歯列矯正中に歯茎が下がった…
歯茎が下がるのが心配で、歯列矯正に踏み切れない…
そんな不安にお答えします。
筆者のケンは、
2018年4月から歯列矯正を始めました。
上下とも、表側ワイヤーで、
歯を抜かない、非抜歯矯正です↓
期間は、2年。
コロナウイルスの影響で、しばらく調整に行けてないのですが、
あと1、2回の調整で、
ワイヤーを外せる(ブラオフ)予定です。
追記:2020年7月に、無事ワイヤーが外せました。
詳しくはこちらに書きました↓
動画はこちら↓
こうした体験から、
歯列矯正をしたら歯茎が下がった原因と対処法について
実際にどうだったか、ご紹介できればと思います。
ぼくは歯医者さんではないので、
医学的なことは、正直よく分かりません。
なので、あくまでもぼく個人の体験として、
参考にしてみてください。
歯列矯正したら歯茎が下がった…3つの原因と対処法【体験談】
歯列矯正が2年間経過して、ぼくの歯茎は、
ということが起きました。
2020年5月現在、
歯列矯正開始から丸2年経過した歯茎の様子がこちら ↓
下の前歯の歯茎が下がり、
歯と歯の間に、隙間(ブラックトライアングル)ができています。
ちなみにこちらが、歯列矯正直前の歯茎の様子 ↓
歯茎が下がったというよりも、
下の方に隙間ができた
とも言えそうです。
前から3、4番目の歯も、
歯茎が少し下がったように感じましたが、
写真を見比べてみると、歯列矯正前から歯茎は下がっていたようです。
なので、
歯列矯正してなくても、歯茎が下がることは、あるだろうな…
と感じています。
歯茎が下がった3つの理由
歯列矯正をしたら歯茎が下がった…という場合、
その多くは、
下の前歯の歯茎が下がることがほとんどのようです。
その原因としては、
②歯茎の下の骨が、薄い場所だから
③一番、目につく場所だから
といったことが、主な理由と言えるようです。
それぞれ、詳しく説明いたします。
①歯がもっとも動く場所だから
そもそも、歯列矯正でなぜ歯茎が下がるのかというと、
からのようです。
これを「骨吸収」というらしいんですけど、
動きが急激だったり、ムリな力をかけすぎていると、
より起こりやすいようなのです。
下の前歯というのは、
歯が前後にガタガタになりやすいところなので、
歯も大きく動かすことになります。
結果、歯茎が下がるということも起きやすい、
のではないでしょうか?
ぼくの場合も、
下の前歯の叢生(ガタガタ・乱杭)が大きく、
矯正治療の最後の最後まで動かし続けていたので、
結果的に、歯茎が下がったのかもしれません。
②歯茎の下の骨が、薄い場所だから
歯列矯正によって、
下の前歯の歯茎が下がった理由の2つ目は、
というのもあるようです。
歯茎が下がったように見えるのは、
実は、歯茎の下にある骨が、痩せて小さくなっていくから。
歯茎の下の骨は、
奥歯に行くほど、厚くなっているそうです。
③一番、目につく場所だから
下の前歯の歯茎が下がることが多い理由の3番目は、
同じような理由で、
歯列矯正を開始した直後、一番最初に、
歯が揃ってきたな!
と実感したのも、下の前歯でした。
下の前歯がキレイに揃っていく様子は、写真入りでこちらに詳しくまとめました↓
なので、
奥の方の歯茎も、よく見れば、けっこう下がっている場合もあると思います。
奥歯はあまり目立たないし、
気がつきにくいだけなのかもしれません。
歯列矯正で歯茎が下がったら、元に戻せるの?
以上が、
2年間の歯列矯正で、歯茎が下がった
体験談でした。
歯列矯正というのは、
ワイヤーによって、かなりの力で歯を動かしてるわけなので、
大なり小なり、歯茎が下がるなどの影響がでることは、
仕方がないことなのかな…とは思います。
では、
下がった歯茎は、どうしたら元に戻せるのか?
対処法は主に2つ考えられると思います。
①歯肉移植手術
下がってしまった歯茎を、元に戻すための方法の1つ目は、
手術によって、
歯茎が下がった場所に、別の場所から歯肉を移植する
という方法があるようです。
ぼくは専門家ではないので、
詳しい説明はやめておきます。
歯肉 移植
などで検索すると、いろいろと情報が出てくると思うので、
気になる方は、調べてみてください。
②自然治癒
歯茎が下がってしまった場合に、元に戻す方法2つ目は、
自然治癒力にゆだねる
ということです。
下がってしまった歯茎が、自然に治るのか?
という疑問を持つ人が多いように思いますが、
ぼくは、まったくあり得ない話ではないと考えています。
なぜなら、骨には、
破骨細胞と骨芽細胞という仕組みが、もともと備わっているからです。
死滅と誕生を繰り返しによって、健全な状態を維持しています。
それは骨に限った話ではなく、
人体の多くの組織が、そうした代謝システムを持っています。
例えば筋肉は、鍛えればムキムキに大きく強くなるし、
何もしなければ、細く痩せていってしまいますよね。
歯の周辺だけ、それが機能しない…
なんてことは、ないはずです。
追記:
上の写真は、2022年11月時点の筆者の歯です。
歯茎が下がったことに関して、特に何もしていませんが、
以前と比べて回復してきているように思います。
歯列矯正したら歯茎が下がった…3つの原因と対処法【体験談】まとめ
以上、
歯列矯正したら歯茎が下がった…3つの原因と対処法【体験談】
というテーマで解説をしました。
歯茎が下がってしまうことは、歯肉退縮とも言うそうです。
動画でも体験談を話したので、ぜひご覧ください↓
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歯と歯の間に隙間ができる、ブラックトライアングルに関しては、こちらに詳しくまとめました↓
歯茎が下がるのは、歯周病が原因になることもあるようです。
特に歯列矯正中は、歯に汚れが溜まりやすいです。
歯列矯正中の歯磨きの仕方を、
歯科衛生士さんに教えてもらったので、参考にしてみてください。
記事が参考になればうれしいです。