芸能人が裏側矯正を選ぶ理由。滑舌や喋り方への影響はないの?

歯列矯正コラム
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2018年4月より歯列矯正|上下とも表側のワイヤー矯正|歯を抜かない非抜歯矯正|歯並びはもちろん、噛み合わせを重視した歯列矯正の様子を、記録しているブログです|銀座みゆき通りデンタルクリニックにて治療中|YouTubeでも歯列矯正の経過を配信してます

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芸能人が裏側矯正を選ぶ理由が知りたい
裏側矯正って、滑舌や喋り方への影響ってないの?

そんな疑問にお答えしましょう。

筆者は現在、歯列矯正中なのですが、歯にブラケットやワイヤーがくっついてると、やはり滑舌や見た目が気になったりするものなんですよね。

芸能人のみなさんって歯並びのきれいな人が多いけど、矯正装置をつけている人って、ほとんど見かけないですよね。

みんなどうしてるんだろうって、疑問に感じたことはないですか?

そこで今回は、芸能人が裏側矯正を選ぶ理由。滑舌や喋り方への影響はないの?と題して、普通の歯列矯正との違いなどについて、詳しく解説してみたいと思います。

芸能人が裏側矯正を選ぶ理由。滑舌や喋り方への影響はないの?

タイトルにもあるように、芸能人は裏側矯正をすることが多いようです。

裏側矯正は、正式には舌側矯正と呼ばれるそうで、その名の通り、

歯の裏側つまり舌の方にワイヤーを掛ける矯正技術

Wikipedia 舌側矯正

とのこと。

実物はこんな感じ↓

正面からは装置を付けているように見えない舌側矯正|日本舌側矯正歯科学会

裏側矯正をした芸能人

裏側矯正を行った芸能人というと、誰を思い浮かべますか?

ご本人のツイートにもあるように、指原莉乃さんは約2年半、裏側矯正を行っていたそうです。

そして、歯医者さんが指原莉乃さんの裏側矯正について解説している記事を見つけまして、それがとても分かりやすかったので、今回ご紹介したいと思います。

※記事はYahoo!!ニュースに掲載されていたのですが、現在は削除されてしまったようです。

この記事の中で解説されていたのは、中塚美智子さんという歯科医師の方でした。

2018年5月からデイリースポーツ紙上で「ドクター備忘録」という連載をされているようです。

裏側矯正のメリットとデメリット

ではここから、芸能人が裏側矯正を選ぶ理由と、裏側矯正のメリットとデメリットについて、記事を引用しながら詳しく見ていきます。

裏側矯正は目立ちにくい

まず、芸能人が裏側矯正を選ぶ理由は、主に目立ちにくいということが大きいようです。

彼女は歯の裏側に矯正装置を付ける「舌側矯正」を行っていたようです。
舌側矯正は、基本的に矯正装置の存在が外側からわかりません。

筆者は現在、歯の表側に装置とワイヤーをつける、いわゆる通常の表側の矯正を行っています。

これは、歯の唇側に装置をつけるので、唇側(しんそく)矯正と言うそうです。

この治療法により、指原さんのように常に人前に立つようなお仕事をなさっている方も見た目を気にしなくてよくなりました。

特にテレビやステージに立つわけでもない筆者ですら、やはり矯正装置の見た目はすごく気になっていました。(もうすっかり慣れましたが)

なので芸能人となれば、やはり目立つか目立たないかというのは、大きな選択基準の一つになるのだと思います。

滑舌や喋り方への影響

治療開始直後にご自分のお名前である「さしはらりの」の発音をはじめ、滑舌が悪いともつぶやいてらっしゃいましたが、舌の動きが制限されることがあり、特に装置に慣れるまでは起こり得ます。

とあるように、口の中のスペースが狭くなったり、舌が装置に触れやすいので、滑舌や喋り方には、けっこう影響があるようです。

芸能人は、人前でトークしたり歌ったりする機会も多いと思うので、このあたりは少し懸念材料になるのかもしれません。

筆者はむしろ、歯列矯正を始めてから滑舌がよくなったように感じているのですが、それは表側矯正だからでしょうか?

筆者の滑舌がどうなったかは、こちら詳しく書きました↓

裏側矯正は食事がしにくい

装置は薄くなってきているものの、歯の裏側に付くため、食事のしにくさ、かみにくさなどを訴える方もいらっしゃいます。

裏側矯正に用いられる装置は、どんどん改良が進んで、厚みが少なくなってきているようです。

だけど、歯の裏側に装置がついていると、どうしても舌が当たってしまい、そのせいで咀嚼がしにくいのはなかなか避けられないみたいですね。

芸能人は、料理番組や食レポとかの仕事も多いでしょうから、こちらも少なからず影響があるかもしれません。

歯磨きしづらい

装置が見づらいために少し歯磨きが難しくなります

筆者は表側矯正中ですが、鏡を見ながらでも歯磨きはなかなか手こずるのに、装置やワイヤーが見づらい裏側矯正は、その大変さが想像できます。

芸能人は、1日に何度も歯を磨いているようなイメージがあるのですが、その分負担も大きそうです。

裏側矯正は、歯医者も治療がしにくい

ここまで、芸能人が裏側矯正を選ぶ理由と、どんなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介していきました。

ここでもう一つ、裏側矯正を施す歯医者さん側の視点でも、興味深いことが分かりました。

それは、

一般的な表側に装置を付ける矯正治療と比べ、より専門的な知識及び技術が必要。矯正医の中でも対応可能な先生が限られる

日本舌側矯正歯科学会

ということ。

つまり、裏側矯正は歯医者さん側も治療がしにくく、その分、高度な技術が求められるということです。

記事にも、

歯科医師にとっても見づらいため、歯の表側に装置を付ける「唇側矯正」よりも時間がかかります。

と書かれていました。

確かに、のぞきこむようにして見ないとならないので、治療はとてもしにくそうです。

また、

また歯の裏側を舌で触るとデコボコしていますが、その分矯正装置の作り方も特殊で、唇側矯正よりも数十万円程度費用が高くなってしまいます。

とのこと。

つまりは、ブラケットを歯に取り付けること自体が難しく、外れやすいということだと思います。

これは全く思いの至らなかったことなので、歯医者さんならではの視点だなと思いました。

ちなみに、筆者も歯列矯正中に何度かブラケットが外れたことがあります。

その時の様子を、こちらに詳しく書きました↓

芸能人が裏側矯正を選ぶ理由。滑舌や喋り方への影響はないの? まとめ

以上、芸能人が裏側矯正を選ぶ理由。滑舌や喋り方への影響はないの?というテーマで解説しました。

芸能人は歯並びをどうやって治してるのか、不思議に思ったことはないですか?

こちらに詳しく書きました↓

矯正装置は目立ちたくないけど裏側矯正はハードルが高いな…という方は、通常の装置やワイヤーを目立たなくする方法もありますよ↓

指原莉乃さんの矯正前後を比較して見たら、驚くべき変化でした↓

芸能人で、他にもこんな方が矯正を始めたみたいです↓

あえて矯正をしなかった人もいました↓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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