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Twitterの質問箱にいただいた質問にお答えするコーナー。
今回の質問はこちらです。
目次
子供の矯正は、期間や費用はどのくらいかかりますか?
Q:子供で矯正をしたいときはどのくらい時間がかかりますか?
という質問に、
ごめんね。歯医者さんじゃないので、正確なことは言えないんだけど、 時間は大人になってから始めるよりは、早く終わるんじゃないかと思います。
歯が動きやすいから。
子どもの矯正は、
1期(まだ乳歯の段階。小学生くらい)は次の2期の土台作りを目的とした矯正。
2期(完全に永久歯に生え変わってから。中学生くらい以降)から、歯並びや噛み合わせを完成させていく矯正。
のように、始める時期によって矯正方法や目的が違うようです。
なので、1期から矯正が必要な場合だと、その分期間は長くなるようですね。2期からの矯正だと、歯がまだ固まりきっていないので、大人になってからよりは歯を動かしやすいのではないかと思います。
あくまでも調べたり聞いたりした情報でしかないので、正確には歯医者さんに聞いてみるのをオススメします!
というふうに回答しました。
子供の矯正は、始める時期によって期間も費用も変わる
以前は、矯正は子供のうちから始めた方が良い、
という漠然とした理解しかなかったのですが、
調べてみると、乳歯や永久歯の生え変わるタイミングなどによって、
1期と2期とに分かれているらしいですね。
1期と2期とでは、矯正治療の目的も方法も変わってくるとのこと。
では、子供の矯正方法としてどんな装置ややり方があるんでしょうか?
子供の矯正治療にはどんな方法があるの?
以下は、銀座みゆき通りデンタルクリニックのWebサイトからの引用です。
ムーシールド
3歳~の受け口、反対咬合の治療に使用する比較的簡単な装置。
寝ている間約1年間使用する。
■ 上唇(うわくちびる)が上の前歯を押す圧力を減らして、くちびる圧のバランスを整えます。
■ 舌がお口の中で低い位置にあるのを改善し、高い位置で落ちつくようにすることにより反対咬合の改善を促します。
■ ムーシールドを装着することでアゴが正常に成長するように促します。
口腔筋機能トレーナー
家にいる間に用いる装置。取り外し可能なトレーナーで、舌を突き出したりする癖を直したり、口呼吸を防いで、萌えてくる永久歯を正常な歯列へ導きます。
成長期のお子さまの顎の位置を改善するためにも用いられます。
歯にワイヤーを着けて行う矯正治療とは異なり、一本ずつ自由に歯を動かす事はできません。しかし、健全な顎の成長や歯並びの改善を促し、ワイヤーを着けて行う矯正治療の期間を短くする事も可能になるので、お子さまの負担を軽減できるケースがあります。取り外し可能なので、歯磨きやフロスなどのデンタルケアが容易です。
床矯正
取り外し可能な装置であごを拡げて歯を並べる治療方法。早期治療にも有効。
ブラケット、ワイヤーによる矯正治療
永久歯が生えそろった子の矯正治療の一般的な方法。歯の表側に「ブラケット」という装置を着け、そこにワイヤーを通して少しづつ歯を動かしていきます。
ブラケットには、金属と、セラミックなど目立ちにくいタイプのものがあります。お子さまのご希望をお聞きしながら選択できます。
インビザライン
約2週間毎に新しいマウスピースに交換するインビザラインという方法。
1日20時間以上歯に装着して、歯並びを治療していきます。
※治療を行う前には検査を行い、インビザラインでの治療が適しているかを診断します。
■普段通りに食事を楽しむことができる
■部活動やスポーツもほとんど影響なくできる
■目立たないので思いっきり笑顔になれる
透明のマウスピースを装着するので、10代の見た目が気になる時期にはストレスの少ない治療方法です。
生えかけの歯がある場合は、その歯が出てくるためのスペースが設定されたマウスピースが作製されるで、永久歯が完全に生え揃っていない場合であってもインビザラインでの治療は可能です。
乳歯や永久歯がどのような状態かで、様々な治療方法が選択可能なようです。
子供の矯正治療の期間や費用は、ケースバイケース
というように、
一概に子供の歯列矯正と言っても、乳歯がまだ残っているのか、
永久歯にすべて生え変わったのか?
などによって、治療目的も治療方法もまったく違うものになるようです。
なので、期間も費用も、それに合わせて全然違ったものになるでしょう。
なので、何歳から始めたら、何年で終わっていくらかかる、とは言えないようです。
これは大人の歯列矯正でも同じで、人それぞれなのですが、
子供の場合は、さらに細かく期間や状況は区分されるかもしれませんね。
歯列矯正の相談は、信頼できる歯科医院へ
現在、歯列矯正をしている者の視点から、
子供の矯正治療ってどんなものなんだろう?と調べた結果を、
まとめてみました。
ぼく自身、子供のころから歯並びが悪く、
虫歯の治療をするたびに噛み合わせがずれていき、
それによって、体調などにいろいろな影響を受けてきました。
子供のころにこうした歯に対する知識や意識があって、
矯正をしていたらな、と度々思うことがあるので、
他の方にも役に立てばと思い、こうして記事を書いています。
とはいえ、ぼくは一患者でしかないので、
詳しくは信頼できる歯科医院、歯医者さんへ、
問い合わせ、相談されることを強くオススメします。
よい歯並びと噛み合わせで、楽しい毎日を!