい変化があるもの?
6ヶ月間で、歯並びや噛み合わせが、どれくらい動くのか知りたい…
そんな疑問にお答えします。
筆者のケンは、
2018年4月に、歯列矯正をスタートしました。
追記:2年3ヶ月後、無事に装置とワイヤーが外れました。
その時の様子はこちら↓

歯列矯正を開始してから、約半年で、
ぼくの歯並びや噛み合わせは、いったいどのくらい変化したのか?
主治医の先生に、これまでの経過と現在の状況、
今後の矯正の進め方などを聞いてみました。
歯列矯正半年の変化|たった6ヶ月で噛み合わせがこんなに変わった!
歯列矯正がスタートしてから、約6ヶ月、
7回目の調整日。
早速、口の中を診てもらいました。
主治医「噛み合わせの面が、だいぶフラットになってきてるね」
おっ「フラットになってきた」いただきました!
これは自分でも自覚していたことなんですが、
歯列矯正をはじめて3、4ヶ月経ったあたりから、
だんだんと全部の歯が、均等に当たって噛めている感じがしていました。
矯正前は、ぼくの噛み合わせは本当にひどく、
特に前歯は、上と下がほとんど当たっていませんでした。
だから、食いしばることができなかったんです。
歯列矯正前に、噛み合わせを検査した時の様子↓

そんな噛み合わせだから、なかなか全身にも力が入らなくて、
運動は苦手だったし、
筋トレしてもなかなか重いウェイトを上げることができませんでした。
それに、いつも無意識に噛み合わせを探しているような状態で、
それがストレスにもなり、体調不良にも悩まされていました↓

今思うと、よくあんな噛み合わせで生活していたな、と思うんですけど、
当時はそれが当たり前だったんですよ。
噛み合わせってそういうものだと思ってた。
だから、歯列矯正をする以前、人体模型に触れた際、
上の歯と下の歯がガッチリと噛み合わさることを知った時は、
本当にもう衝撃的でした。
ええ!!噛み合わせって、本来こう言うものなんだ!
って。
噛み合わせの左右の高さを合わせる
主治医「できればもっと、左右の高さを合わせていきたいんだよね」
先生の診察は続きます。
ぼくの下の歯は、歯列矯正をする以前は、
右側の奥歯が、奥に行くほど、
ぐわーっとせり上がってしまっていました。
そのために、奥歯が真っ先に当たってしまったり、
それ以外の場所の噛み合わせが甘かったりしていました。
それが原因で、
下あごが奥に引っ込んだりもしていました。
歯列矯正が半年経過して、
それらは徐々に変化してきているように感じます。
だんだんと全部の歯が均等に当たるようになってきてる。
このまま行けば、
さらにすべての歯で噛めてきているようになるのが想像できます。
追記:歯列矯正終了後は、全部の歯で、しっかりと噛めるようになりました。
詳しくは動画にまとめました↓
噛み合わせの種類
主治医「Ⅱ級咬合が… 上顎の臼歯が… 2番が欠損してて…」
主治医の古田先生が、なんか突然、難しいことを話し始めました。
ン?? ちょっと何言ってるかよく分かんないですね。
気づくと、後ろに若い先生が立っていました。
どうやら、その先生と相談をしていたらしい。
あー、ビビったぜ。
主治医「上の歯としたの歯が、山で噛むようにしたいんだ」
あー、よかった!その話なら分かりそうだぞ!
さっき、先生同士、何を話していたかというと、
左と右の噛み合わせの度合いについて、とのこと。
ぼくから見て左側(みなさんから見て右)は、
上と下の歯が、山同士できちんと噛んでいるらしい。
つまりこんな感じ↓
見よう見まねで描いたので、医学的、解剖学的に正しいか分かりませんが、
だいたいこんな風に、
上の歯と下の歯が、山と谷同士で、カチッと合わさっているということらしいです。
対して、ぼくから見て右側(みなさんからみて左)は、
その噛み合わせが甘いらしいです。
つまり、
こんな感じ。
山と谷が噛み合ってない。山のてっぺん同士がぶつかっちゃってる感じですね。
これだと確かに不安定そうですよね。
歯車がカラカラ空回りしちゃう感じ。
こちら側の歯は、歯列矯正をするはるか以前に、
下の5番目の歯を抜いてしまっていたり、上の前歯3本をブリッジにしていたりと、
いろいろいじってしまっている側です。
そうしたことも、噛み合わせが甘い理由としてありそうです。
噛み合わせをどう治していくか?
主治医「右側の歯は、もう少し奥にあっていいんだよね」
どうやら、左に比べて、少し前に来てもいるようです。
今後の歯列矯正治療を通して、
それらの歯をもっと後ろに動かして、
山と谷でしっかりと合わさる噛み合わせに変化させていくらしい。
ケン「さっき言ってた、Ⅰ級、Ⅱ級ってなんですか?」
先生同士で会話してた、謎の暗号のようなものについて、聞いてみました。
あまり患者には知られたくない、歯列矯正の秘密に触れてしまうのではないか・・・
という心配は、
全くありませんでした。
主治医「山と山が、ちゃんと噛めてるのが Ⅰ 級。Ⅱ 級って言うのは、上が前に出ていて、下が後ろに下がってる」
丁寧に、しかも分かりやすく教えてくれました。
なるほど。
ぼくの下あごは、少し奥に下がっている状態なので、Ⅱ 級ということですね。
ちなみに、Ⅲ級と言うのもあるらしい。
Ⅲ級は、下あごが前に出てる状態。
つまり受け口のような、上と下の関係性です。
一言で噛み合わせ、とこれまでは一括りに思っていたけど、
噛み合わせにもいろいろと種類があるんだな。
歯列矯正を半年経験してみて、
歯のことがいろいろ分かってきました。
なかなか奥が深いです。
歯列矯正半年の変化|たった6ヶ月で噛み合わせがこんなに変わった![まとめ]
以上、
歯列矯正半年の変化|たった6ヶ月で噛み合わせがこんなに変わった!
というテーマで解説をしました。
歯列矯正半年の顔の変化は、こちらにまとめました↓

矯正1年後の変化はこちら↓

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