保定期間に使うリテーナーって、一体なんのため?
保定期間のテーナーって、具体的にはどうやって使うの?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年春から歯列矯正を始めて、2年3ヶ月後に保定期間に入り、最終的に4年間で、すべての歯列矯正治療が完了しました。
詳しくはこちら↓
実際に、保定期間にリテーナーをつけ続けて感じたのは、リテーナーで歯を固定することって、むしろ、ワイヤーで歯を動かすことよりも、むちゃくちゃ大事だな、ということです。
そこで今回は、
保定期間のリテーナーって一体なに?歯列矯正を4年で終了した経験者が詳しく解説
と題して、保定期間のリテーナーについて、くわしくシェアできればと思います。
保定期間のリテーナーって一体なに?歯列矯正を4年で終了した経験者が詳しく解説
保定期間に使うリテーナーとは一体何かというと、上の写真のようなものです。
右の大きい方を上の歯に、左の小さいのを下の歯に、筆者は装着しています。
リテーナーが、いったい何をしてくれているかというと、
正しく並べた歯が、後戻りしてしまわないように、固定してくれている
と言えるかと思います。
このリテーナーが、いわばサポーターみたいな役割をして、歯が動かないようにしてくれているわけです。
リテーナーの期間
歯医者さんからは、「1年間は、できるだけ1日中24時間つけ続けてください」と言われました。
そして、「2年目に入ったら、夜寝る時だけでいいですよ」とのことでした。
リテーナー期間は、基本的には、ブラケットとワイヤーで歯を動かしたのと同じくらいの期間が必要、とされているようです。
筆者は、できるだけ後戻りはしたくないなと思っていたので、2年間くらいは1日中装着し続け、3年目くらいから夜寝るだけにして、以降ずっと、リテーナーを装着し続けています。
リテーナーの注意点
保定期間中に、リテーナーに関して、これは気をつけた方がいいな、と思うことがいくつかありました。
主に以下の3つ。
①リテーナーのつけ忘れに注意
②外出時にリテーナー持って出るのを忘れないように
③リテーナーを割らないように
順番にくわしく説明します。
①リテーナーのつけ忘れに注意
保定期間中のリテーナーの注意点1つ目は、ついつい付け忘れてしまいがちになることです。
例えば食事のあと。
筆者は、歯医者さんから「食事の時もできるだけつけていてください」と言われました。(歯医者さんによって違うみたいです)
ですが、やはり食べづらいので、たまに外して食事をしてしまいます。
食後すぐに歯磨きできれば、そのタイミングでリテーナーを、となるのですが、歯磨きできなかった場合、リテーナーをつけずに何時間も過ごしてしまう、ということがけっこうありました。
そういう場合は、その後リテーナーをはめた時に、かなりキツく感じました。
たった数分間でも、歯は勝手に動いてるんだなと、実感しました。
食事の時、リテーナーはつけたままがいいのか、外した方がいいのかについては、こちらに詳しく書きました↓
②外出時に持って出るのを忘れないように
保定期間中のリテーナー、注意点の2つ目は外出時にリテーナーを持って出るのを忘れない、ということです。
よくありがちだったのは、外出前に、歯磨きをした時にリテーナーを外して、そのままつけ忘れて外出してしまう、というようなこと。
また、何日か家を空けて旅行や出張に行く時も、気をつけてください。
リテーナーを持っていくのを忘れてしまうと、その間リテーナーをつけることができません。
服とか靴だったら、旅先で購入すればすみますけど、リテーナーはオーダメイドなので、旅先ではどうしようもできないからです。
保定期間の意味も効果が、半減してしまう可能性もあるようです。
③リテーナーを割らないように
保定期間に注意した方がいいこと3つ目は、リテーナーを割らないようにするということです。
実際に筆者は、リテーナーをズボンのポケットに剥き出しで入れておいたら、割ってしまっていたことがありました。
リテーナーを割れたまま、あるいはヒビが入ったまま使っていると、必要な強度が保てなくなるので、保定期間の意味が薄れてしまうこともあるようです。
なので、できるだけ早めに歯医者さんに連絡して、修理をしてもらうか、作り直してもらうことをおすすめします。
そしてそれ以前に保定期間中のリテーナーは、口から外したら必ずケースに入れることを、強くお勧めします。
筆者が、修理をしてもらった時の様子は、こちらに詳しく書きました↓
動画でも見られます↓
リテーナーは一生?
ここまで、保定期間に装着するリテーナーについて、解説してきましたが、筆者は、保定期間は一生続く、と考えています。
つまり、リテーナーも一生はめつづける、ということです。
なぜかというと、理由は2つあって、1つ目は、
子どものころに歯列矯正したけど、大人になったらまたガタガタになってきた…
という人が、筆者の周りにものすごく多いからです。
歯は、そのぐらい簡単に、クセのついた状態に戻りやすいということだと思います。
理由の2つ目は、上記のことを、自分自身が身をもって実感したからです。
ある時、口内炎ができてしまって、リテーナーが触れて痛いので、治るまで3日間くらい、リテーナーをしなかったことがありました。
3日目くらいに、ふと自分の歯を見ると、あきらかに歯並びがズレてきているのが分かりました。
そしてリテーナーを久しぶりにつけた時には、かなりキツくなっていて、その窮屈さに慣れるのに、少し時間が必要なくらいでした。
そんなこともあって、歯はすぐに後戻りしてしまうということを痛感したので、筆者は、保定期間は一生続くと考えて、リテーナーもずっとつけ続けようと考えているわけです。
リテーナーを一生つける理由と、そのやり方に関しては、こちらに詳しく書きました↓
保定期間のリテーナーって一体なに?歯列矯正を4年で終了した経験者が詳しく解説 まとめ
以上、
保定期間のリテーナーって一体なに?歯列矯正を4年で終了した経験者が詳しく解説
というテーマで解説をしました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。