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歯列矯正が終わって、リテーナーになったけど、清浄剤って何がいいの?
おすすめの、リテーナー洗浄剤が知りたい!
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年に歯列矯正を開始し、2年3ヶ月後ついにブラケットオフしました。
装置とワイヤーを外した時の様子は、こちら↓
リテーナーは、寝る時も食事の時も、1日中つけっ放しにするので、汚れや臭いがかなりつきやすいです。
実際に、およそ2ヶ月間、リテーナーを使い続けてみて、日頃のケアがすごく大事だなと感じました。
これは、マウスピース矯正をしている人や、マウスピース型のリテーナーをしている人も、同じように感じるのではないでしょうか。
そこで今回は、
リテーナー(マウスピース)洗浄剤おすすめ5選|重曹でも代用可能
と題して、詳しく解説いたします。
歯列矯正後のリテーナーを例に説明していきますが、マウスピースにも応用できると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
リテーナー(マウスピース)洗浄剤5選|重曹とクエン酸で代用する方法も紹介
リテーナー(マウスピース)の洗浄剤として、筆者がおすすめしたいのは、以下の5つです。
①リテーナーシャイン
②リテーナーブライト
③スッキリデント
④重曹+クエン酸
⑤超音波洗浄機
順番に、詳しく説明いたします。
①リテーナーシャイン

リテーナー(マウスピース)の洗浄剤のおすすめ1つ目は、矯正用リテーナー洗浄剤|リテーナーシャインです。
上の画像のように顆粒タイプの洗浄剤で、歯医者さんにおすすめしてもらって、実際に現在も使っています。

リテーナーシャインの成分は、こんな感じ。
タンパク質分解酵素と漂白成分が、高い洗浄力を発揮するようで、2ヶ月経った今でも、臭いや汚れがつく気配がありません。
使い方は簡単です。
①コップに、リテーナーが完全に浸る量(約180ml)の水かぬるま湯を入れる
②リテーナーと、付属のスプーン1杯分のリテーナーシャインを入れる
③水の色が青から透明に変わったら、洗浄完了
④リテーナーを取り出したら、水でしっかりすすぐ
の4ステップ。
洗浄時間は、20〜30分
ちょうど、歯磨きをしたり、お風呂に入ってる間に、キレイになってる、という感じですね。
容量は150g、約60回分
筆者は、成分の刺激が少し強すぎるように感じたので、1回あたりの量を、少し少なくして使ってます。
なので、実際にはもっと多くの回数、使えそうです。
リテーナーシャインは、アマゾンでも購入可能。
ですがこちら、歯科専用の商品らしく、amazonで買うと、実はちょっと割高です。
筆者は歯医者さんで購入したので、けっこう安く、買うことができました。
筆者が購入した歯医者さんは、通販はしてませんが、直接医院に行けば購入可能とのことなので、欲しい方は、問い合わせてみてください。
銀座みゆき通りデンタルクリニック お問い合わせ
②リテーナーブライト

リテーナー(マウスピース)洗浄剤のおすすめ2つ目は、リテーナーブライト。
こちらは顆粒ではなく、タブレット(錠剤)36錠入り。
1回1錠なので、36回分です。
リテーナーブライトの成分はこちら。
重炭酸ナトリウム、クエン酸、炭酸ナトリウム、ペルオキソニ硫酸カリウム化合物、固形コーンシロップ、過炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム(シリカ含)、ソルビトール、テトラアセチルエチレンジアミン、ポリエチレングリコール180、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、フレーバー、ポリエチレングリコール8、ステアリン酸マグネシウム、青色1号アルミニウムレーキ、青色2号
こちらもamazonで購入できますが、やはり少し割高なので、歯医者さんで購入した方が、安いと思います。
銀座みゆき通りデンタルクリニック お問い合わせ
③スッキリデント
リテーナー(マウスピース)洗浄剤、上記の2つがちょっと高いなあ…という方は、こちらはいかがでしょうか?
アマゾンで購入でき、値段は約半分。
しかも、108回分使用できるので、ものすごくコスパがいいです。
洗剤や石鹸を生産している国内メーカー製なので、安心感もあります。
④重曹+クエン酸
市販のリテーナー(マウスピース)洗浄剤は、成分がちょっと気になるな…という人におすすめしたいのが、重曹です。
コップいっぱいの水に、重曹を大さじ2杯くらい入れて、20〜30分つけておけば、リテーナーの汚れや臭いが、スッキリ取れます。
それだけで、本当に汚れが落ちるのかなあ?と不安であれば、クエン酸も合わせて使ってみてください。
水に、重曹:クエン酸を1:2の割合で入れます。
シュワシュワと泡が出て、それが汚れを浮かせてくれます。
注意点は、重曹とクエン酸は「料理にも使えます」と書いてある食品グレードを、選ぶことです。
掃除用のものは、重曹の成分の他に、添加物や不純物が入っている場合があるからです。
筆者は実際に、重曹とクエン酸でも洗浄をしていますが、リテーナーシャインと比べても、同じくらい十分に洗浄できていると感じます。
人体への害も少ないと考えられるので、洗浄後、水で軽く洗い流すだけで装着できとても安心です。
市販のリテーナーやマウスピース洗浄剤の代用として、重曹はとてもおすすめできると、筆者は感じています。
ちなみに筆者は、長年、重曹で歯磨きを続けています。
その結果、歯がどのくらい白くなったのか、こちらに詳しく書きました↓
⑤超音波洗浄機
超音波洗浄機も、歯医者さんにおすすめされました。
メガネ屋さんの店頭に置いてある、水に浸けて汚れを落とすアレです。
洗剤は、できるだけ使いたくない、細かな部分まで、しっかり汚れを落としたいという人には、とてもピッタリだと思います。
リテーナー洗浄剤を使う頻度
リテーナー洗浄剤は、1日1回使ってください、と歯医者さんから言われました。
筆者もおおむね、そのくらいの頻度で洗浄剤を使ってます。
たまにサボります(笑)
2日か3日使ったら、1日やらないといった感じです。
今のところ、それで問題はありません。
洗浄剤を使うタイミングは、筆者の場合は、夜、歯磨きをする時がほとんどです。
お風呂に入る前に、リテーナーを外して洗浄剤にイン。
そのあと歯磨きして、お風呂に入って浴室から出てくると、2、30分経ってるので、洗浄も完了してる、という感じです。
たまに、リテーナーを洗浄剤に浸けたまま、1、2時間過ごしちゃうことがあります。
その時は、歯につけ直した時、すごくハメにくくなってたり締めつけがキツいです。
矯正終了直後は、歯がまだ固定していないため、後戻りしやすいそうなので、長時間、リテーナーを外さない方が、いいですよ。
リテーナーを洗浄時の、注意点
リテーナーを洗浄する時には、注意点がいくつかあります。
歯医者さんから教えてもらったことや、2ヶ月間実際にやってみて気がついたことを、ご紹介します。
研磨剤入り歯磨き粉は使わない

研磨剤の入った歯磨き粉で、リテーナーをゴシゴシしてしまうと、プラスチック部分に細かなキズがついて、ヨゴレやニオイが、吸着しやすくなるそうです。
成分表示に「研磨剤」と書いてあれば、分かりやすいんですけど、上の画像のように、違う名前で書かれていることも多いので、
どんな歯磨き粉も使わない
と決めておいた方が、間違いないと思います。
熱湯消毒しない
熱湯で消毒すると、リテーナーのプラスチック部分が、熱で溶けたり、変形する可能性があるみたいです。
筆者は、いろいろなものを、熱湯消毒する習慣があったので「リテーナーも」と思ってましたが、歯科衛生士さんに止められました。
食事で、熱いスープやお茶などを飲むくらいなら、ぜんぜん問題ないそうです。
乾燥させすぎない
リテーナーは、乾燥しすぎてしまうと、特にプラスチック部分が、割れやすくなるそうです。
天日干しして、日光消毒すれば、殺菌できていいだろうと思っていたんですが、これも歯科衛生士さんに釘をさされました。
リテーナーを外す必要がある時も、そのまま放置せず、濡れたティッシュなどでくるんでくださいとのことでした。
リテーナー(マウスピース)洗浄剤5選|重曹とクエン酸で代用する方法も紹介 まとめ
以上、
リテーナー(マウスピース)洗浄剤5選|重曹とクエン酸で代用する方法も紹介
というテーマで、解説をしました。
リテーナー洗浄については、動画にもまとめました。8分25秒くらいから、洗浄について解説してます↓
この記事を書いた後、実はリテーナーを踏んで割ってしまいました。
歯医者さんで修理してもらった時の様子を、こちらに詳しく書きました↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。