歯列矯正中のカラーゴムの着色が、気になる…
ゴムを自分で交換したり色を落とすことってできるの?
そんな悩みにお答えします。
筆者は2018年に歯列矯正を始めて2年3ヶ月後、終了(ブラケットオフ )しました。
装置とワイヤーを外した時の様子はこちら↓
歯列矯正を始めた最初の頃は、ゴムの着色がものすごく気になっていました。
ですが、自分でいろいろ試したり、担当の先生や歯科衛生士さんに教えてもらったりして、着色を防いだり抑える方法が、かなり分かってきました。
そこで今回は、矯正用カラーゴム3つの着色対策。自分で交換したり色を落とすのは可能?と題して、詳しく解説していきます。
矯正用カラーゴム3つの着色対策。自分で交換したり色を落とすのは可能?
そもそも矯正用のカラーゴムとは何かというと、ワイヤーと装置(ブラケット)を固定するゴムのこと。
上の写真の緑色のものがカラーゴムで、月に一度の調整日に交換をしてもらいます。
カラーモジュールやリガチャータイなどとも呼ばれているようです。
そして、歯列矯正のカラーゴムの着色対策として筆者が実際に試して効果のあった方法は、以下の3つです。
①着色しにくい色を選ぶ
②着色しやすい食べ物を控える
③ワックスで保護する
それぞれ詳しく解説します。
① 着色しにくい色を選ぶ
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法、1つ目は、
着色しにくい色を選ぶ
ということです。
具体的には、トゥースカラーや色付きのカラーゴムを選ぶとよいです。
なぜなら、もともと色が付いているために着色が目立ちにくいからです。
これは、トゥースカラー(歯の色)という色のカラーゴム。
筆者の経験上、1番着色が目立ちにくいのはこの色です。
歯って、真っ白ではなくて、少し黄色っぽさがありますよね。
オフホワイトとでも言いましょうか。
歯の色に近い色なので、ただ装着しているだけでも歯の色になじみますし、着色してきても目立ちにくいんです。
次に着色が目立ちにくいのは、上の画像のような濃い色のカラーゴムです。
もともと付いている色によって、着色が目立ちにくいからです。
着色が目立ちやすいのは、透明や白のカラーゴム
逆に着色しやすいのは、透明や白のカラーゴムです。
これは透明のカラーゴム。
こちらは白のカラーゴム。
これら2つの写真は、カラーゴムの交換直後に撮ったものなので、透明も白も清潔感があってキレイに見えると思います。
ですが、もともとゴムに色が付いていないため、時間が経って少しでも着色するとかなり目立ってきてしまうんです。
② 着色しやすい食べ物を控える
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ方法の2つ目は、
着色しやすい食べ物を控える
ということです。
具体的には、カレーやキムチ、麻婆豆腐といった食べ物は、かなり着色しやすいです。
なぜなら、香辛料が多く含まれているから。
とある調整日、歯から外した「透明」のカラーゴムを、見せてもらったことがあります。
そしたら、想像以上に着色していて、トゥースカラーと見分けがつかないくらいになっていました。
歯についているときは、歯や装置の色にまぎれたり影になったりして、
言うほど着色なんてしないじゃん!
と思っていたんですが、外してみてその着色の濃さにビックリしました。
③ ワックスで保護する
歯列矯正のカラーゴムの着色を防ぐ、3つ目の方法は、
矯正用ワックスで保護
するということ。
ワックスで装置を覆うことで、食べ物とゴムの接触を防げるからです。
歯列矯正用のワックスとは、上の写真のように、半透明の粘土のような樹脂です。
amazonでも購入できます↓
矯正用ワックスの本来の用途は、装置が口内炎などに当たるのを防ぐために、装置にくっつけて使います。
装置を覆うということは、同時にカラーゴムも覆われるということなので、結果的にカラーゴムの着色防止にもなるというわけです。
歯列矯正用ワックスの詳しい使い方は、こちらの記事をどうぞ↓
ワックスが手元にない…という場合の代用品は、こちら↓
自分でカラーゴムを交換したり着色を落とすのは可能?
ここまで矯正用カラーゴムの着色対策を3つご紹介してきました。
とはいえ、いくら気をつけてもどうしても着色はしてしまうもの。
なので、自分でカラーゴムが交換できたり、着色を落とすことができたらいいですよね。
筆者もそう思い、いろいろな方法を試みてみました。
そして結果は、
交換も着色を落とすのもムリでした…
可能か不可能かで言えば、やってできないことはないかと思います。
ですが、カラーゴムの交換には専門的な技術や器具が必要ですし、歯や装置が破損するなどして矯正治療が計画通りに進まなくなってしまうことも考えられます。
また、ゴムの着色を落とすことができるような強烈な漂白剤は探せば見つかるかもしれません。
ですがカラーゴムを歯につけたままそうした劇薬を使うことは、避けるべきだと思います。
カラーゴムより歯自体の着色が気になる…
矯正用カラーゴム3つの着色対策。自分で交換したり色を落とすのは可能?と題して筆者の体験をお伝えしてきましたが、歯そのものが着色してるなと感じたことはありませんか?
ここでは、歯列矯正中のカラーゴムだけでなく、歯の着色を防ぐ方法をいくつかご紹介します。
矯正中の正しい歯磨き
歯の着色を防ぐ基本は、毎日の歯磨きです。
歯列矯正中は特に、歯磨きがおろそかになりがちですよね。
装置やワイヤーがついてると汚れも溜まりやすく、着色だけでなく虫歯の原因にもなります。
歯科衛生士さんに、矯正中の正しい歯磨きの仕方を教えてもらったので、こちらを参考にしてみてください↓
ホワイトニング
生まれつき着色しやすかったり、黄色っぽい人はホワイトニングするのをおすすめします。
実際に筆者は、生まれつきグレーっぽい歯の色をしていました。
それが、歯医者さんでホワイトニングをしてもらってビックリするほど白くなりました。
どのくらい白くなったかは、こちらをどうぞ↓
ちなみに歯列矯正中にホワイトニングをしてしまうと、装置のついている部分は色を落とすことができません。
なので矯正が終わって装置が外れてから行うのがよいと思います。(筆者もそうしました)
歯のクリーニング
歯の着色は落としたいけど、ホワイトニングはちょっと敷居が高い…という場合は、クリーニングもおすすめです。
着色を落とすだけでなく、着色を防ぐ効果も期待できます。
実際に筆者は、カルシウムの粒子を歯の表面に吹き付けるクリーニングというものをしてもらいました。
歯に光沢が出て、ピカピカつるつるになりました。
その時の様子はこちら↓
矯正用カラーゴム3つの着色対策。自分で交換したり色を落とすのは可能? まとめ
以上、矯正用カラーゴム3つの着色対策。自分で交換したり色を落とすのは可能?というテーマで解説をしました。
ゴムの着色以前に、矯正装置やワイヤーをつけること自体が恥ずかしい…という方は、下の記事をぜひどうぞ。
気にしてるのは案外自分だけだったりするものです↓
矯正中に食べやすい食べ物については、こちらにまとめました↓
逆に食べにくい食べ物はこちら↓
矯正用カラーゴムを通販で買うことは可能ですが、自分で交換するのは難しいですし、やめたほうがいいです。
詳しい理由はこちらをどうぞ↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。