噛み合わせが良くないことと、体に力が入らないことって、関係があるの?
体に力が入らないのは、もしかしたら噛み合わせのせいなのかな?
そんな疑問にお答えします。
筆者は、2018年4月に歯列矯正をはじめ、2年3ヶ月後にワイヤーと装置を外すことができました。
その時の様子はこちら↓
歯列矯正を2年以上してみて、気づいたことがありまして、それは、これまで体に力が入らないような感覚があったのは、実は噛み合わせのせいだったんだな、ということです。
そこで今回は、
噛み合わせが悪いと体に力が入らないのはなぜか?歯列矯正経験者が解説
と題して、噛み合わせと体の関係について、詳しく解説いたします。
噛み合わせが悪いと体に力が入らないのはなぜか?歯列矯正経験者が解説
噛み合わせがよくないと、なぜ体に力が入らないのか?
結論から言うと、噛み合わせというのは、足の裏と同じようなものだからです。
噛み合わせ=足の裏ってどういうこと?
それと、体に力がはいらないのと、どういう関係があるの?
と思われたかもしれないので、順番に詳しく説明していきます。
噛み合わせ=足の裏
噛み合わせがよくないと、体に力が入らない理由は、地面と足の裏の関係を想像してみると分かりやすいです。
足の裏は地面と常に接していますが、同じように、歯も、上の歯と下の歯が常に噛み合わさっているわけです。
つまり、噛み合わせが良くないということは、足の小指側しか地面に着けていなかったり、つま先だけで歩いているようなもの。
実際に筆者は、歯列矯正する前は、噛み合わせがとても悪く、一体どこで噛んだらいいのか分からない状態でした。
その頃を振り返ると、そういえば、足の裏も地面をちゃんと踏みしめられてるという感覚がなかったように思います。
だから筆者は、子どものころからスポーツがすごく苦手でした。
おそらく、噛み合わせがよくなかったので、食いしばることができず、身体をうまく動かせなかったんでしょう。
歯列矯正をして、きちんとした噛み合わせになった現在は、しっかり食いしばることができ、体にも力が入り、体を動かすのが楽しくなりました。
ちょっと想像してみてください。
もしも一日中、つま先立ちで立ち続けたり、歩かなければならないとしたら、すぐに疲れちゃうだろうし、身体のいろいろな部分に、負担がかかってしまいますよね。
噛み合わせがよくないというのは、口元で、それと同じことが起きているということです。
歯にかかる力
噛み合わせがよくないと、体に力が入らない理由としてもう一つ言えるのは、歯にはものすごい力がかかっているということが挙げられます。
一説によると、噛むときに歯にかかる力は、自分の体重と同じくらいなんだそうです。
体重50kgの人だったら、歯にも50kgの力が。
体重100kgの人だったら、100kgが。
瞬間的に食いしばった場合には、さらに強い圧力がかかるそうです。
きちんとした噛み合わせがあると、一本一本にかかる力を分散させてくれているので、しっかり食いしばることができ、全身に力を入れるということができます。
しかし逆に、噛み合わせがよくない場合は、一部分の歯にだけ圧力がかかってしまい、食いしばることができず、結果体に力が入らない、ということが起きるわけです。
噛み合わせと体の関係を実感する方法
噛み合わせが悪いと体に力が入らない、逆にきちんとした噛み合わせがあると、体に力が入る、ということを、体感するおすすめの方法があります。
ぜひ、裸足で土の上を歩いてみてください。
裸足で直接地面の上を歩くと、足の裏がぴったり地面にフィットする感覚が味わえます。
それが、本来のきちんとした噛み合わせで、上の歯と下の歯がしっかりと噛むことができている感覚と、とてもよく似ているんです。
おそらく、噛み合わせが悪くて、ふだん体に力が入らないという人は、いつもと違う感覚が味わえると思います。
足元が安定するだけで、こんなに体に力が入るものなのかと。
筆者も、歯列矯正前の噛み合わせが悪い時に、その感覚を味わって、驚いた経験があります。
そしてそれが、歯列矯正しようという気持ちに、大きく傾いたきっかけにもなりました。
歯列矯正前の検査で、歯型を取って噛み合わせを調べてもらった時の様子は、こちらに詳しく書きました↓
噛み合わせが悪いと体に力が入らないのはなぜか?歯列矯正経験者が解説 まとめ
以上、噛み合わせが悪いと体に力が入らないのはなぜか?歯列矯正経験者が解説というテーマで解説をしました。
いつもよく分からないストレスを抱えているという人は、噛み合わせを知べてみるといいかもです。
理由はこちらに詳しく書きました↓
筆者が噛み合わせの検査をした時の様子は、こちら↓
前歯が当たらず体に力が入らない噛み合わせを治した意外な方法は、こちらをどうぞ↓
前歯と下の歯が当たってしまう噛み合わせの方は、こちらが参考になれば↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。