歯列矯正中にも旅行がしたい
ワイヤー矯正中に旅行をする際、歯磨きってどうしてる?
そんな悩みや疑問にお答えしましょう。
筆者は2018年にワイヤー矯正を始め、およそ4年後に保定期間も終わり、すべての矯正治療が完了しました。
その間に旅行にもたくさん行きまして、失敗や、ああすればよかった…ということも多々ありました。
そこで今回は、ワイヤー矯正中に旅行する際の歯磨きのコツ。経験者が詳しく解説と題して、筆者の経験をご紹介できればと思います。
ワイヤー矯正中に旅行に行く際、ぜひ参考にしてみてください。
ワイヤー矯正中に旅行する際の歯磨きのコツ。経験者が詳しく解説
ワイヤー矯正中に旅行をする際の歯磨きは、基本的には毎日家で行なっているようにすれば問題ありませんでした。
ですが、旅行中ならではのポイントや注意点がいくつかありましたので、ご紹介します。
旅行中の歯磨きグッズ
ワイヤー矯正中に旅行をする際、筆者が持ち歩いていた歯磨きグッズは上の写真の通りです。
歯ブラシ、歯間ブラシ、ゴムかけの顎間ゴム。
写真には写っていませんが、歯磨き粉。
基本的にはこれだけあれば、何も問題はありませんでした。
歯ブラシ
歯ブラシは、ブラシ部分が小さいものを、いつも歯医者さんで購入していました。
市販されている通常の歯ブラシだと、ブラケットやワイヤーに引っかかって、奥の方まで届かなかったりするんですよね。
それでも磨きににくいという場合は、ブラシ部分がさらに細い束になっているワンタフトブラシもおすすめです↓
これだと、歯とワイヤーの間にまでブラシを入れることができるので、さらに細かな部分まで磨きやすくなります。
歯間ブラシ2種類
歯間ブラシは、極太ものと細いものを2種類持ち歩いていました。
細いものは通常の用途と同じく、歯と歯の間をきれいにするために使い、極太の方は歯ブラシ代わりに使います。
ワンタフトブラシでも届かない部分もあるので、そういった箇所には、太めの歯間ブラシがちょうどいいんです。
また歯間ブラシは、まっすぐな形のものだと、奥歯まで届かず使いにくいです。
なので、下のようなL字型のものをおすすめします↓
歯磨き粉
歯磨き粉は、旅行用の小さなチューブをわざわざ買う必要はないと思います。
いつも使っているものを、小分けの容器に必要な分だけ入れて持っていけばOKです。
歯磨き粉も、どんな場所でもたいてい売られているので、万が一途中でなくなってしまっても現地調達は容易です。
筆者はいつも重曹で歯を磨いているので、小さな容器に重曹を入れて持ち歩いていました。
矯正用ワックス
ワイヤー矯正中の旅行に、あると便利なものに矯正用ワックスも挙げられます。
矯正用ワックスとは、口内炎の傷口に装置が当たらないように保護をする粘土のようなものです。
筆者は旅行に持っていくことは少なかったですが、口内炎ができやすい方は、あると重宝するかもしれません。
こちらも現地調達は、けっこう難しいと思います↓
ゴムかけの顎間ゴムは必須
ワイヤー矯正中、ゴムかけをしている人は、旅行に出る時は、顎間ゴムは必ず忘れないようにしてください。
歯ブラシや歯間ブラシ、歯磨き等は、忘れてもスーパーやコンビニなどで簡単に調達できますが、ゴムかけの顎間ゴムを現地調達するのはかなり難しいからです。
筆者は旅行に持っていくのを忘れたことはなかったのですが、ぎりぎりの数しか持っていなかったことがあります。
できるだけゴム交換の頻度を減らしたり、足りるかどうかヒヤヒヤしていました。
なので最悪、顎間ゴムさえ持っていれば、他はなんとかなります。
そのくらい、顎間ゴムは忘れずに、そして事前に十分に補充をしておくといいでしょう。
袋ごと失くしてしまった時のために、いくつかに小分けにしておくのもおすすめです。
旅行中に歯磨きできない時の対処法
ワイヤー矯正中に旅行をする際の歯磨きグッズや歯磨きの方法について、ご紹介しましたが、
旅行中は、いつにもまして歯磨きするタイミングがない…
という場合も多いと思います。
歯磨きしてる暇があったら、いろいろ楽しみたいですもんね。
そんな時のために、筆者は上記の歯ブラシグッズの他に、常に水筒を持ち歩いていました。
歯磨きができない時は、水筒の中の水で、口をブクブクとゆすぐためです。
筆者はサーモスというメーカーの保温ボトルを好んで使っています。
値段もお手頃ですし、日本の企業なので品質や性能に安心感があります。
海外旅行の飛行機の中
ワイヤー矯正中に海外旅行に行く際は、行きと帰りの飛行機ではちょっと注意が必要です。
というのもフライト時間って数時間から10時間を超える場合もありますよね。
その間、なかなか歯磨きがしづらい状況になるからです。
トイレで歯を磨くことはできますが、蛇口から出る水は飲用ではありません。
そのため、歯磨きをする際は、必ず水筒の水やミネラルウォーターを持っていくようにしていました。
水は機内でもらえても少量の場合が多いです。
LCC(格安航空会社)の場合は有料であることがほとんどです。
なので、機内に乗り込む前に自身で水を用意しておくことをおすすめします。
その際、手荷物検査時には液体は捨てなければならない場合が多いので、検査が終わった後に待合スペースに設置してある給水機で水を入れておくとよいでしょう。
最近の給水機は、お湯が出るものもあるので、可能であればお湯をおすすめします。
機内は想像以上に温度が下がるので、冷水だと体を冷やしてしまう場合もあるからです。
もう一度今回ご紹介した、ワイヤー矯正中の旅行におすすめの歯磨きグッズをご紹介しておきます。
矯正用ワンタフトブラシ
歯間ブラシ
矯正用ワックス
口をゆすぐ用の水筒
万全の準備をして、旅行を楽しんできてくださいね。
ワイヤー矯正中に旅行する際の歯磨きのコツ。経験者が詳しく解説 まとめ
以上、矯正中に旅行する時、歯磨きはどうすればいい?経験者が詳しく解説というテーマでお伝えしまいた。
旅行中に口内炎になってしまったけど、矯正用ワックスを持ってきていない…
そんな場合の対処法はこちらをどうぞ↓
筆者はいつも重曹で歯を磨いています。
「ちゃんと磨けるの?」「白くなる?」と疑問な方は、こちらをどうぞ↓
ワイヤー矯正中の海外旅行、飛行機の中での歯磨きについてはこちらの動画もぜひどうぞ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。