歯列矯正中にお弁当を食べるとしたら、どんなものが食べやすい?
矯正中、歯が痛い時に何を食べたらいいんだろう?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年春から歯列矯正を始めています。
追記:2年3ヶ月後に、無事ブラケットオフしました。
ワイヤーを外した時の様子はこちら↓
お弁当を持って、大自然の中に出かけるのって、気持ちいいですよね。
だけど、歯列矯正中に外で食事をするのは大変だからと、外出をあきらめていたりしませんか?
そこで今回は、歯列矯正中のお弁当|歯が痛い時でも食べやすいおかずを大公開と題して、詳しくご紹介したいと思います。
歯列矯正中のお弁当|歯が痛い時でも食べやすいおかずを大公開
今回、歯列矯正中に、お弁当を持ってやってきたのは、埼玉県越生町(おごせまち)にある、黒山三滝というところ。
名前の通り3つの滝がある、県立自然公園です。
1時間くらい山を登って、頂上でお弁当を食べました。
歯列矯正中にどんなお弁当を食べて、何が食べやすく、何が食べにくかったのか、さっそく食レポします。
温野菜
歯列矯正中でも食べやすいお弁当の中身、
まずは野菜から見てみましょう。
歯列矯正中のお弁当に野菜を入れるなら、食べやすいのは断然、温野菜です。
にんじんやブロッコリー、かぼちゃ、里芋など、柔らかく噛めるくらいまで、火を通したものがおすすめです。
蒸し器で作るのが面倒であれば、レンジでチンするのでも、全然構わないと思います。
野菜が生のままだと、固いので、噛んだ時に、歯が痛んだりすることがあります。
また、生野菜は身体を冷やしてしまうので、歯列矯正中でなくても温野菜をおすすめします。
こんにゃくは食べやすい
煮物につきものの、こんにゃくも、歯列矯正には相性のよい、食べ物だと思います。
繊維の多い野菜は、食べにくい
チンゲンサイやセロリ、ほうれん草のような、繊維質の多い野菜は、歯列矯正中には、けっこう食べにくいです。
装置やワイヤーに、引っかかりやすいからです。
よく噛んだとしても、繊維は完全には噛みきれないことが多いです。
引っかかるのはどうしようもないので、お弁当を食べ終わった後に、爪楊枝などで、キレイにしましょう。
ひき肉やスープ
歯列矯正中のお弁当で、食べやすいおかずと、食べづらいおかずは以下の通り。
ハンバーグやメンチカツなどの、ひき肉料理が、歯列矯正中のお弁当にはおすすめです。
ひき肉は、肉の繊維が細かくきれているので、装置やワイヤーには引っかかりにくいからです。
お弁当のおかずとしては、他に、肉団子、ミートボール、ウインナーなどが、合いそうですよね。
ただし、皮がしっかりしたウインナーは、噛み切る時に痛い場合もあるので、気をつけてください。
もうひとつ、矯正中のお弁当のおかずでおすすめしたいのが、スープです。
具がゴロゴロなものより、溶けて、なめらかなものの方が、いいと思います。
ええ!?でも、お弁当にどうやって汁物を持っていくの?という方には、こちらのスープジャーがおすすめです↓
筆者はこれを、もう5年くらい愛用していますが、5〜6時間経っても中身は熱いままですし、口が広いので、とても洗いやすいんです。
肉の塊は、なかなか大変
一方、とんかつや生姜焼き、唐揚げなどの、塊状の肉料理は、筋肉繊維が装置に引っかかりやすくて、歯列矯正中の身には、なかなかやっかいな存在です。
唐揚げは、柔らかくてジューシーで食べやすいんじゃないの?と思うかもしれませんが、筋が歯と歯の間に挟まりやすく、意外と食べにくいんです。
また、鳥のムネ肉やササミなども、肉質がとてもしっかりしてるので、噛んだ時に歯が痛くなることも多いです。
お米
次は、歯列矯正中のお弁当でおすすめしたい、主食について。
歯列矯正中のお弁当の主食で食べやすいのは、断然、お米です。
筆者は玄米を食べることが多いです。
白米は、精製されて、必要な栄養素がはぎ取られてしまっているので、食感が気にならない人には、ぜひ玄米をおすすめします。
完全な玄米でなくても、五分づきや三分づきなどに、精米をすると、比較的食べやすくなります。
この日のお弁当は、玄米をおにぎりにして、持っていきました。
注意したいのは、海苔です。
海苔の種類にもよると思うのですが、硬くてしっかりした海苔だと、歯でなかなか噛みきれず、痛い場合もあります。
この日のおにぎりは、炊き立てのごはんを握って、すぐに海苔を巻いたので、しなっとなってて、口の中に入れたらすぐに溶けていきました。
いい海苔だったのかもしれません。
麺類とパンは、食べづらい
お弁当として持っていくことは少ないかと思いますが、麺類は、歯列矯正中に食べるにはちょっと食べづらいです。
細くて長いので、ワイヤーや装置に絡まりやすいのです。
ニッと笑うと、歯の間から白いひもがビローンと垂れてしまうので、見た目もあまりよくありません。
サンドイッチを、お弁当にすることもあると思うんですけど、固いパンはけっこう食べづらいです。
引っかかるというよりは、噛むと歯が痛いです。
この日はカンパーニュを持っていきましたが、皮がとても硬く、結局あまり食べられませんでした。
じゃあ柔らかい食パンのようなパンなら食べやすいかというと、そうでもないんです。
歯は痛くはなりにくいですが、モチモチの食感が歯にベッタリくっつきやすく、けっこう食べづらいんです。
インドカレーと一緒に食べる、ナンも同様です。
そもそも、小麦粉を加工した食べ物は腸内環境が乱れやすく、体調にあまりよい影響がないので、歯列矯正中でなくても、あまりおすすめはしません。
美味しいですけどねー。
おやつ
歯列矯正中のお弁当で、おやつを持っていくなら、こちらがおすすめです。
食べやすいのは、プリン
お弁当の後のおやつ、歯列矯正中であれば、おすすめは断然、プリンです。
噛む必要がないので歯も痛くないですし、ワイヤーにひっかかることもなく、とても食べやすいです。
ピーナッツバターも、おすすめ
ピーナッツバターのようなペースト状の食べ物も、歯列矯正中でも食べやすいです。
今回、お弁当に持っていったピーナッツバターは、落花生100%!
砂糖や保存料などが一切入っていなかったので、自然な甘さで美味しかったです。
筆者がよく食べているピーナッツバターはこちらです。
アリサンはオーガニック食品の老舗メーカーで、ボリュームもあって本当におすすめです↓
千葉産のピーナッツがいいなあという方は、こちらがおすすめ↓
アーモンドが好きという方は、こちらをどうぞ↓
虫歯ができやすいという人は、白砂糖をぜひ控えてみてください。
筆者の体験を、こちらに詳しく書きました↓
食後は歯磨き
お弁当を食べ終わった後、歯列矯正中に欠かせないのは、食後の歯磨きです。
今回の山登りは、トータルで4時間くらいの登山でした。
山の途中や山頂には、トイレや手を洗うところがなかったので、実はお弁当を食べた後、なかなか歯を磨けませんでした。
外出時の歯磨きの注意点は、こちらに詳しく書きました↓
歯列矯正が半年くらい経過すると、ちょっと気が緩んできて、外出先でも自宅でも、食後の歯磨きをしないでもいいやとなることが多いです。
外出時は、特におろそかになりやすいので、水や飲み物を忘れずに持参して、口をブクブクできるようにしておくとよいですよ。
外出時に持ち歩くといい歯磨きグッズは、こちらに詳しく書きました↓
歯列矯正中のお弁当|歯が痛い時でも食べやすいおかずを大公開 まとめ
以上、歯列矯正中のお弁当|歯が痛い時でも食べやすいおかずを大公開というテーマで解説をしました。
矯正中でもお弁当を持って出かけたりしたいですよね。
旅行中の歯磨きはどうしたらいいのか、こちらに詳しく書きました↓
矯正中にお弁当を持って山登りした時の様子は、動画でもどうぞ↓
歯列矯正中の食べ物に関しては、こちらも参考にしてみてください↓
歯列矯正中に食べやすい食べ物
歯列矯正中に食べにくい食べ物
最後までお読みいただき、ありがとうございました。