矯正中、口内炎がツラい…
矯正用ワックスで口内炎の悪化が防げると聞いたけど、使い方が知りたい
そんな疑問にお答えしましょう。
筆者は2018年に上下とも表側のワイヤー矯正を開始し、2年3ヶ月で外すことができました。
その間、何度も口内炎には悩まされましたが、いつも矯正用ワックスに助けられていました。
そこで今回は、矯正中の口内炎を防ぐワックスの使い方。ワイヤー矯正経験者が解説と題して、詳しくご紹介できればと思います。
矯正中の口内炎を防ぐワックスの使い方。ワイヤー矯正経験者が解説
歯列矯正用のワックスとは、口内炎が悪化しないようにブラケットを覆って保護をする、粘土のようなものです。
種類や素材はさまざまなものを目にしますが、特にシリコーン樹脂製のものが多いようです。
筆者はワイヤーをつけた日に、歯医者さんから5本ほど入ったものを1セットもらいました。
もしも使い切ってしまったら歯科医院でも購入できると思いますし、ネット通販でもさまざまな種類や色のワックスが売られています↓
そんな歯列矯正用ワックスですが、正しい使い方(付け方と外し方)を歯医者さんに教えてもらったので、詳しくご紹介いたします。
ワックスの付け方
矯正用ワックスは、購入時は4、5cmの棒状になっていますので、指でちぎるなどして適量取り出し、指でコネコネしたり、クルクル丸めます。
指でこねる感触は、柔らかさと弾力のある、水分が少なめのご飯粒のような感じです。
丸めた矯正用ワックスを、口内炎に当たるブラケットを覆うように貼り付けます。
被せる前に、貼り付ける部分の歯や装置の水分を布やティッシュで拭き取っておくのがコツです。
するとワックスがしっかりと装置にくっついて、外れにくくなります。
ワックスは、なるべくブラケットがすっぽりと隠れるように付けていきます。
なので、丸めたワックスを指で潰して平たくしておくと、うまく装置全体に付けやすいです。
あまり薄く伸ばしすぎると、装置が貫通してしまいます。
逆に厚みがありすぎると、今度は口を閉じたりしにくいので、そのあたりはいいバランスを見つけてみてください。
ワックスの取り外し方
続いて矯正用ワックスを歯から取り外す方ですが、特にコツは必要ありません。
ワックスの端を爪で引っ掛けると、ポロッと簡単に剥がせるかと思います。
ワックスの素材はベタベタしているわけではありません。
プラスチック樹脂のような硬さと弾力があるものなので、ワックスの残りがブラケットにくっついて取れない…なんてこともありませんので、誰でもきれいに取り外しができるかと思います。
矯正用ワックス使用中の注意点
矯正用ワックスをブラケットに装着している最中にも、いくつか注意点があるのでご紹介します。
ワックスを飲み込んでしまった…
夜寝ている間、あるいは日中でも、気がついたらワックスが口の中にない…
そんな経験が、2年間の間に何度もありました。
ですが心配無用。
万が一ワックスが剥がれて食べてしまっても無害ですので、安心して下さい
歯科矯正で使用するワックスについて|ほのぼの歯科・矯正歯科
と歯医者さんも言っています。
消化吸収はされないので、そのまま便と一緒に出てくるそうです。
食事中、ワックスはどうするの?
矯正用ワックスは誤って飲み込んでしまっても問題はないはないので、つけたまま食事をしても平気なようです。
食事中は口を動かすので、特に口内炎が痛むので、食事中の方がむしろワックスが必要なようにも感じます。
ですが、筆者もワックスをつけたまま食事をしたことが何度かありますが、食後にワックスが取れてなくなっていることがほとんどでした。
無害だとは分かっていてもあまり飲み込んでしまいたくはなかったので、以降は食事前に外すことが多くなりました。
口内炎ができたけど、矯正用ワックスが手元にない…
ここまで、矯正中に口内炎ができた時のワックスの使い方を詳しくご紹介してきました。
ですが、
口内炎ができた時に限って、手元にワックスがない…
なんてこと、結構多くないですか?
そんな場合は、矯正用ワックスの代替品として、
・入れ歯安定剤
・プラスチック粘土
・キシリトールガム
などが選択肢として考えられます。
こちらに詳しくまとめました↓
また、口内炎対策はワックス以外にも方法があります。
詳しくはこちらをどうぞ↓
矯正用ワックスは、メーカーによって素材も使い勝手も微妙に違いがあるようです。
筆者のおすすめはこちらです↓
矯正中の口内炎を防ぐワックスの使い方。ワイヤー矯正経験者が解説 まとめ
以上、矯正中の口内炎を防ぐワックスの使い方。ワイヤー矯正経験者が解説というテーマでお伝えしました。
頻繁に口内炎ができる人は、口の中を噛む癖がありませんか?
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矯正用ワックスは口内炎だけでなく、カラーゴムの着色を防も防げます。
詳しくはこちら↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。