歯列矯正中にすきっ歯になってしまった…
歯列矯正したらすきっ歯になったという話をよく聞くけど、大丈夫なの?
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は2022年の春に、およそ4年間続けてきた歯列矯正の治療がすべて完了しました。
その時のことは、こちらに詳しく書きました↓
現在、歯列矯正中のことをいろいろ振り返っている中で、そういえば途中ですきっ歯になって焦ったことがあったなあ、と思い出しました。
そこで今回は、歯列矯正中にすきっ歯になったので、歯医者さんに相談してみたと題して、矯正途中のすきっ歯について、その原因やその後どうなったのかを詳しく解説してみたいと思います。
歯列矯正中にすきっ歯になったので、歯医者さんに相談してみた
歯列矯正中にすきっ歯になってしまったら、ちょっと不安になりますよね。
ずっと、すきっ歯のままなんだろうか…
筆者も、一瞬そんな考えが頭をよぎったので、歯医者さんに相談をしてみました。
結論から言うと、
順調に歯列矯正が進んでいる証拠なので、問題ない
とのことでした。
筆者の歯が、歯列矯正中にすきっ歯になったのは、主に3回くらいありました。
それぞれどんな状況だったか、詳しく解説いたします。
8ヶ月経過時のすきっ歯
歯列矯正中にすきっ歯になったのは、治療を開始して8ヶ月経ったころのこと。
上の写真のように、右上の1番目と2番目の歯の間にかなり大きめの隙間ができました。
筆者の前歯は、実はこの1、2番目を含め3本が差し歯です。
20年近く前に差し歯にしたのですが、その際2番目の歯が、本来あるべき歯よりも小さく作られていたらしいのです。
もともと歯列自体が狭かったので、歯列矯正によってそれが広がったことにより、本来の歯のスペースができたため、結果すきっ歯になったようです。
当然これは狙い通りで、主治医の先生も「このすきっ歯は順調に治療が進んでいる証拠だから安心して」と言っていました。
この時の様子は、こちらの動画でご覧いただけます↓
1年3ヶ月経過時のすきっ歯
続いて歯列矯正中にすきっ歯が目立ってきたのは、1年3ヶ月ほど経ったあたり。
今度は3番目と4番目の歯の間がものすごく広がってきて、上の写真のように舌がすっぽり入ってしまうくらいのすきっ歯になりました。
これは、ひと月前の調整日に、4番目の歯(第一小臼歯)を奥に引っ張る調整(遠心移動)を行った結果で、これにより下の歯との噛み合わせがきちんとできてきた、とのことでした。
主治医の先生いわく、4番目の歯が、下の歯とちゃんとはまるのは、噛み合わせの中でも特に大事なのだそうで、4番目の歯は下顎の位置を固定させる役割があるからなのだそうです。
筆者は歯列矯正以前は本当に噛み合わせがよくなく、どこで噛み合わせていいのか分からない…といつも感じていました。
ですが、こうして歯が本来の位置に戻ってきたことで、今ではすんなり噛み合わせが作れるようになっりました。
この時点では3番目と4番目の歯に隙間ができていますが、次は3番目を奥に動かして2と3番目の間に隙間を作る、というように一本一本歯を動かしていくのだそうです。
歯列矯正中に生まれるすきっ歯というのは、見た目だけ見ると「本当に大丈夫かな?」と思いがちですが、そうしたきちんとした意味があるようです。
この時の様子は、こちらの動画でご覧いただけます↓
1年半経過時のすきっ歯
歯列矯正中のすきっ歯は、その後、治療開始から1年半年経ったころにもありました。
今度は、上の前歯の真ん中に大きな隙間ができました。
このひと月前の調整時に、右の奥3本はもうこれ以上動かないように固定をし、前の歯を後ろに動かす調整をしてもらったのですが、調整日後2、3日してすぐに隙間ができました。
歯が想像以上に早く動いたのでびっくりしました。
主治医の先生が言うには、矯正が始まった最初の頃は骨も歯茎も硬い状態なんだけど、1年半も歯を動かしてきているので、歯や骨、歯茎なども反応しやすくなっているのかもしれない、とのことでした。
スポーツなどと同じで、準備運動やストレッチをすることで、だんだん身体がほぐれていくようなイメージでしょうか。
前歯2本がすきっ歯になったことで、結果的に上と下の真ん中のライン(正中)も、以前より合うようになってきたようです。
この時の動画はこちらです↓
歯列矯正中にすきっ歯になったので、歯医者さんに相談してみた まとめ
以上、歯列矯正中にすきっ歯になったので、歯医者さんに相談してみたというテーマで解説をしました。
歯列矯正中のブラックトライアングルが気になる方も多いと思うのですが、そのことに関しても歯医者さんに詳しく教えてもらったので参考になれば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。