保定期間中、リテーナーはつけたまま食事をしてもいいの?
それとも取り外した方がいい?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は歯列矯正開始から2年3ヶ月でワイヤーが外れ、保定期間に入りました。
それ以降ずっとリテーナーをつけていますが「食事の時はどうしていますか?」とよく聞かれます。
そこで今回は、リテーナーはつけたまま食事できる?取り外す?矯正経験者が詳しく解説と題して、筆者はどうしているかをご紹介したいと思います。
リテーナーはつけたまま食事できる?取り外す?矯正経験者が詳しく解説
食事の時、リテーナーはつけたままか?それとも取り外すのか?
結論から言うと、筆者はつけたまま食事をしています。
なぜなら、歯医者さんから「できるだけ24時間ずっとつけてください」と言われたからです。
ちなみに筆者は、下の写真のようなピンク色の樹脂と金属でできたワイヤータイプのリテーナーを使っています。
外す派の方が多い?
このように、筆者はリテーナーをつけたまま食事をしているわけですが、これはどうも少数派のようなんですよね。
周りのリテーナー経験者に話を聞くと「食事の時にはリテーナーは取り外してください」と言われた人の方が多いような気がします。
ネットでも調べてみたところ、
リテーナーを1日20時間装着していただきます(食事・歯ブラシ時以外)
石岡矯正歯科
半年間は、食事と歯磨き以外はずっとつけるように言われています
Yahoo!知恵袋
など、食事中は外すという歯医者さんの方が多い印象。
その旨、筆者の主治医に尋ねたところ、
つけたままの食事はリテーナーに負担がかかる
取り外しての食事は後戻りの原因になりやすい
そうで、主治医は後戻りを防ぐことを重視しているとのことでした。
なので、リテーナーを食事中にどうするかは、どちらを選んでもメリットとデメリットがあるようです。
歯医者さんによって方針が違うと思いますので、これからリテーナーをされる方は、事前に確認するのがよいと思います。
ということでここから先は、筆者はピンク色のリテーナーをつけて食事をしているという前提で、話を進めてまいります。
リテーナーをしていると食べにくい?
リテーナーをつけたままの食事は、食べにくいのか?食べやすいのか?
正直に言うと、ワイヤー期間中よりもむしろ食べにくくなったと感じています。
なぜなら、リテーナーは取り外しが可能なので、食べ物を噛んでいるとパカパカしてしまい、それがとても食べづらいのです。
歯茎と樹脂の間のすき間に、食べ物が入り込んできたりもします。
筆者の場合は、特に下のリテーナーが外れやすいように感じます。
ワイヤーが外れて「やったー!これで自由にいろんなものが食べられるぞ!」とよろこんでいたのですが、淡い期待になってしまいました。
なので、料理によってあまりにも食べづらい時は、取り外して食事をする時もあります。(というか、けっこうあります苦笑)
では取り外したら食べやすいのか?というと…
確かに食べにくさはないのですが、食べ物を噛むと「けっこう歯に力がかかってるんだなあ…」というのが分かるんですよね。
なので「後戻りしちゃわないかなあ…」と、かえって気になってしまうのです。
リテーナーは、つけたままだと食べにくいし、かといって取り外せば不安だしで、なかなか悩ましいところです。
食べにくい物
あと興味深かったのが、食べにくい物と食べやすい物が、ワイヤー期間中と比べて変わったこと。
具体的に言うと、モチモチした食べ物(お餅、大福、もなか、パンなど)はリテーナーをつけたままだとものすごく食べにくいんです。
ピンクの樹脂の部分に、ペターッとくっついてしまうんですよね。
食べられるようになった物
逆に、ワイヤーで歯を動かしていた時は食べにくかったけど、リテーナーになって食べやすくなったものもあります。
1つは、ほうれん草やセロリなどの葉もの野菜。
長い繊維が装置に絡まって食べづらいと感じていましたが、それらはあまり気にならなくなりました。
2つ目は、せんべいや肉の塊など、力を入れて噛む必要がある食べ物。
ワイヤー時代は、歯が痛くて食べられない時がありましたが、それらもあまり躊躇せず食べられるようになりました。
食後の歯磨き
リテーナーになって、食後の歯のケアは圧倒的に楽になりました。
食後にリテーナーを取り外して、水洗いすればOK。
歯磨きも、ブラケットとワイヤーがついてないので、通常の歯磨きの仕方いいので、とても楽です。
ワイヤーで歯を動かしていた時は、食後の歯磨きに本当に時間がかかっていたんです。
その手間がなくなったことだけでも、本当にリテーナーになってよかったなと実感します。
一方、食後のケアが楽になったことで、間食は増えちゃったんですよね。
ワイヤー矯正中は「歯磨きがめんどうだから」と食事すら躊躇することもあったので、体重も減っていたんです。
なので、ついつい食べちゃうよという人は、リテーナーになっても油断しないように気をつけた方がいいかもしれません。
ちなみに、毎日のリテーナーの洗浄方法については、こちらに詳しく書きました↓
リテーナー装着時や取り外し時の、コツや注意点はこちら↓
リテーナーはつけたまま食事できる?取り外す?矯正経験者が詳しく解説 まとめ
以上、リテーナーはつけたまま食事できる?取り外す?矯正経験者が詳しく解説というテーマでお伝えしました。
リテーナーをつけずに寝ると、次の日の朝、すでに後戻りしてるのを感じます。
筆者がリテーナーは一生と考えている理由を、こちらに詳しくまとめました↓
リテーナーは、けっこう歯石がつきやすいです。
おすすめの洗浄剤と洗浄方法はこちら↓
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。