歯肉退縮の原因と予防法|歯列矯正経験者が詳しく解説

歯列矯正のリスク
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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歯肉退縮の原因が知りたい
歯肉退縮にならないためには、どんな予防法がある?

そんな疑問にお答えします。

歯肉退縮の原因

まずは歯肉退縮の原因について、歯医者さん曰く、主に次の4つが多いとのことでした。

①歯肉炎などで歯が弱くなった
②歯磨きのやりすぎ
③食いしばりすぎ
④歯列矯正

順番に詳しく説明いたします。

①歯肉炎などで歯が弱くなった

歯肉退縮の原因の1つ目は、歯肉炎などで歯が弱くなることが挙げられるようです。

歯茎がイキイキとした状態でなくなれば、自然と歯茎も下がりやすくなってしまうからです。

歯肉炎以外にも、虫歯、歯槽膿漏なども、歯茎の健康に大きく関係すると考えていいと思います。

また、体の組織は時間の経過とともに、どうしても新鮮な状態からは遠ざかっていくものなので、年齢というのも歯肉退縮の原因と言えるかもしれません。

②歯磨きのやりすぎ

歯肉退縮の原因2つ目は、歯磨きのやりすぎです。

歯ブラシで、歯と歯茎の境目を強く擦り過ぎて、歯茎がめくれてきたような経験はないでしょうか?

伸びてしまったTシャツの襟元や、靴下のゴムのように、一度緩んでしまったものは、なかなか元には戻りません。

朝晩の歯磨きで、ゴシゴシやりすぎてしまっていませんか?

歯肉退縮になりにくい歯磨きのコツは、ブラシは歯茎から歯に向けて動かすと、歯茎が捲れにくいそうです。

また、力を入れずに、優しくマッサージするように歯や歯茎の表面をなぜるといいようです。

③食いしばりすぎ

歯肉退縮の原因の3つ目は、食いしばりすぎです。

気がつくと、歯をギューッと食いしばっていたりしませんか?

筆者は、実はかつてそうでした。

特に朝目が覚めると、全身に力が入っていて、疲れて目が覚めるような時もあって、食いしばりのせいで舌に歯型がくっきりと付いていたりもしました。

人間の噛む力は数トンにもなると言われいるそうで、そんな力が常にかかっていたら、それは歯茎にとっては大変な負担なわけです。

④歯列矯正

歯肉退縮の原因の4つ目は、歯列矯正です。

歯列矯正をすると必ず歯肉退縮が起こるというわけではなく、そういう場合もあり得るということです。

どんな場合に起こるかと言うと、歯が動いた分だけ歯茎もついてきてくれないと、歯肉退縮になりやすいとのこと。

逆に言うと、歯茎が固まりきってしまっていたり、新陳代謝があまり活発ではなかったりすると、歯茎がついて来ず、歯だけが動いてしまい、それが歯肉退縮になるというわけです。

歯列矯正をすると歯肉退縮になりやすい理由としてもう一つ挙げられるのが、噛む機会が減るということです。

歯列矯正のブラケットとワイヤーをつけていると、噛みにくかったり食後の歯磨きが面倒だったりで、食べる量や回数が減ってきます。

すると、咀嚼をする回数も減ってしまい、つまりは歯に加わる刺激も少なくなるということです。

骨や筋肉は、適切な負荷や刺激を加えることで、成長したり健康な状態を維持したりしています。

例えば、歩くのが健康にいいというのは、足の裏が地面に触れた時に、適度な刺激が足の骨や筋肉、他のあらゆる細胞に伝わって、組織の活性化が促されることも、大きな理由としてあると考えられます。

筋トレもそうですよね。

筋肉を大きくするのためには、それなりの負荷が必要になるわけです。

つまり、噛む回数が減るのは、歯茎にとっては、歩く頻度も筋トレの回数も減ってしまったということです。

その結果、歯茎のみずみずしさも少なくなっていき、歯肉退縮につながると言えそうです。

歯列矯正中にすきっ歯になってくると「これって歯茎が弱ってるってこと?」と心配になったりしませんか?

でもこれには、きちんとした理由があるそうなんです。詳しくはこちらに書きました↓

歯肉退縮の治し方

歯肉退縮の原因の次は、ではどうやったら治るのかについて。

これも歯医者さんに聞いたところ、主に2つの方法が挙げられるそうです。

①下がった歯茎を引き伸ばす

歯肉退縮の治し方の1つ目は、下がった歯茎を引き伸ばす方法があるそうです。

外科手術になるので、施術できる歯科医院は限られるとのことでしたが、そうした技術もあるようです。

②歯茎の移植

歯肉退縮の治し方2つ目は、歯茎の移植をする方法。

下がって歯茎がなくなってしまった部分に、健康的な歯茎を切り取り、持ってくるという手法のようです。

これも、手術が必要なので、どの歯医者さんでもできるわけではないそうですが、治療法として存在しているようです。

歯肉退縮の予防法

歯肉退縮の原因と治し方をお伝えしてきましたが、どうせだったら歯肉退縮にならないのが一番ですよね。

そこで歯肉退縮の予防法についてもご紹介できればと思います。

①よく噛む

歯肉退縮の予防法の1つ目は、よく噛むということです。

原因のところでもお伝えしましたが、噛むことは歯茎の筋トレとも言えるからです。

歯医者さんも「シンプルだけどそれに尽きる」というように言っていましたし、筆者自身も実体験としてそう感じています。

②噛み合わせを重視している歯医者さんを選ぶ

歯肉退縮の予防法の2つ目は、噛み合わせを重視している歯医者さんを選ぶことです。

例えば歯列矯正をする場合に、短期間で矯正ができることを売りにしている場合は、無理な力で歯を動かそうとする場合も多々あるようです。

また虫歯を治療してくれる一般の歯医者さんの場合も、歯の見た目のきれいさを優先している場合は、かえって噛み合わせがズレてしまって、歯茎に負担をかけるという場合もあります。

最近は歯医者さんの数はコンビニよりも多いみたいなので、かえってどこがいいのか迷ってしまいませんか?

下の、自分に合った歯医者さんの見つけ方は、歯列矯正を例に書いていますが、一般の歯医者さんにも共通すると思いますので、ぜひ参考にしてみてください↓

歯肉退縮の原因と予防法|歯列矯正経験者が詳しく解説 まとめ

以上、
歯肉退縮の原因と予防法|歯列矯正経験者が詳しく解説
というテーマで解説しました。

歯肉退縮の原因と予防法に関しては、動画でも詳しくお話ししました↓

筆者の歯肉退縮がどの程度は、こちらの動画が見やすいかと思います↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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